デザイン実習

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 デザイン実習
科目番号 1432 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 (教科書)本校教員作成の実験指導書/(参考図書)なし
担当教員 本田 久平

到達目標

(1) グループ討議において他人の意見を聞き,自分の意見を理解させることができる.(活動記録)
(2) 問題解決を分担化し,自らの分担を見定めて行動できる.(相互評価,取り組み状況)
(3) アイデアをイメージして,その結果を得る方法をデザインし,期限内に形にすることができる.(製作作品)
(4) 作品の特徴を効果的にアピールできる.(プレゼンテーション,レポート)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グループ討議において他人の意見を聞き,自分の意見を理解させることができるグループ討議において他人の意見を聞き,自分の意見を理解させることができるグループ討議において他人の意見を聞き,自分の意見を理解させることができない
評価項目2問題解決を分担化し,自らの分担を見定めて行動できる問題解決を分担化し,自らの分担を見定めて行動できる問題解決を分担化し,自らの分担を見定めて行動できない
評価項目3アイデアをイメージして,その結果を得る方法をデザインし,期限内に形にすることができるアイデアをイメージして,その結果を得る方法をデザインし,期限内に形にすることができるアイデアをイメージして,その結果を得る方法をデザインし,期限内に形にすることができない
評価項目4作品の特徴を効果的にアピールできる作品の特徴を効果的にアピールできる作品の特徴を効果的にアピールできない

学科の到達目標項目との関係

種々の科学,技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 JABEE基準1(2)(e) 説明 閉じる
チームで仕事をするための能力 JABEE基準1(2)(i) 説明 閉じる
探究心、分析力、イメージ力、デザイン能力を身につける 大分高専学習教育目標(D1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
グループで協力しながら与えられた課題に挑む.グループで構想を練った企画を,電気電子情報に関する複合的な技術と知識を統合して,決められた制約条件の下で現実のものとする.実験の始め10分程度教員を含めたグループ討議をする.週ごとに学生は活動記録を教員に提出することとする.今年度の課題は最初の授業で発表する.

(科目情報)
教育プログラム第2学年 ◎科目
授業時間 39時間
関連科目 工学実験Ⅲ,工学実験Ⅳ,校外実習,卒業研究,プロジェクト実験Ⅰ(専攻科)
授業の進め方・方法:
グループで作成するものを決定し,役割分担やスケジューリングをしながら,ものづくりを行っていく.

達成目標(1)~(4)について活動記録, 相互評価,取り組み状況,製作作品,レポート,プレゼンテーションで評価する.総合評価は,活動記録15点,相互評価10点,取り組み状況10点,製作作品25点,レポート20点,プレゼンテーション20点の配点で行う.各個人について特別な理由を除き欠課1回(2コマ)に付き1点を減じる.総合評価が60点以上を合格とする.

(再試験について)
原則として,再試験は実施しない.
注意点:
(履修上の注意)
計画的に製作に取り掛かることが重要である.工程管理をしっかり行うこと.時間外の活動があれば,活動記録に記録すること.

(自学上の注意)
製作に必要な基礎知識は勉強してくること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明,アイデア創出 ・グループで討議し構想を練る.各グループは2~6人から構成されるものとする.
2週 アイデア発表 ・設計製作の前にアイデアの発表を行う.
3週 討議,設計,製作 ・役割分担を決め,設計製作に取り掛かる.
4週 討議,設計,製作 ・設計製作に入ってからも,本実験における設計製作に必要な基礎的な事項について適宜実習を行う.
5週 討議,設計,製作 ・PIC電子回路設計,制御ソフトウェア設計,シミュレーション,試作機開発,機能確認,デバッグといった基礎を個別に習得する.
6週 討議,設計,製作 ・PIC電子回路設計,制御ソフトウェア設計,シミュレーション,試作機開発,機能確認,デバッグといった基礎を個別に習得する.
7週 討議,設計,製作 ・PIC電子回路設計,制御ソフトウェア設計,シミュレーション,試作機開発,機能確認,デバッグといった基礎を個別に習得する.
8週 中間審査 ・PIC電子回路設計,制御ソフトウェア設計,シミュレーション,試作機開発,機能確認,デバッグといった基礎を個別に習得する.
2ndQ
9週 (前期中間試験)
10週 討議,設計,製作 ・オープンキャンパスやロボコンなどの学内外のイベントで公開できるレベルの作品の製作を行う.
11週 討議,設計,製作 ・オープンキャンパスやロボコンなどの学内外のイベントで公開できるレベルの作品の製作を行う.
12週 作品発表会 ・作品を展示公開し,プレゼンテーションツールを用いて作品に関する説明を行う.
13週 プレゼンテーション ・作品を展示公開し,プレゼンテーションツールを用いて作品に関する説明を行う.
14週 まとめ ・作品を展示公開し,プレゼンテーションツールを用いて作品に関する説明を行う.
15週 (前期期末試験)
16週 (前期期末試験の解説)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

作品発表相互評価取組状況活動記録レポート合計
総合評価割合252010101520100
基礎的能力0000000
専門的能力252010101520100
分野横断的能力0000000