特別活動

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 特別活動
科目番号 R05S211 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 0
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 0
教科書/教材 総合英語FACTBOOKこれからの英文法(桐原書店) / FACTBOOK English Grammar Standard(桐原書店) / DataBase4500完成英単語・熟語5th Edition(桐原書店)
担当教員 東木 雅彦

到達目標

(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる.(定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できるようになる.(定期試験)
(3) 基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(定期試験)
(5) 学年末における英語の総合力を向上させることができるようになる.(TOEIC Bridge テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文を完全に理解できるようになる.英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる.英文法の基礎を習得しておらず,英語の基礎構文が理解できない.
評価項目2英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語が自在に表現できるようになる.英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語が表現できるようになる.英語の基本的な構文やその意味・用法を習得しておらず,基礎的な英語を表現できない.
評価項目3決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得できている.決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得できている.決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得できていない.
評価項目4推測力に必要な英語の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.推測力に必要な英語の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測がほぼ容易にできるようになる.推測力に必要な英語の予備知識を十分に活用できておらず,長文中の未知語の推測が容易にできない.
評価項目5学年末における英語の総合力を十分に向上させることができる.学年末における英語の総合力をある程度向上させることができる.学年末における英語の総合力を向上させることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (A2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
1年次からの継続で,英文法の基礎演習を2年間にわたって展開する.2年目となる本授業では,英語参考書(教科書)を継続使用して主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れる.また,1年次に習得した「推測力向上に必要な予備知識」を十分に活用することで,TOEIC Bridgeテストへの実践力を養う.さらに,定期的に単語小テストを継続して実施する.
授業の進め方・方法:
毎回の授業は予習を前提に進める.学生が予習段階で理解できなかった箇所を中心に説明を施すことで疑問点の解明を目指す.推測力の予備知識が定着しているかを授業で確認すると共に,その定着力を定期試験で確認する.また,定期的に単語の小テストを実施して語彙力の増強を図る.

(事前学習)
必ず教科書本文の説明文を熟読した上で問題を解き,自己添削を済ませておく.理解できなかった箇所にはチェックを入れた上で授業に臨むこと.
注意点:
(履修上の注意)
(1)単語の小テスト結果を評価に加えるので,欠席しなくて済むよう健康管理に注意しながら真剣に取り組むこと.正当な理由で小テストを受験できなかった場合には後日再試験を実施するが,登校後3日以内に自己申告をしなければその資格を無くすので注意すること.
(2)授業には電子辞書又は紙の英和(和英)辞書を必ず持参すること.
(自学上の注意)
(1)日頃から積極的に英語に接し,各種の英語資格試験にも積極的に挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)英単語や英語表現の習得では,最初に英語の発音や日本語の意味が完璧に言えるようになることを目指す.その次に,英語の綴りが正確に書けるようになることを目指す.

評価

(総合評価)
総合評価=(4回の定期試験の平均点)×0.6(60点)+単語小テストの平均点(10点)+TOEIC Bridgeテストの換算点(20点)+課題(10点)
      授業に真面目に参加しない学生や課題未提出の学生には,定期試験の評価から10%を上限に減点する.また,課題で獲得した点数は,10%を上限に評価点に加える.
(再試験について)
再試験は総合評価が60点に満たない者に対して実施するが,40点~59点の学生に限って年度末に実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業方法,評価方法,教科書等の説明を聞いて今後の学習形態が理解できるようになる.
2週 Grammar 18 分詞① 名詞を修飾する分詞,S+V+C(分詞)の特徴が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
3週 Grammar 19 分詞②小テスト① S+V+O+C(分詞)の特徴が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
4週 Grammar 20 分詞③ 様々な分詞構文が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
5週 Grammar 21 比較①+小テスト② 原級と比較級を用いた比較構文が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
6週 Grammar 22 比較② 最上級の意味を持つ様々な比較表現が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
7週 Grammar 22 比較②発展+小テスト③ 様々な比較構文が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
8週 前期中間試験 目的・到達目標の(1)~(4)
2ndQ
9週 前期中間試験の解答と解説+小テスト④
Grammar 23 関係詞①
試験問題の解説を聞いてなぜ自分の解答が不正解だったのかを理解することができる.
10週
Grammar 24 関係詞②
関係副詞の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
11週 Grammar 25 関係詞③  whatや複合関係詞の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
12週 Grammar 25 関係詞③発展+小テスト⑤ 関係詞を用いた様々な表現が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
13週 Grammar 26 仮定法① 仮定法過去と仮定法過去完了の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
14週 Grammar 26 仮定法②+小テスト⑥+これまでの復習&試験範囲の質問受付 仮定法を用いた様々な表現が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
15週 前期期末試験 目的・到達目標の(1)~(4)
推測力向上のための応用問題も含む.
16週 前期期末試験の解答と解説 試験問題の解説を聞いてなぜ自分の解答が不正解だったのかを理解することができる.
後期
3rdQ
1週 Grammar 25 関係詞③  who,which(主格,目的格),whoseの働きが理解できて使えるようになる(MCC III-B, VII)
2週 Grammar 25 関係詞 Plus+小テスト 関係副詞の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
whatや複合関係詞の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
3週 Grammar 26 仮定法1+小テスト 仮定法過去と仮定法過去完了の働きが理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
4週 Grammar 27 仮定法 Plus+小テスト 仮定法を用いた様々な表現が理解できて使えるようになる.(MCC III-B, VII)
5週 長文読解への導入
予習の方法,実際の予習を一緒に実施する+小テスト
基本的な長文問題の解き方について学ぶ
6週 長文演習問題 第1限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
7週 長文演習問題 第2限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
8週 長文演習問題 第3限+小テスト
1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
4thQ
9週 後期中間試験 目的・到達目標の(1)~(4)
推測力向上のための応用問題も含む.
10週 後期中間試験の解答と解説

試験問題の解説を聞いてなぜ自分の解答が不正解だったのかを理解することができる.
11週 長文演習問題 第4限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
12週 長文演習問題 第5限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
13週 長文演習問題 第6限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
14週 長文演習問題 第7限+小テスト 1年時に習得した推測力の予備知識を十分に活用して長文中の未知語の推測が容易にできるようになる.(MCC III-B, VII)
15週 後期期末試験 目的・到達目標の(1)~(4)
推測力向上のための応用問題も含む.
16週 後期期末試験の解答と解説 試験問題の解説を聞いてなぜ自分の解答が不正解だったのかを理解することができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験単語小テストTOEIC Bridge週末課題提出合計
総合評価割合60102010100
基礎的能力60102010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000