自然言語処理

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 自然言語処理
科目番号 30S527 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自然言語処理,黒橋 禎夫,放送大学教育振興会
担当教員 未 定

到達目標

(1) 自然言語処理に用いる前処理について理解し,それを説明できる.(定期試験・レポート・課題課題)
(2) 自然言語処理に用いるテキスト処理について理解し,それを説明できる.(定期試験・レポート・課題)
(3) 自然言語処理に用いるベクトル空間の概要について理解し,それを説明できる.(定期試験・レポート・課題課題)
(4) 自然言語処理に用いる機械学習の概要について理解し,それを説明できる.(定期試験・レポート・課題課題)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然言語処理に用いる前処理について理解し,それを理論的に説明できる.自然言語処理に用いる前処理について理解し,それを説明できる.自然言語処理に用いる前処理について理解できず,それを説明できない.
評価項目2自然言語処理に用いるテキスト処理について理解し,それを理論的に説明できる.自然言語処理に用いるテキスト処理について理解し,それを説明できる.自然言語処理に用いるテキスト処理について理解できず,それを説明できない
評価項目3 自然言語処理に用いるベクトル空間の概要について理解し,それを理論的に説明できる. 自然言語処理に用いるベクトル空間の概要について理解し,それを説明できる. 自然言語処理に用いるベクトル空間の概要について理解できず,それを説明できない.
評価項目4自然言語処理に用いる機械学習の概要について理解し,それを理論的に説明できる.自然言語処理に用いる機械学習の概要について理解し,それを説明できる.自然言語処理に用いる機械学習の概要について理解できず,それを説明できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1)② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自然言語処理とは,人間が日常的に用いる言語をコンピュータで解釈,処理するための技術の総称である.本講義では,はじめに,自然言語処理に用いられる確率や,情報理論の基礎について学習し,自然言語処理の基本的な手法を学習する.

(科目情報)
教育プログラム第2学年 ○科目
授業時間 23.25時間
関連科目 情報理論,データマイニング
授業の進め方・方法:
達成目標の(1)~(4)について,評価する.
総合評価 =定期試験 * 0.3 + レポート・演習 * 0.7
単位の取得条件は,総合評価が60点以上とする.

(再試験について)
再試験は実施しない.
注意点:
(履修上の注意)
確率,情報理論,線形代数の復習をすること.

(自学上の注意)
授業の内容を必ずその日のうちに復習すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション
2週 自然言語処理の基礎
3週 系列の解析(1) 辞書の探索の理解
4週 系列の解析(2) 文字列の探索の理解
5週 コーパスに基づく自然言語処理(1) 形態素解析の理解
6週 コーパスに基づく自然言語処理(2) 形態素解析の理解
7週 コーパスに基づく自然言語処理(3) 未知語処理の理解
8週 コーパスに基づく自然言語処理(4) 未知語処理の理解
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答と解説
意味解析(1)
同義性の理解
11週 意味解析(2) 多義性の理解
12週 意味解析(3) 格の理解
13週 構文解析(1) 文脈自由文法の理解
14週 構文解析(2) 依存・句構造表現の理解
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701020000100
基礎的能力2001000030
専門的能力50101000070
分野横断的能力0000000