到達目標
各種エネルギーのうち,電力は現代社会を支えるエネルギーとして極めて重要なものである.この電力の発生,変換,輸送,消費及び運用(電力工学)に関しては,電気・機械関係の各種理論,生産技術が駆使されており,また従来からその時代の最新技術が導入されて来ている.本講義では,電力工学のうち電力系統構成・運用の概要を示すとともに,特に各種発電設備についてその設備構成と機能を学ぶ.また感電など安全についての知見に触れる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できる | 本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できる | 本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各種エネルギーのうち,電力は現代社会を支えるエネルギーとして極めて重要なものである.この電力の発生,変換,輸送,消費及び運用(電力工学)に関しては,電気・機械関係の各種理論,生産技術が駆使されており,また従来からその時代の最新技術が導入されて来ている.本講義では,電力工学のうち電力系統構成・運用の概要を示すとともに,特に各種発電設備についてその設備構成と機能を学ぶ.また感電など安全についての知見に触れる
授業の進め方・方法:
達成目標,総合評価について2回の定期試験及びレポートで評価する.
総合評価が60点以上を合格とする.
必要に応じて再試験を実施する.
注意点:
発電工学,変電工学に関する教科書の解説のみでなく,実際の発電所,変電所の資料や最新技術の紹介などを通して,発変電工学に関する基 本的知識の習得を図る.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.電気エネルギーの供給(1) |
○エネルギー資源と電力 ○電力供給システム ○電力技術と環境問題
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2週 |
電気エネルギーの供給(2) |
○エネルギー資源と電力 ○電力供給システム ○電力技術と環境問題
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3週 |
火力発電 |
○熱力学,ボイラー,タービン ○環境対策
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4週 |
設備見学 |
○発電所、変電所等の見学 (時期は、受入先都合・時間割など調整のうえ)
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5週 |
水力発電 |
○発電原理,取水,運用方法 ○水車の種類
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6週 |
設備見学 |
○発電所、変電所等の見学 (時期は、受入先都合・時間割など調整のうえ)
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7週 |
水力発電 |
○発電原理,取水,運用方法 ○水車の種類
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8週 |
原子力発電 |
○原子核と原子核反応 ○原子炉の種類,安全対策 ○原子燃料サイクル
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 |
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11週 |
新しい発電方式と分散型電源 |
○太陽光発電,風力発電,燃料電池,地熱発電 ○コジェネレーション
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12週 |
送電・配電システム |
○電力系統と送電方式 ○自家用受変電設備
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13週 |
変電所 |
○役割と構成 ○主要設備
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14週 |
変電所 |
○役割と構成 ○主要設備
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |