到達目標
(1) 情報量の概念について理解できる.(定期試験と小テスト)
(2) 情報源符号化について理解できる.(定期試験と小テスト)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
情報量の概念について理解できる. | 情報量の概念について,他者に説明できるレベルで理解している. | 情報量の概念について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 情報量の概念について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
情報源符号化について理解できる. | 情報源符号化について,他者に説明できるレベルで理解している. | 情報源符号化について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 情報源符号化について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B2)
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JABEE 2.1(1)②
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教育方法等
概要:
情報理論は,電話,ラジオ,テレビ,インターネットなど,現代の情報化社会の発展を支える理論的基盤となっている.情報という抽象概念の本質を数学的にとらえ,情報を効率的かつ正確に伝送するためのしくみについて理解する.
(科目情報)
教育プログラム 第1学年 ◎科目
授業時間 23.25時間
関連科目 コンピュータ基礎,符号理論,通信工学Ⅰ,応用数学Ⅰ.
授業の進め方・方法:
毎回,授業内容の理解を問う小テストを実施するので,授業を良く聞いて理解に努めること.
(参考図書)
[1] G.A.ジョーンズ他,情報理論と符号理論,丸善出版.
[2] D. W. ハーディ他,応用代数学入門 ― 暗号・符号・バーコードの仕組みが分かる, ピアソンエデュケーション.
[3] 甘利俊一,情報理論,筑摩書房.
[4] 稲井寛,はじめての情報理論,森北出版.
(再試験について)
前期末試験終了後の適切な時期に実施する.受験資格者については試験解説時にアナウンスする.
注意点:
(履修上の注意)
配布プリントを整理するためのクリアファイル(A4サイズ)を用意すること.
(自学上の注意)
教科書および参考図書の必要箇所を参照して予習・復習を行うこと. [1] は数学的理論を重視した教科書.[2] は符号のトピックが豊富.[3], [4] は比較的わかりやすい. [3] はダイヤモンド社刊の旧版が本校の図書館 (閉架図書の場合は書庫) にある.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
情報の表現 (1) |
情報を表現する方法と関連する具体例について学ぶ.
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2週 |
情報の表現 (2) |
情報を表現する方法と関連する具体例について学ぶ.
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3週 |
情報量 (1) |
情報理論の最も基本的な概念である情報量について学ぶ.
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4週 |
情報量 (2) |
情報理論の最も基本的な概念である情報量について学ぶ.
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5週 |
情報量 (3) |
情報理論の最も基本的な概念である情報量について学ぶ.
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6週 |
情報量 (4) |
情報理論の最も基本的な概念である情報量について学ぶ.
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7週 |
情報源のモデル (1) |
確率変数の列としての情報源について学ぶ.
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8週 |
復習と応用演習 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 |
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11週 |
情報源のモデル (2) |
確率変数の列としての情報源について学ぶ.
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12週 |
情報源符号化 (1) |
情報源の出力系列を効率的に符号化する方法について学ぶ.
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13週 |
情報源符号化 (2) |
情報源の出力系列を効率的に符号化する方法について学ぶ.
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14週 |
情報源符号化 (3) |
情報源の出力系列を効率的に符号化する方法について学ぶ.
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |