ドイツ語Ⅱ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ドイツ語Ⅱ
科目番号 R04E512 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 大薗正彦 ほか『CD付きドイツ語ベーシック・コース(改訂版)Grundstufe Deutsch — verbesserte Ausgabe』三修社
担当教員 小関 康平

到達目標

(1) ドイツ語が正確に発音できる. (口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)
(2) ドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文を理解できる.(口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)
(3) ドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができる.(口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ドイツ語が正確に発音できる.ドイツ語がほぼ正確に発音できる.ドイツ語が正確に発音できない
評価項目2ドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文を充分理解できるドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文をほぼ理解できるドイツ語の初級文法の基礎を習得せず,平易なドイツ語文を充分理解できない
評価項目3ドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができるドイツ語を用いて初歩的な会話表現がほぼできるドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本科目は,これまでにドイツ語を体系的に学修したことがない学生が,入門的なドイツ語の能力,及び,(補完的に)ドイツ事情に関する基礎知識を習得することを目的としている.ドイツ語を公用語とする国家は,ドイツ,オーストリア,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク,スイス,ベルギーであるが,これら以外にもドイツ語が使用されている地域は,ヨーロッパに広く存在している.
 ドイツ語は,英語とともにゲルマン語派に属し,英単語とスペリングを同じくするドイツ語単語も少なからずあり,また,文法規則に忠実な運用がなされていて,かかる文法規則に対する例外事項は少なく,そうした意味において,比較的学びやすい第二外国語であるといえる.さらに,ドイツは,ヨーロッパでは,英語圏に次いで書籍発行部数の多い国であり(世界87カ国調査では6位),ドイツ語を習得することは,より多くの知識・情報に接する機会をつくることに繋がるであろう.くわえて,ドイツは,欧州議会における議員数も最多であって,ヨーロッパにおいて今なお強い発言力を有しており,そうした意味においても,ドイツ語の習得は,国際人として大きなアドヴァンテージとなりうる.
 本科目では,以上のような特長をもつドイツ語(及びドイツ事情)の学修を通じて,ひいては学生諸君の国際性の涵養を図ることも目指している.

授業の進め方・方法:
ドイツ語の発音・文法・会話表現などに関する解説を行った上で,講義のなかで実施される口頭練習,練習問題・課題,小テストなどを通じて,初歩的なドイツ語力の定着を図る.

(事前学習)教材が事前提示されている場合には,次回の学修予定事項について,少なくとも語彙の意味を調べる程度のことはしておくこと.
注意点:
(履修上の注意)独和辞典を用意すると学修が進めやすいでしょう.
(自学上の注意)復習を中心に行うこと.

評価

【総合評価及び単位取得の条件】原則として定期試験の平均を総合評価の80%とし,平常点を総合評価の20%として,これらを合算したときの評点が60点以上である場合に合格とします.なお,その際の平常点の算定根拠は,練習問題,課題,口頭練習,小テスト,受講態度等であり、これらを総合考慮して算定します.
  定期試験の平均(80%)+平常点(20%)=総合評価

【再試験】原則として実施しない.但し,定期試験の評点及び平常点等を総合的に審査した結果,再試験において及第する見込みがあると認められた者について,科目担当者における本科目及び他科目の運営並びにその他の業務遂行に支障をきたさない範囲で,極めて例外的に実施することがありうる.詳細は開講後に問合せに応じて適宜案内する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 人称代名詞(1)格変化/
ドイツ事情(13)
人称代名詞の格変化が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
2週 人称代名詞(2)用法・語順/
ドイツ事情(14)
人称代名詞の基本用法が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
3週 前置詞(1)2格,3格,4格支配/
ドイツ事情(15)
前置詞の格支配の基本用法が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
4週 前置詞(2)3,4格支配/
ドイツ事情(16)
注意すべき前置詞の用法が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
5週 話法の助動詞(1)現在人称変化・構文/
ドイツ事情(17)
ドイツ語の助動詞の人称変化と基本構文が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
6週 話法の助動詞(2)意味・用法/
ドイツ事情(18)
注意すべき助動詞の意味と用法が理解でき会話ができる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
7週 分離動詞/
ドイツ事情(19)
分離動詞の基本構文が理解でき簡単な会話ができる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
8週 接続詞・副文/
ドイツ事情(20)/
中間総括と補遺
従属の接続詞の用法と副文構文が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる./
前期中間試験までの学修内容を理解できる.
4thQ
9週 後期中間試験 目的・到達目標1/2/3
10週 後期中間試験の解説
間接疑問文/
ドイツ事情(21)
前期中間試験までの学修内容を理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる./
間接疑問の用法が理解できる.
11週 再帰動詞/
ドイツ事情(22)
再帰動詞と再帰代名詞の基本用法が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
12週 動詞の三基本形,過去形/
ドイツ事情(23)
動詞の三基本形と過去形の基本構文が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
13週 現在完了(1)/
ドイツ事情(24)
ドイツ語の現在完了の基本構文と用法が理解できる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
14週 現在完了(2)/
ドイツ事情(25)
全体総括と補遺
注意すべき現在完了の用法が理解でき,現在完了を用いた会話表現ができる./
講義で扱ったドイツ事情について理解できる./
後期期末試験までの学修内容を理解できる.
15週 後期期末試験 目的・到達目標1/2/3
16週 後期期末試験の解説 後期期末試験までの学修内容を理解できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常点(練習問題,課題,口頭練習,小テスト,授業に対する貢献度その他一切)合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000