英語ⅢA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅢA
科目番号 R06S308 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)
【新規】Fundamental Science in English Ⅰ(成美堂)、SUCCESSFUL STEPS FOR THE TOEIC L&R TEST(成美堂)
【継続】必携英単語LEAP(数研出版)
担当教員 菊川 裕規

到達目標

(1) 理工系英文を読んで語彙を習得し、適切に運用することができる.(定期試験、タスク・課題)
(2) 日常的な話題や社会的な話題について,書き手の意図や概要を把握できる.(定期試験、小テスト)
(3) 日常的な話題や社会的な話題について、自分の考えや経験を相手に伝えることができる.(タスク・課題)
(4) 資格試験により自身の英語力(ListeningとReading)を理解できる.(TOEIC Bridge Test)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1)の評価指標理工系英語の語彙および表現に対して広い知識を有して適切に活用できる.理工系英語の語彙および表現をおおよそ知っており、適切に活用できる.理工系英語の語彙および表現の習得が不十分で、適切に活用できない.
評価項目(2)の評価指標英文を読んで,書き手の意図や要点を的確に把握できる.英文を読んで,概ね内容の概略を把握できる.英文を読んで,内容の断片のみの理解にとどまっている.
評価項目(3)の評価指標与えられた話題に対して,自分の考えや経験を豊かな表現で深堀して相手に伝えることができる.与えられた話題に対して,間違いを恐れずに積極的に自分の考えや経験を相手に伝えることができる.与えられた話題に対して,自分の考えや経験を相手に伝えることができない.
評価項目(4)の評価指標TOEIC Bridgeのスコアが90~100の範囲内にある.TOEIC Bridgeのスコアが60~89の範囲内にある.TOEIC Bridgeのスコアが30~59の範囲内にある.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
二年次までに習得した英語力を発展させ,理工系の内容に関する英文に触れて読み解く力および書く力を養成する.さらに資格試験に備えてTOEIC形式の小テストを行い,ビジネスの場面で用いられる設問を通して英語でのコミュニケーション力を向上させる.

(関連科目)
英語ⅡA,英語ⅡB,英語ⅢB,英語Ⅳ.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
(1) 教科書を中心に2時間1ユニットのペースで進める.学習実態に応じて適宜プリント教材を利用する場合がある.
(2) 小テストは副教材を用いてTOEIC形式の模擬試験を隔週で実施する.その他,学習状況に応じて単語テストを実施する.                                 (事前学習)
(1) 教科書の文章で知らない単語を調べておく.復習は教科書付属のWorkbookを活用して行う.文法・表現のまとめを読み,内容を定着をさせる.便利な表現を自分なりにまとめてみるとよい.
(2) 『必携英単語LEAP(数研出版) 』は,単語テストに向けて各自で取り組む.正しい発音を聞き声に出して覚えることを強く勧める.
注意点:
(履修上の注意)
(1) 授業には必ず英和辞書を持参すること.
(2) 授業で実施する小テストを受験できなかった場合は原則「0点」とする(ただし公欠などの正当な理由がある場合は除く).
(3) 授業参加態度が悪く繰り返し注意しても改善が見られない場合は「課題・タスク」から減点する.
(自学上の注意)
(1) 英語力の向上に向け,教科書本文は必ず音声データを活用してパラレルリーディング・シャドーイング練習を繰り返し行うこと.
(2) 授業以外の英語学習(資格試験や語学番組などの活用)にも励むこと.
(3) 英語資格試験対策の相談,自主学習上の質問などあれば遠慮せずに相談すること.

評価

(総合評価)
総合評価 =(4回の定期試験の総合点を40点満点で換算した際の得点)+(小テストの総合点を20点満点で換算した際の得点)+(課題・タスクの総合点を10点満点で換算した際の得点)+(TOEIC Bridgeのスコアを英語科独自のスコア対応表に基づき30点満点で換算した際の得点)

(再試験)
再試験は,総合評価が60点未満の者に実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション
数式の読み方、基本文法復習
・シラバスに沿って授業の流れや学習の仕方等が理解できる.
・数式の読み方および基本文法が理解できる.
2週 Lesson 1 Numbers and Calculations ・英語で四則演算が説明できる.
・基本文法(to不定詞・動名詞・分詞など)が理解できる.
3週 Lesson 1 Numbers and Calculations
小テスト①
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
4週 Lesson 2 Figures ・英語で図形の説明ができる.
・基本文法(関係代名詞など)が理解できる.
5週 Lesson 2 Figures
小テスト②
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
6週 Lesson 3 State of Substance ・英語で物質の状態が説明できる.
・基本文法(比較表現など)が理解できる.
7週 Lesson 3 State of Substance
小テスト③
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
8週 試験対策演習
小テスト④
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
2ndQ
9週 前期中間試験 到達目標(1),(2)
10週 前期中間試験の解説と学習指導
Lesson 4 Graphs and Functions
・これまで学んだことを定着させる.
・英語でグラフと関数が説明できる.
・基本文法(受動態など)が理解できる.
11週 Lesson 4 Graphs and Functions
小テスト⑤
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
12週 Lesson 5 Human Body ・英語で人体の説明ができる.
・基本文法(関係副詞など)が理解できる.
13週 Lesson 5 Human Body
小テスト⑥
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
14週 試験対策演習
小テスト⑦
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
15週 前期末試験 到達目標(1),(2)
16週 前期末試験の解説と学習指導 ・これまで学んだことを定着させる.
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 Electricity ・英語で電気・電子の説明ができる.
・基本文法(完了形など)が理解できる.
2週 Lesson 6 Electricity
小テスト⑧
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
3週 Lesson 7 Heat ・英語で熱現象について説明できる.
・基本文法(使役動詞など)が理解できる.
4週 Lesson 7 Heat
小テスト⑨
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
5週 Lesson 8 Stars and Planets ・英語で星と惑星について説明できる.
・基本文法(感嘆文など)が理解できる.
6週 Lesson 8 Stars and Planets
小テスト⑩
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
7週 Lesson 9 Ions ・英語でイオンと電気分解について説明できる.
・基本文法が理解できる.
8週 試験対策演習
小テスト⑪
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
4thQ
9週 後期中間試験
到達目標(1),(2)
10週 後期中間試験の解説と学習指導
小テスト⑫
・これまで学んだことを定着させる.
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
11週 Lesson 10 Energy ・英語でエネルギーの説明ができる.
・基本文法が理解できる.
12週 Lesson 10 Energy
小テスト⑬
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
13週 試験対策演習
小テスト⑭
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
14週 試験対策演習
小テスト⑮
・著者の意図を正確に読み取ることができる.
・自分の考えや経験を述べることができる.
15週 学年末試験 到達目標(1),(2)
16週 学年末試験の解説と学習指導 ・これまで学んだことを定着させる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前3,前5,前7,前8,前11,前13,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前4,前6,前10,前12,後1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3,前5,前7,前8,前11,前13,前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000