科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 美術
科目番号 R04S114 科目区分 一般 / 選択
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)「高校生の美術1」,日本文教出版 / (参考図書)各自購入の画材等を持参
担当教員 安東 みのり

到達目標

(1) 表現(描く作る)することを中心に,表現の喜びを知る.(課題)
(2) 自己の持つ独創的なセンス,創意性を発見し具現化しようと試みる.(課題)
(3) 美術に親しみ,愛する心を身につける.(課題)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標 (1) の評価指標創造活動の喜びを味わい,多様な表現方法に関心をもち,主体的に表現しようとすることができる.創造活動の喜びを味わい,多様な表現方法を知り,具現化しようとすることができる.創造活動の喜びを知ることができず,表現活動への意欲,関心を持つことができない.
目的・到達目標 (2) の評価指標自己の持つ独創的なセンスを働かせて,創意工夫し,主題を追及した表現をすることができる.自己の持つ独創的センスをもとに主題生成し,工夫してつくりあげようと試みることができる.自己の持つ独創的センスをもとにした主題生成や表現の工夫を試みることができない.
目的・到達目標 (3) の評価指標美術作品などのよさや美しさを感じ取り,理解を深めて味わうことができる.美術作品などのよさや美しさを感じ取り,理解することができる.美術作品などのよさや美しさを理解することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人間には,美的感性にあふれた創意と,それを表現したいと思う気持ちが本能的に備わっている.自らの手を通し考え,想像し,感動を持ち創り出す活動の中で,全人的な想像力や感性を高めることを目標とする.
創造的技術者としてのセンスを磨き,探究心,分析力,イメージ力を身に付けることを目標とする.
(科目情報)
特になし
授業の進め方・方法:
中間,期末試験は実施せず,達成目標と評価方法(1)から(3)に基づき,授業での課題7作品の評価とする.
(事前学習)
授業内容に関連する個所について,教科書を読んでおくこと.
注意点:
(履修上の注意)
◎課題作品及び演習プリントファイルの提出期限を厳守すること.
◎教科書,購入画材のほか,筆記用具や制作に必要な道具等を毎時間持参すること.
(自学上の注意)
教科書の作品等に目を通しておき,発想や制作時に役立てるようにする.
所属する専門工学と美術との関わりを考える.

評価

(総合評価)
総合評価=7作品の点数の合計。総合評価が60点以上を合格とする.
(再試験について)
原則として実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,鑑賞 多様な表現手段やよさ,美しさなどに気づくことができる.
2週 構成デッサン 観察をもとに,対象の特徴を捉えて描画することができる.
3週 構成デッサン モチーフの特徴や美しさをいかした構成を考え表現することができる.
全体の大まかな明暗をとらえることができる.
4週 構成デッサン 光や空間,質感等を意識して陰影を重ね,細部まで美しい表現ができる.
5週 かたちをつくる 生活を彩るデザインの美しさを知ることができる.
テーマをもとに,オリジナルのデザインを考えることができる.
6週 かたちをつくる 材料や用具の特性を生かし,かたちをつくることができる.
7週 かたちをつくる 材料や用具の特性を生かし,かたちをつくることができる.
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 かたちをつくる デザインテーマに合う色を選択し,効果的で美しいレイアウトとなるよう,工夫することができる.
10週 名画を目指して 作品のよさや美しさを味わい,表現方法や効果などについて理解することができる.
主題を決め,構想を練ることができる.
11週 名画を目指して 画面の形をいかしたオリジナルの構成を考えることができる.
参考資料をもとに,丁寧に下絵を描くことができる.
12週 名画を目指して 資料や下絵をもとに,特徴を捉えながら描画することができる.
13週 名画を目指して 資料や下絵をもとに,特徴を捉えながら描画することができる.
14週 名画を目指して,作品鑑賞会 全体のバランスを考えながら仕上げ,完成させることができる.
他者作品のよさに気づき,深く味わうことができる.
15週 (前期期末試験)
16週 (前期期末試験の解答と解説)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題①課題②課題③課題④課題⑤課題⑥課題⑦合計
総合評価割合15151015151020100
基礎的能力15151015151020100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000