資格英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 資格英語Ⅱ
科目番号 R06E510 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 BEST PRACTICE FOR THE TOEIC L&R TEST ADVANCED(成美堂)
DataBase TOEIC L&Rテスト最強単語&フレーズ(桐原書店)
英和辞書(各自持っているものを持参)
担当教員 野間 由梨花

到達目標

(1) TOEICの問題形式に慣れ,効率的に解答することができる.(定期試験)
(2) TOEIC頻出語句を運用し,基本的な文法事項について説明することができる.(課題,小テスト)
(3) 日常生活およびビジネスの場面でみられるやり取りや文章を適切に理解することができる.(定期試験)
(4) 日常およびビジネスに関する話題について英語で伝えることができる.(課題)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1問題の意図を把握し,語彙・文法の知識を用いて適切な解答を即座に導き出せる.問題の意図を把握し,適切な解答を導き出せる.問題の意図が把握できておらず,適切な解答が導き出すことができない.
評価項目2試験頻出単語および基本的な文法事項を理解し,解答のポイントを論理的に説明できる.試験頻出単語および基本的な文法事項を理解し,解答のポイントを概ね説明できる.試験頻出単語および基本的な文法事項を理解できていない.
評価項目3日常生活やビジネスの場面でみられるやり取りや文章を適切に理解できる.日常生活やビジネスの場面でみられるやり取りや文章を概ね理解できる.日常生活やビジネスの場面でみられるやり取りや文章を理解するのができない.
評価項目4日常生活やビジネスに関する話題について英語で伝えることができる.日常生活やビジネスに関する話題について英語で概ね伝えることができる.日常生活やビジネスに関する話題について英語で伝えることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEICはビジネスに関連する事項だけでなく,日常生活における身近な事柄も含む様々なコミュニケーション能力を測る目的がある.近年は英語力を必要とする企業が増え,就職活動時や就職後にもスコアを求める企業が増加している.本授業では試験の形式に慣れ,英語力の向上とTOEICスコア600点以上の獲得を目標としている.また,授業内ではTOEIC以外にも英検や他の資格試験にも対応できるようスピーキング活動にも積極的に取り組み,様々なアクティビティを通してTOEICのスコアアップだけでなく,総合的な英語力の向上を図る.
授業の進め方・方法:
授業の進め方は、授業前半に学生が予習課題として取り組んだ教科書の問題についての解説を行い,TOEICの試験問題に解答する際のポイントを指摘する.授業後半にはTOEIC形式の問題に慣れるため,パートごとに準じたアクティビティを実施する.問題形式を理解することで,実際の試験で瞬時に問題の特徴を見抜き効率よく解答できるよう練習をする.また,受講者は積極的にTOEICを含む資格試験に挑戦することを推奨する.

(事前学習)
・単語テストは定期的に行う.範囲及び実施日程は,初回授業では配布するスケジュールに記載するので,計画的に取り組んでおくこと.
・授業前日までに教科書の指定された範囲を学習し,Formsを通して解答を提出する.初回授業後に後期分の解答フォームをTeamsに公開するので,早めに回答を済ませても良い.

(事後学習)
・学習した語彙やフレーズや解答する際のポイントを踏まえ,積極的に他の問題集なども活用し演習すること.

(課題)
・個人またはペア(グループ)で,TOEIC形式の問題を作成し発表するなどの活動を予定している.
注意点:
・単語帳は4年次に使用していた『DataBase TOEIC L&Rテスト最強単語&フレーズ』を引き続き使用する.
・予習復習は必須である.すでに500点前後のスコアを獲得している学生は,より高いスコアを目指して日々英語に触れることを期待する.
・問題の解説等は適宜行うが,授業はアクティビティを中心に進めるので積極的な参加が求められる.

評価

総合評価=定期試験(2回)70% +小テスト 15% +課題 15% 
(単位修得の条件)
総合評価60点を合格とする.
(再試験について)
総合成績が60点に満たない者に対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要説明
オリエンテーション
使用テキストの確認,説明,授業についての説明等

2週 TOEIC模擬テスト TOEICハーフ模試の実施
3週 Unit 8 ・自動詞と他動詞を理解し,運用することができる.
・銀行や郵便に関する単語やフレーズを理解できる.
4週 Unit 9 ・接尾辞と形容詞を理解し,運用することができる.
・品物に関する単語やフレーズを理解できる.
5週 Unit 8~Unit 9 Review ・TOEIC形式の問題を理解し,論理的に解答できる.
6週 Unit 10 ・接尾辞や副詞を理解し,運用することができる.
・旅行に関する単語やフレーズを理解できる.
7週 Unit 11 ・分詞構文を理解し,運用することができる.
・日常生活に関する単語やフレーズを理解できる.
8週 Unit 10~Unit 11 Review ・TOEIC形式の問題を理解し,論理的に解答できる.
4thQ
9週 後期中間テスト 到達目標(1)~(3)
10週 Unit 12 ・比較を理解し,運用することができる.
・就職に関する単語やフレーズを理解できる.
11週 Unit 13 ・受動態を理解し,運用することができる.
・買い物に関する単語やフレーズを理解できる.
12週 Unit 14 ・関係代名詞を理解し,運用することができる.
・教育に関する単語やフレーズを理解できる.
13週 Unit 12~Unit 14 Review ・TOEIC形式の問題を理解し,論理的に解答できる.
14週 後期の総復習 ・後期期間中に学習した内容を理解している
15週 後期期末テスト 到達目標(1)~(3)
16週 学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト課題合計
総合評価割合701515100
基礎的能力701515100
専門的能力0000