発変電工学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 発変電工学
科目番号 1434 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高橋寛監修 福田務・相原良典・大島輝夫共著 電気エネルギー オーム社
担当教員 駒澤 光

到達目標

各種エネルギーのうち,電力は現代社会を支えるエネルギーとして極めて重要なものである.この電力の発生,変換,輸送,消費及び運用(電力工学)に関しては,電気・機械関係の各種理論,生産技術が駆使されており,また従来からその時代の最新技術が導入されて来ている.本講義では,電力工学のうち電力系統構成・運用の概要を示すとともに,特に各種発電設備についてその設備構成と機能を学ぶ.また感電など安全についての知見に触れる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できる本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できる本校電子工学科は電気主任技術者第2種認定校であり,「電力」科目相当の基礎及び応用力を習得できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種エネルギーのうち,電力は現代社会を支えるエネルギーとして極めて重要なものである.この電力の発生,変換,輸送,消費及び運用(電力工学)に関しては,電気・機械関係の各種理論,生産技術が駆使されており,また従来からその時代の最新技術が導入されて来ている.本講義では,電力工学のうち電力系統構成・運用の概要を示すとともに,特に各種発電設備についてその設備構成と機能を学ぶ.また感電など安全についての知見に触れる
授業の進め方・方法:
達成目標,総合評価について2回の定期試験及びレポートで評価する.
総合評価が60点以上を合格とする.
必要に応じて再試験を実施する.
注意点:
発電工学,変電工学に関する教科書の解説のみでなく,実際の発電所,変電所の資料や最新技術の紹介などを通して,発変電工学に関する基 本的知識の習得を図る.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.電気エネルギーの供給(1) ○エネルギー資源と電力
○電力供給システム
○電力技術と環境問題
2週 電気エネルギーの供給(2) ○エネルギー資源と電力
○電力供給システム
○電力技術と環境問題
3週 火力発電 ○熱力学,ボイラー,タービン
○環境対策
4週 設備見学 ○発電所、変電所等の見学
(時期は、受入先都合・時間割など調整のうえ)
5週 水力発電 ○発電原理,取水,運用方法
○水車の種類
6週 設備見学 ○発電所、変電所等の見学
(時期は、受入先都合・時間割など調整のうえ)
7週 水力発電 ○発電原理,取水,運用方法
○水車の種類
8週 原子力発電 ○原子核と原子核反応
○原子炉の種類,安全対策
○原子燃料サイクル
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解答と解説
11週 新しい発電方式と分散型電源 ○太陽光発電,風力発電,燃料電池,地熱発電
○コジェネレーション
12週 送電・配電システム ○電力系統と送電方式
○自家用受変電設備
13週 変電所 ○役割と構成
○主要設備
14週 変電所 ○役割と構成
○主要設備
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力0000000
専門的能力60000040100
分野横断的能力0000000