到達目標
(1)現代の国際政治について基礎的な内容を学修し,そのあり方について考察する.(定期試験等)
(2)現代の国際経済について基礎的な内容を学修し,そのあり方について考察する.(定期試験等)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代の国際政治の基礎的理論と課題について理解力が高い. | 現代の国際政治の基礎的理論と課題について理解力がある. | 現代の国際政治の基礎的理論と課題について理解力がない. |
評価項目2 | 現代の国際経済の基礎的理論と課題について理解力が高い. | 現代の国際経済の基礎的理論と課題について理解力がある. | 現代の国際経済の基礎的理論と課題について理解力がない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は国際社会における政治と経済の基礎的な理論と課題を学修し,そのあり方を考察することを目的とする.現代社会は情報化やグローバル化が急速に進展しており,学生もそれらを意識した学習,就業,進学,技術開発,生活が求められている.2年生対象の「政治・経済」においては日本の政治や法,経済を取り上げたが,本講義はとりわけ国際社会をテーマとする.国際社会に関する理論を教科書に沿って学ぶこと加えて,時事ニュースにも積極的に触れる機会を設ける.それにより「グローバルな視点を有した高専生」として諸課題を考察するだけでなく,解決策も考える契機としたい.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
基本的には講義形式で進めることとし,教科書の内容に応じて担当者より解説用のレジュメや資料を配布するほか,映像資料の閲覧も行うことがある.
レポート課題(小レポート問題)を一度課す.また,アクティブラーニング課題(グループワークと報告)を一度課す.これらの課題に関するテーマや調査方法,執筆や報告の仕方については授業内で案内する.
(事前学習)
新聞,テレビ,インターネットを用いて日々のニュースに接しておくと,授業に関連する事柄が頻出するので事前および事後の学習に役立つ.
注意点:
(履修上の注意)
授業中にメモを取り,予習と復習を行うこと.
(自学上の注意)
不明な点があれば積極的に質問し,解消に努めること.
評価
(総合評価)
総合評価=中間試験の得点×0.4+期末試験の得点×0.4+小レポート課題の評価点×0.1+アクティブラーニング課題の評価点×0.1とし,60点以上である場合に合格とする.
(再試験について)
総合評価が60点未満の場合に実施する.ただし,レポート課題とアクティブラーニング課題の両方を提出している受講生のみを対象とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本講義の進め方や学修方法について理解できる.
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2週 |
国際法の果たす役割① |
国際社会の変遷について理解できる.
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3週 |
国際法の果たす役割② |
国際法の意義について理解できる.
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4週 |
国際法の果たす役割③ |
国際機構の役割について理解できる.
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5週 |
国際法の果たす役割④ |
国際紛争と軍縮への取り組みについて理解できる.
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6週 |
国際平和に寄与する日本の役割① |
日本の安全保障について理解できる.
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7週 |
国際平和に寄与する日本の役割② |
日本の国際貢献について理解できる.
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8週 |
国際平和に寄与する日本の役割③ |
日本の国際貢献のあり方について理解できる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
到達目標(1)(2)
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 国際経済の特質① |
解答・解説から,自己の課題を把握する. 貿易の現状と意義について理解できる.
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11週 |
国際経済の特質② |
国民経済と国際収支について理解できる.
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12週 |
国際経済において求められる日本の役割① |
国際経済における日本の地位について理解できる.
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13週 |
国際経済において求められる日本の役割② |
国際経済の安定と成長について理解できる.
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14週 |
グループワーク |
到達目標(1)(2)
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15週 |
前期期末試験 |
到達目標(1)(2)
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
解答・解説から,自己の課題を把握する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題(レポートorアクティブラーニング) | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |