プログラミング演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング演習Ⅲ
科目番号 R05S213 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門
担当教員 石川 秀大

到達目標

(1) プログラミングの既習知識を復習し,使いこなせるようになる.(レポートおよび作品)
(2) ライブラリやゲームエンジンを活用してグラフィックプログラミングができる.(レポートおよび作品)
(3) C#言語を習得し,使いこなせるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標プログラミングの既習知識について,他者に説明できるレベルで深く理解している.既習知識を用いてプログラミングを行うことができる.プログラミングの既習知識を用いた課題を提出できない.
到達目標(2)の評価指標グラフィックプログラミングにおいて,企画,技術またはデザインの面で創意工夫がみられる.ライブラリやゲームエンジンを活用してグラフィックプログラミングを行うことができるグラフィックプログラミングを用いた課題を提出できない.
到達目標(3)の評価指標他者に説明できるレベルで深く理解している.C#言語を用いてプログラミングを行うことができる.C#言語を用いてプログラミングを行うことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまで学習してきたプログラミングの知識を応用して,より実践的なプログラミングを体験する.
具体的には,Unity,Unreal Engineなどの開発環境においてオリジナルゲームを制作する.

 
授業の進め方・方法:
自身で当日の目標を設定し,自分のペースで自由制作を行う. 

(事前学習)
CおよびC++について復習しておくことが望ましい.
注意点:
(履修上の注意)
自分の計算機で制作する場合は,Unity かUnreal Engineをインストールしておくとよい.

(自学上の注意)
自宅,もしくは,放課後等を利用した実験室での自習・演習を推奨する.
 

評価

(総合評価)
総合評価=(レポートおよび作品)× 1.0
(単位修得の条件)
総合評価が60点を超えること.
(再試験について)
原則として行わない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション ゲームプログラミングに役立つC文法の復習
ゲーム作りに必要な技術を概観
2週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
3週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
4週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
5週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
6週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
7週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
8週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
4thQ
9週 (後期中間試験)
10週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
11週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
12週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
レポート作成
13週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
レポート作成
14週 制作活動 制作活動における企画・調査・コーディングができる
レポート作成
15週 (後期期末試験)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4後13
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4後13
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4後13

評価割合

レポートおよび作品合計
総合評価割合100100
専門的能力100100