技術英語

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 技術英語
科目番号 R04S414 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ESPにもとづく工業技術英語(講談社)
担当教員 古木 奈緒美

到達目標

(1) 工業技術の分野において必要な英語の基本的な語彙、文法力、読解力、表現力を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1工業技術分野における英語の語彙や文法が十分に身についている。工業技術分野における英語の語彙や文法がある程度は身についている。工業英語分野における英語の語彙や文法が身についているとは言えない。
評価項目2工業技術の分野における様々な種類の英語の文章を読んで理解し、質問に対して適切に答えることができるだけでなく、自ら伝えたいことを表現する力が身についている。工業技術の分野における様々な種類の英語の文章を読んで理解し、質問に対して適切に答えることができる。工業技術の分野における様々な種類の英語の文章を読んで理解し、質問に対して適切に答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目では、工業技術の分野においてよく使われる英語の語彙や文法を身につけ、様々な技術文書を英語で読み、その表現方法を学びます。

(科目情報)
教育プログラム 第1学年 ◎科目
授業の進め方・方法:
教科書の内容に沿って、演習形式で授業を進めます。(必要に応じてプリントを配布することもあります。)
授業計画に従って、語彙の小テストを行います。

(事前学習)
授業での理解を深めるためにも予習を勧めます。
注意点:
(履修上の注意)
中間試験と期末試験に加えて、2~3Unitごとに語彙の小テストを行い、評価の対象とします。

(自学上の注意)
技術英語を習得するためには、本授業に積極的な姿勢で臨む必要があります。
使用する教科書には多くの演習問題がありますが、解答はついていません。基本的には授業中に演習を行いながら解答を発表しますので、英語力の向上だけでなく、授業での理解を深めるためにも予習を勧めます。

評価

(総合評価)
総合評価 = 定期試験 × 0.8 + 小テスト × 0.2

(単位修得の条件)
総合評価が60 点以上

(再試験について)
総合評価が60 点に満たない者に対して一度だけ再試験を実施します

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Introduction
Unit 1:Email(Eメール)
・この科目の学習方法等について理解する
・技術文書における数字関連のルール、Eメールの形式について理解する
2週 Unit 2:New Product Advertisement(新製品広告) ・新製品広告の語彙、構文の特徴について理解する
3週 小テスト(Unit1~2の語彙)
Unit 3:Catalogue(カタログ)
・カタログの見方、商品情報を効果的に伝えるための語法(名詞の複合語)、注文書の形式と書き込み方について理解する
4週 Unit 4:Specs / Specifications(仕様書) ・様々な単位記号、句読法、仕様書の読み取り方について理解する
5週 小テスト(Unit 3~4の語彙)
Unit 5:Operating Instructions(操作マニュアル)
・操作マニュアルにおける命令形、日常生活における機器維持と操作、Do-it-yourselfの考え方について理解する
6週 Unit 6:Job Advertisement(求人広告)
Unit 7:Business Letter(ビジネスレター)
・丁寧文、敬語表現の使い方(電話、Eメールでの意志の伝え方)、求人広告に含まれる情報、求人広告を見て会社に問い合わせる方法について理解する
・ビジネスレターの形式や段落構成について理解する
7週 小テスト(Unit 5~7の語彙)
Unit 8:Online Science Magazine(オンライン科学雑誌)
・オンライン科学雑誌の読み方、可能性に関連した語法(仮定法)、オンライン科学雑誌の購読申し込み方法について理解する
8週 Unit 9:Presentation(プレゼンテーション) ・プレゼンテーション用スライドの構成、口頭発表のポイント、専門用語の留意点について理解する
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答と解説
Unit 10:Explanatory Information・HP(解説書・ホームページ)
・後期中間試験におけるポイント理解、誤答の訂正
・解説書、ホームページなどに表れる説明情報、用語を定義する定義文のルールとパターン、英英辞典について理解する
11週 Unit 11:Lab Reports①(実験報告書1) ・実験報告書の構成①(タイトル・目的・実験のセクション)、実験報告に関連した動詞の時制の用い方、受動態の用い方について理解する
12週 Unit 12:Lab Reports②(実験報告書) ・実験報告書の構成②(結果および考察・結論のセクション)、実験報告書における図(グラフ)表の使用ルール、頻出表現について理解する
13週 小テスト(Unit 10~12の語彙)
Unit 13:Abstract(アブストラクト)
・アブストラクトの形式、動詞の時制、論文の要点のまとめ方について理解する
14週 Unit 14:Patent Abstract(特許明細書) ・特許明細書に関連した語法(冠詞・名詞+形容詞相当語句)、特許明細書のアブストラクトの読み方について理解する
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説 後期期末試験のポイント理解、誤答の訂正

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験小テスト態度その他合計
総合評価割合40402000100
基礎的能力2020200060
専門的能力202000040
分野横断的能力000000