情報リテラシ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報リテラシ
科目番号 R03S117 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 奥村 晴彦,森本 尚之,[改訂第4版] 基礎からわかる情報リテラシー,技術評論社.K-SEC教材も適宜使用する.
担当教員 徳尾 健司

到達目標

(1) タッチタイピングができる.(ワークシート,課題,小テスト)
(2) ワープロソフトを使うことができる.(ワークシート,課題,小テスト)
(3) 表計算ソフトを使うことができる.(ワークシート,課題,小テスト)
(4) プレゼンテーションソフトを使うことができる.(ワークシート,課題,小テスト)
(5) 関連法規を理解できる.(ワークシート,課題,小テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1速く正確にタッチタイピングできる.タッチタイピングできる.タッチタイピングできない.
評価項目2ワープロソフトの機能を活用して,構造的な文書を作成できる.ワープロソフトの基本的な機能を使って,文書を作成できる.ワープロソフトの基本的な機能を使うことができない.
評価項目3表計算ソフトの機能を活用して,表計算を行うことができる.表計算ソフトの基本的な機能を使って,表を作成できる.表計算ソフトの基本的な機能を使うことができない.
評価項目4プレゼンテーションソフトの機能を活用して,効果的な発表を行うことができる.プレゼンテーションソフトの基本的な機能を使って,発表用資料を作成できる.プレゼンテーションソフトの基本的な機能を使うことができない.
評価項目5関連法規について理解している.関連法規に関する知識を有している.関連法規に関する知識が不十分である.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報工学科の専門科目を学ぶ上で基礎となるコンピュータの使用法について学ぶ.具体的には,タッチタイピング(キーボードを見ないで入力する方法)の技法を習得し,コンピュータの基本的な操作方法に習熟した後,実験・実習の結果をまとめるために必要なワープロソフト,表計算ソフト,プレゼンテーションソフトの使用法を学ぶ.情報セキュリティや情報モラルに関連する法規についても触れる.
授業の進め方・方法:
次のように授業を進める.
(1) 解説
(2) 実習(ワークシート)
(3) 課題
(4) 小テスト

授業中に終わらなかった課題は次回の授業日(0:00)までに提出すればよいものとする.

(事前学習)
教科書の該当箇所を読んでおくこと.
注意点:
(履修上の注意)
教科書・筆記用具持参.作業着着用のこと.

評価

(総合評価)
総合評価 = ワークシート × 0.2 + 課題 × 0.3 + 小テスト × 0.5

(再試験について)
原則として再試験は実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 授業の概要説明
2週 文字入力 タッチタイピング
3週 ネットの利用 Webとメールの利用法
4週 お絵かきとファイル操作 コンピュータの基本操作
5週 文書作成(1) Wordの基本操作
6週 文書作成(2) レポート作成
7週 表計算(1) Excelの基本操作
8週 表計算(2) 表計算
2ndQ
9週 (前期中間試験) (実施しない)
10週 プレゼンテーション(1) PowerPointの基本操作
11週 プレゼンテーション(2) プレゼンテーション
12週 情報の調べ方・まとめ方 ネット上の情報の探し方,レポート・論文の書き方
13週 情報とセキュリティ セキュリティ対策
14週 情報と法律 著作権法,個人情報保護法,不正アクセス禁止法
15週 (前期期末試験) (実施しない)
16週 (前期期末試験の解答と解説) (実施しない)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4前12
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4前3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4前13
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4前14
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4前13
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4前13
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。4前1,前4
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。4前5,前6,前7,前8,前10,前11
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。4前3
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。1前13
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。1前13
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。1前13

評価割合

ワークシート課題小テスト合計
総合評価割合203050100
基礎的能力203050100
専門的能力0000