到達目標
(1) ネットワークアーキテクチャの階層化及び各層の役割について説明できる.(定期試験)
(2) インターネットで用いられるTCP/IPを理解し,使用されるネットワーク機器について説明できる.(定期試験)
(3) IPアドレスとルーティングの役割,IPv6について説明できる.(定期試験)
(4) TCPとUDPの特徴について説明できる.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目(1) | ネットワークアーキテクチャの階層化及び各層の役割について説明できて、その知識を活用できる. | ネットワークアーキテクチャの階層化及び各層の役割について説明できる. | ネットワークアーキテクチャの階層化及び各層の役割について説明できない. |
評価項目(2) | インターネットで用いられるTCP/IPを理解し,使用されるネットワーク機器について説明できて、その知識を活用できる | インターネットで用いられるTCP/IPを理解し,使用されるネットワーク機器について説明できる | インターネットで用いられるTCP/IPを理解し,使用されるネットワーク機器について説明できない. |
評価項目(3) | IPアドレスとルーティングの役割,IPv6について説明できて、その知識を活用できる. | IPアドレスとルーティングの役割,IPv6について説明できる. | IPアドレスとルーティングの役割,IPv6について説明できない. |
評価項目(4) | TCPとUDPの特徴について説明できて、その知識を活用できる. | TCPとUDPの特徴について説明できる. | TCPとUDPの特徴について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
普段使用しているインターネットがどのような技術によって成り立っているか,コンピュータネットワークの概念について学ぶ.
(科目情報)
授業時間 46.5時間
関連科目 コンピュータ基礎,通信工学I
授業の進め方・方法:
インターネットの基盤を成している技術のそれぞれの要素について学ぶ.授業を基本的に講義形式で進める.
(再試験について)
再試験は学年末終了後の適切な時期に実施する.
注意点:
(履修上の注意)
講義の途中で分からなくなったら質問してもよい.
(自学上の注意)
継続的な学習に取り組むこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
通信プロトコルとは何か,ネットワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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2週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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3週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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4週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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5週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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6週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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7週 |
ネットワークの基礎知識(第1章) |
ワークの階層化が必要な理由,OSI参照モデル,コネクション型とコネクションレス型,回線交換とパケット交換
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8週 |
TCP/IP基礎知識(第2章) |
インターネットの成り立ち,TCP/IPとOSI参照モデル,階層別ネットワーク機器,IPアドレスとMACアドレス,ARP
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 データリンク(第3章) |
ケーブルの種類,トポロジの種(媒体共有型,媒体非共型),CSMA/CD方式とトークンパッシング方式
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11週 |
データリンク(第3章) |
ケーブルの種類,トポロジの種(媒体共有型,媒体非共型),CSMA/CD方式とトークンパッシング方式
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12週 |
データリンク(第3章) |
ケーブルの種類,トポロジの種(媒体共有型,媒体非共型),CSMA/CD方式とトークンパッシング方式
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13週 |
データリンク(第3章) |
ケーブルの種類,トポロジの種(媒体共有型,媒体非共型),CSMA/CD方式とトークンパッシング方式
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14週 |
IPv4プロトコル(第4章) |
ケーブルの種類,トポロジの種(媒体共有型,媒体非共型),CSMA/CD方式とトークンパッシング方式
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
IPに関連する技術(第5章) |
IPパケットの分割と再構築,IPヘッダ,IPv6
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2週 |
IPに関連する技術(第5章) |
IPパケットの分割と再構築,IPヘッダ,IPv6
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3週 |
IPに関連する技術(第5章) |
IPパケットの分割と再構築,IPヘッダ,IPv6
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4週 |
IPに関連する技術(第5章) |
IPパケットの分割と再構築,IPヘッダ,IPv6
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5週 |
IPに関連する技術(第5章) |
IPパケットの分割と再構築,IPヘッダ,IPv6
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6週 |
TCPとUDP(第6章) |
トランスポート層の役割,ポート番号, TCP・UDPの目的と特徴,3-wayハンドシェイク,ウィンドウ制御,輻輳制御,TCP・UDPヘッダ
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7週 |
TCPとUDP(第6章) |
トランスポート層の役割,ポート番号, TCP・UDPの目的と特徴,3-wayハンドシェイク,ウィンドウ制御,輻輳制御,TCP・UDPヘッダ
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8週 |
TCPとUDP(第6章) |
トランスポート層の役割,ポート番号, TCP・UDPの目的と特徴,3-wayハンドシェイク,ウィンドウ制御,輻輳制御,TCP・UDPヘッダ
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
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10週 |
後期中間試験の解答と解説 ルーティングプロトコル(第7章) |
スタティックルーティング,ダイナミックルーティング(RIP,OSPF),BGP,MPLS
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11週 |
ルーティングプロトコル(第7章) |
スタティックルーティング,ダイナミックルーティング(RIP,OSPF),BGP,MPLS
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12週 |
ルーティングプロトコル(第7章) |
スタティックルーティング,ダイナミックルーティング(RIP,OSPF),BGP,MPLS
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13週 |
ルーティングプロトコル(第7章) |
スタティックルーティング,ダイナミックルーティング(RIP,OSPF),BGP,MPLS
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14週 |
アプリケーションプロトコル(第8章) |
アプリケーションプロトコルの概要(DNS,WWW,E-Mail,FTP,TelnetとSSH)
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | コンピュータシステム | ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 4 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 4 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 4 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 4 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 4 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 4 | |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 4 | |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 定期試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 |
専門的能力 | 90 | 90 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |