英語ⅡA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語ⅡA
科目番号 R05E209 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (新規教科書)Skyward 総合英語 Intensive Skills in 30 Lessons(桐原書店) ,Reading Engine Book 1 (桐原書店),Pair & Share 3 (いいずな書店)
(継続使用教材)Skyward総合英語(桐原書店),必携英単語LEAP(数研出版)
担当教員 川野 泰崇

到達目標

(1)コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.(小テスト,定期試験)
(2)日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.(課題・タスク,定期試験)
(3)英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.(定期試験)
(4)日常場面に見られるやり取りや文章を適切に理解することができる.(定期試験,TOEIC Bridge L&R)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標様々な文法や語彙が知識として定着しており,即座に必要な表現を引き出している.学習した語彙・文法を概ね理解しており,適宜運用している.学習した語彙・文法が知識として定着していない.
到達目標(2)の評価指標日常に関する話題について自分の経験や知識・意見について自ら話題を深掘りして伝えている.日常に関する話題について自分の経験や知識・意見について自ら話題を深掘りして伝えることができる.日常に関する話題について自分の経験や知識・意見について沈黙や日本語の使用が多く見られる.
到達目標(3)の評価指標複雑な英文構造についても正確に理解している.一部英文構造が分析できていないものの文意を概ね理解している.文意をほとんど理解していない.
到達目標(4)の評価指標日常場面に見られる様々なやり取りや多様な文章に対して概要や要点を正確に理解している.日常場面に見られる様々なやり取りや多様な文章に対して必要な情報を概ね理解している.日常場面に見られる様々なやり取りや多様な文章に対して断片的にしか理解していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
1年次からの継続展開として,文法・語彙知識の定着を図り,コミュニケーション活動の中で積極的に運用をしていく.個人でできる学習は家庭で行うことを基本とし,授業ではペアワークや発表活動に重点を置く.英検を模したコミュニケーション活動や精読トレーニングなどを行いながら実践的なスキルを身に着けていく.定期試験の他に,客観的な英語力の指標としてTOEIC Bridge Listening & Reading IPテストを1月頃(予定)に実施する.
授業の進め方・方法:
授業は,(1)小テスト (2) コミュニケーション活動 (3) 文法問題演習・精読・リスニングトレーニングの順に行う.必要に応じて別途タスクを設ける.(1)については,必携英単語LEAPから「授業計画」に示した範囲より問題を出題する.(2)については,話すことのやり取りの活動および書くことの活動を中心に自己の体験や知識・意見を英語で伝え合う練習を行う.(3)の文法問題演習については,予習段階で理解できなかった箇所を中心に説明を施すことで疑問点の解明を目指す。その後,例文暗唱を行い文法知識を活用レベルまで高めていく.また,(3)の精読・リスニングトレーニングについては,問題演習後,速音読,シャドーイング,ディクテーション,サイトトランスレーションなどの活動を行いながらリーディング・リスニングの技能向上を図る.

(事前学習)
(1) 文法参考書『SKYWARD』を熟読し,その後ワークブック『Intensive English Skills 30 Lessons』に取り組む.解答はMicrosoft FORMS上で行い授業までに提出する.ワークブックで自力では解けない箇所は空欄のままで良い.
(2)『Reading Engine』は本冊の「Sentences to Paragraphs」と「Overview」の問題を別冊「サブノート」に書き込んでおく.
(3) 単語帳『必携英単語LEAP』は,小テストに向けて各自で取り組む.正しい発音で覚えること.アプリ「数研Library」でも学習可能.
(4) 定期的に音読課題に取り組む.
注意点:
(履修上の注意)
(1)予習を前提とする.予習をしていない場合は,「課題・タスク」から減点する.(2)欠席した場合(公欠も同様),その回の小テストは「0点」として評価する.後日,授業担当者に申告をし再試験を受けること.(3)夏季休暇中に課題を設ける.
(4)イングリッシュルームの参加や英語集中セミナーなど校内で実施している英語講座への参加や外部資格試験の受験など課外学習に積極的に取り組むこと.
(自学上の注意)
(1) 英語力の向上に向け,本文は必ずモデル音声を確認しながら音読・シャドーイング練習を繰り返し行うこと.(2) 語彙や文法は付属アプリを活用して定着を図ること.(3) 授業以外でも日ごろから英語学習(資格試験や語学番組などの活用)に励むこと.(4) 英語資格試験の面接対応,自主学習上の質問,および学習相談などあれば遠慮せずに相談すること.Teams上でも受け付けるが返信には日数がかかるため,急を要する場合は研究室に立ち寄ること.

