システムデザイン

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 システムデザイン
科目番号 R04S315 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 竹政昭利 他,「かんたんUML入門」, 技術評論社
担当教員 西村 俊二

到達目標

(1) UMLダイアグラムの各特徴が説明できる.(定期試験)
(2) 要求仕様を分析しUMLダイアグラムを作成できる.(定期試験)

(科目情報)
関連科目 プログラミング応用Ⅱ,システム工学

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的なUMLの図を適切に描くことができる基本的なUMLの図を選択することができる基本的なUMLの図を適切に選択することができない
評価項目2基本的なUMLの図の描き方を理解し、すぐに描くことができる基本的なUMLの図を教科書を見ながら描くことができる基本的なUMLの図の描き方が全く分からない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
UML(Unified Modeling Language)はJavaなどのオブジェクト指向言語と相性の良い設計図の表記方法であり、技術者はUMLで書かれた設計書を読めることが期待されている.オブジェクト指向開発を意識しながらUML作成の手法を学習し、活用方法について理解する.
授業の進め方・方法:
授業の要所でTeamsを通して確認問題が出題され,学生はそれに対して各自のスマートフォンで回答する.
(事前学習)
 授業後に公前される講義資料を用いて前回までの内容を復習しておくこと.
注意点:
(履修上の注意)
 本科目で学ぶ内容を使って近い将来説計書を書くことを意識して授業を受けること
(自学上の注意)
 適当な題材を選んでUMLの図を描いてみることが望ましい.

評価

(総合評価)
総合評価=定期試験の平均点
(単位修得の条件)
総合評価60点以上
(再試験について)
60 点に満たない者に対して一度だけ再試験を実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第1章 UMLとは何か
第2章 オブジェクト指向とUML
UMLの街頭とオブジェクト指向との関連を理解する
2週 第3章 開発プロセス
開発プロセスとUMLとの関連を理解する。
3週 第4章 ユースケース図1 ユースケース図の表記法を理解し、活用ができる
4週 第4章 ユースケース図2 ユースケース図の表記法を使って表現ができる
5週 第5章 オブジェクト図 オブジェクト図の意義を理解する
6週 第6章 クラス図1 クラス図の表記法を理解し、活用ができる
7週 第6章 クラス図2 設計クラス図の表記法を使って表現ができる
8週 第6章 クラス図3 分析クラス図の表記法を使って表現ができる
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答と解説
第7章 シーケンス図1
シーケンス図の表記法と活用について理解する
11週 第7章 シーケンス図2 シーケンス図の表記法と活用について理解する
12週 第9章 ステートマシン図 ステートマシン図の表記法と活用について理解する
13週 第10章 アクティビティ図 アクティビティ図の表記法と活用について理解する
14週 復習 これまで学習した内容を復習し、各図の表記法を使って表現ができる
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050
分野横断的能力00