保健・体育

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 保健・体育
科目番号 R05S208 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)衛藤 隆,友添秀則ほか26名,「現代保健体育」,大修館書店
(参考図書) 秋山兼範, 阿部哲也ほか,「最新スポーツルール」,大修館書店
担当教員 川内谷 一志,今井 祥雅,安東 宏明

到達目標

(1) 基礎体力の維持・向上を目標とする.(ゲームと記録)
(2) 体育実技で行った運動種目のルールを正確に理解し,ゲームを楽しむことができるようにする.(ゲーム)
(3) 保健学習で行った内容を正確に理解する.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標(1)の評価指標あらゆる運動に必要な基礎体力を身につけている.運動をある程度行うための基礎体力を身につけている.運動を行うための基礎体力がみについていない.
目的・到達目標(2)の評価指標体育実技で行うスポーツのルールを十分に理解し,積極的にゲームを楽しむことができる.体育実技で行うスポーツのルールをある程度理解して,ゲームを楽しむことができる.体育実技で行うスポーツのルールを理解できず,ゲームを行うことができない.
目的・到達目標(3)の評価指標保健学習で行った内容を十分に理解できる.保健学習で行った内容をある程度理解できる.保健学習で行った内容をほとんど理解できていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (A1) 説明 閉じる
学習・教育目標 (B1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
スポーツテスト(運動能力テスト,体力診断テスト)を実施して,個人の体力を把握させる.
スポーツテストに含まれる運動技能を向上させ,個人技能(陸上競技,水泳),対人的技能(ソフトテニス,バドミントン,柔道),集団的技能(バレーボール,サッカー,バスケットボール)における全体技能(ゲーム)が遂行可能となるように行う.保健学習では,「現代社会と健康」および「生涯を通じる健康」について学習する.
(科目情報)
前期1 コマ,後期1 コマ
関連科目 保健・体育(1 年,3 年)
授業の進め方・方法:
達成目標の(1)から(3)に沿って,実技と試験を実施する.
(事前学習)
授業で行うスポーツのルールを調べておく.
注意点:
(履修上の注意) 授業は,学校指定の体操服・運動靴・体育館シューズで行う.
(自学上の注意) 授業で行うスポーツのルールを調べておく.

評価

(総合評価)
総合評価=0.8×(授業で行った各種目の実技点の平均)+0.2×(保健テスト点)
総合評価は,前期評価と後期評価を平均して評価する.授業態度により,評価点からその20%を上限として減点を行う.
(単位習得の条件について)
総合評価60 点以上を合格とする.
(再試験について)
再試験は,実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 バレーボール① 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
2週 バレーボール② 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
3週 バレーボール③ 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
4週 スポーツテスト 運動能力テスト(50m,立幅跳,ハンドボール投,持久走)を正確に実施する.
5週 スポーツテスト 体力診断テスト(握力,反復横跳び,長座体前屈,上体起こし)を正確に実施する,
6週 柔道① 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
7週 柔道② 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
8週 柔道③ 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
2ndQ
9週 (前期中間試験)
10週 バドミントン① 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
11週 バドミントン② 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
12週 バドミントン③ 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
13週 保健① 「生涯を通じる健康」について学習する.
14週 保健② 「生涯を通じる健康」について学習する.
15週 前期末試験 目的・到達目標(3)
筆記による保健のテストを行う.
16週 前期末試験の解答と解説 保健のテストの解答と解説を行う.
後期
3rdQ
1週 陸上競技(ハードル①) ハードルの基本技能を習得し,50mハードルのタイムを測定する.女子はハードルを低くして指導する.
2週 陸上競技(ハードル②) ハードルの基本技能を習得し,50mハードルのタイムを測定する.女子はハードルを低くして指導する.
3週 ソフトボール(男子)①
ソフトテニス(女子)①
ゲームによる技能の向上と審判法を習得する.
ストローク,サーブなどの個人技能を習得する.
4週 ソフトボール(男子)②
ソフトテニス(女子)②
ゲームによる技能の向上と審判法を習得する.
ストローク,サーブなどの個人技能を習得する.
5週 ソフトボール(男子)③
ソフトテニス(女子)③
ゲームによる技能の向上と審判法を習得する.
ストローク,サーブなどの個人技能を習得する.
6週 サッカー①(男子)
卓球①(女子)
個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
7週 サッカー②(男子)
卓球②(女子)
個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
8週 サッカー③(男子)
卓球③(女子)
個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
4thQ
9週 (後期中間試験)
10週 バスケットボール① 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
11週 バスケットボール② 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
12週 バスケットボール③ 個人技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する.
13週 保健③ 「現代社会と健康」について学習する.
14週 保健④ 「現代社会と健康」について学習する.
15週 学年末試験 目的・到達目標(3)
筆記による保健のテストを行う.
16週 学年末試験の解答と解説 保健のテストの解答と解説を行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前9,後3,後4
目標の実現に向けて計画ができる。3前4,前5
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前6,前7,前8,前10,前11,前12,後1,後2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前13,前14,後13,後14
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1,前2,前3,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12

評価割合

試験実技合計
総合評価割合2080100
基礎的能力2080100
専門的能力000
分野横断的能力000