評価

(総合評価)
総合評価 =(4回の定期試験の総合点を50点満点で換算した際の得点)+(小テスト・課題・タスクの総合点を30点満点で換算した際の得点)+(TOEIC Bridgeのスコアを英語科独自のスコア対応表に基づき20点満点で換算した際の得点)
(単位修得の条件)
総合評価の60点以上とする.
(再試験について)
総合評価60点未満の学生に対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション
事前準備
・授業方法,評価方法,教科書等について理解する.
2週 単語テスト①(1101-1155)
Reading Engine Unit 1
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
3週 単語テスト②(1156-1205)
Skyward Lesson 1-3
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・時制に関する表現が運用できる.
4週 単語テスト③(1206-1253)
Reading Engine Unit 2
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
5週 単語テスト④(1254-1299)
Skyward Lesson 4-6
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・時制・助動詞に関する表現が運用できる.
6週 単語テスト⑤(1300-1348)
Reading Engine Unit 3
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
7週 単語テスト⑥(1349-1400)
Skyward Lesson 7-9
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・助動詞・受動態に関する表現が運用できる.
8週 単語テスト⑦(1101-1400)
・コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
到達目標(1)~(4)
10週 単語テスト⑧(1401-1456)
Reading Engine Unit 4
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
11週 単語テスト⑨(1457-1513)
Skyward Lesson 10-12
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・不定詞に関する表現が運用できる.
12週 単語テスト⑩(1514-1566)
Reading Engine Unit 5
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
13週 単語テスト⑪(1567-1619)
Skyward Lesson 13-15
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・動名詞と分詞に関する表現が運用できる.
14週 単語テスト⑫(1401-1619)
・コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.
15週 前期末試験 到達目標(1)~(4)
16週 Follow-up演習・学習指導
後期
3rdQ
1週 単語テスト⑬(401-1000)
Reading Engine Unit 6
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
2週 単語テスト⑭(1620-1677)
Skyward Lesson 16-18
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・関係詞・比較に関する表現が運用できる.
3週 単語テスト⑮(1678-1731)
Reading Engine Unit 7
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
4週 単語テスト⑯(1732-1782)
Skyward Lesson 19-21
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・比較・仮定法・否定文・疑問文が運用できる.
5週 単語テスト⑰(1783-1833)
Reading Engine Unit 8
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
6週 単語テスト⑱(1834-1879)
Skyward Lesson 22-25
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・疑問詞や動詞・形容詞の働きを理解することができる.
7週 単語テスト⑲(1880-1935)
Reading Engine Unit 9
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
8週 単語テスト⑳(1620-1935)
・コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.
4thQ
9週 後期中間試験 到達目標(1)~(4)
10週 語彙サイズ診断テスト
・コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.
11週 TOEIC Bridge L&R 問題演習 ・日常場面に見られるやり取りや文章を適切に理解することができる.
12週 単語テスト㉑(1-198)
Skyward Lesson 26-29
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・形容詞・副詞・接続詞の働きと用法について理解する.
13週 単語テスト㉔(198-400)
Reading Engine Unit 10
・日常に関する話題について英語で自分の経験や知識・意見を伝えることができる.
・英文構造を分析し正確に必要な情報を理解することができる.
14週 単語テスト㉕(1-400)
・コミュニケーションの基礎となる文法や語彙を適切に運用できる.
15週 学年末試験 到達目標(1)~(4)
16週 Follow-up演習・学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前3,前5,前7,前11,前13,後2,後4,後6,後11,後12
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前4,前6,前10,前12,後1,後3,後5,後7,後11,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前8,前14,後8,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後12,後13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後12,後13
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前4,前6,前10,前12,後1,後3,後5,後7,後11,後13
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前4,前6,前10,前12,後1,後3,後5,後7,後11,後13
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前8,前14,後8,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前4,前6,前10,前12,後1,後3,後5,後7,後11,後13
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後12,後13

評価割合

定期試験課題・タスク・小テストTOEIC Bridge L&R合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000