概要:
ハードウェア記述言語(HDL: Hardware Description Language)を用いたディジタル回路設計の技術を身につける.HDLの1実装であるVHDLを用いて,論理演算器などのハードウェアを記述し,学習用FPGAボードやシミュレータ―上で動作確認を行う.
(科目情報)
教育プログラム 第1学年 ◎科目
AE科目
授業の進め方・方法:
講義中に実際にディジタル回路を設計しながら,その動作を理解する.まず,簡単な組み合わせ回路や順序回路について学び,最後にそれらの知識を組み合わせて応用回路を設計する.
(事前学習)
低学年で学習した論理数学,電子回路の復習をすること.
(課題)
講義中に回路設計や動作説明を演習課題として取り組む.
また,基礎的な知識や設計した回路の動作を確認するためのレポートを課す.
注意点:
(履修上の注意)
講義の途中でもわからなくなったらすぐに質問すること.
まずは自分の力で回路を設計すること.その後,分からないところがどこかを整理し,周りの学生や教職員に相談すること.
本講義は課題とレポートのみで評価されるため,必ず提出物を出すこと.
(自学上の注意)
実験室で自習する際は教職員に事前相談すること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。 | 4 | 前2,前3,前4 |
組合せ論理回路を設計することができる。 | 4 | 前2,前3,前4 |
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。 | 4 | 前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。 | 4 | 前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。 | 4 | 前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |