情報処理

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電気電子工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 (教科書)定平 誠,例題35+演習問題65でしっかり学ぶ Word/Excel/PowerPoint標準テキストWindows10/Office2016対応版,技術評論社/(参考書)柴田望洋,「新・明解C言語 入門編」,SOFTBANK
担当教員 辻 繁樹

到達目標

(1) パソコンの基本的な操作を身に付ける.(前期中間試験)
(2) 基礎的なプログラミングを習得する.(前期中間試験,前期末試験,後期中間試験)
(3) ロボット製作や発表を通じて,問題解決能力やコミュニケーション能力を身に付ける.(後期レポート,発表会)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1パソコンの基本的操作について十分理解し、活用できているパソコンの基本的操作を理解しているパソコンの基本的操作を理解していない
評価項目2基礎的なプログラミングを習得し、十分活用できている基礎的なプログラミングを習得している基礎的なプログラミングを習得できていない
評価項目3ロボット製作を通じて、問題解決力やコミュニケーション能力を十分みにつけているロボット製作を通じて、問題解決力やコミュニケーション能力をみにつけているロボット製作を通じて、問題解決力やコミュニケーション能力を十分にみにつけていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期は,パソコンの基本的な操作方法を身に付け,ワープロや表計算の使い方を勉強する.さらにC言語の基礎を勉強する.後期はLego Mindstormsを用いたロボットの製作とNXC言語によるプログラミングを行う.ハードウェアとソフトウェアのそれぞれを工夫することによって,学生は様々な形と動きを持ったロボットを製作することができる.


(科目情報)
授業時間 83.25時間
関連科目 プログラミング,アルゴリズム,コンピュータ
授業の進め方・方法:
前期は,パソコンの基本的な操作方法を身に付け,ワープロや表計算の使い方を勉強する.さらにC言語の基礎を勉強する.これらは学習サイトを用いた独習スタイルで行う.後期はLego Mindstormsを用いたロボットの製作とNXC言語によるプログラミングを行う.ハードウェアとソフトウェアのそれぞれを工夫することによって,学生は様々な形と動きを持ったロボットを製作することができる.最後に、グループ製作を行うことで,学んだ知識と技術を応用する力を身につけ,またプレゼンテーション能力を高める.

(課題提出について)
レポートをすべて提出することを単位取得の条件とする

(再試験について)
再試験は,総合評価が60点に満たない者に対して実施する.再試験の受験資格は,通過テスト(前期)にすべて合格し,かつレポート(後期)を全て提出した者に与える.
注意点:
(履修上の注意)
C言語については1年後期以降卒業するまで関連授業等で取り扱うので,分からないところがあれば,すぐに解決しておくこと.

(自学上の注意)
放課後等を使い積極的に自学自習を行うこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 (1)パソコンの基本的な操作
情報演習室の説明と学習サイトの説明
文字入力とファイル操作
単語や文章の入力と変換や入力文字の編集を習得する.
メールを活用することができる.
ファイルとフォルダを操作できる.
2週 (2)文書作成
(3)表計算
(4)説明資料作成
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
3週 (2)文書作成
(3)表計算
(4)説明資料作成
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
4週 (2)文書作成
(3)表計算
(4)説明資料作成
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
5週 (2)文書作成
(3)表計算
(4)説明資料作成"
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
6週 (5)C言語の基礎1 プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
7週 (6)C言語の基礎2 プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
8週 (7)定数と変数 プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解答と解説

(8)演算と型
(9)条件判断文
(10)繰り返し文
(11)配列
分岐処理と条件式について理解する.
条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる.
制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる.
配列を用いたプログラムを作成できる.
11週 (8)演算と型
(9)条件判断文
(10)繰り返し文
(11)配列
分岐処理と条件式について理解する.
条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる.
制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる.
配列を用いたプログラムを作成できる.
12週 (8)演算と型
(9)条件判断文
(10)繰り返し文
(11)配列
分岐処理と条件式について理解する.
条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる.
制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる.
配列を用いたプログラムを作成できる.
13週 (8)演算と型
(9)条件判断文
(10)繰り返し文
(11)配列
分岐処理と条件式について理解する.
条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる.
制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる.
配列を用いたプログラムを作成できる.
14週 (8)演算と型
(9)条件判断文
(10)繰り返し文
(11)配列
分岐処理と条件式について理解する.
条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる.
制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる.
配列を用いたプログラムを作成できる.
15週 前期末試験
16週 前期末試験解説(45分)
後期
3rdQ
1週 レゴマインドストーム
(1)ブロックの組立
ブロックを組みたて,NXC言語によるプログラミングができる
2週 (2)NXC言語 ブロックを組みたて,NXC言語によるプログラミングができる
3週 (3)センサ 各種センサを使ったロボットを製作できる.
4週 (4)ライントレーサ(1) 簡素なライントレース・ロボットを製作できる.
5週 (5)ライントレーサ(2 簡素なライントレース・ロボットを製作できる.
6週 (6)並列処理 並列処理の仕組みを理解できる.
7週 (7)無線通信 2つのロボット間での通信ができる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の解答と解説

グループ製作
(1)グループ決め,企画書作成
グループで協力して自由課題制作を行うことができる
10週 (2)企画書チェック,製作 グループで協力して自由課題制作を行うことができる
11週 (3)製作 グループで協力して自由課題制作を行うことができる
12週 (3)製作 グループで協力して自由課題制作を行うことができる
13週 (4)発表会 発表資料を作成し製作したロボットを発表できる.
14週 (5)レポート作成,後片付け
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合6010100020100
基礎的能力0000000
専門的能力6010100020100
分野横断的能力0000000