AI基礎

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 AI基礎
科目番号 R06S317 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)応用基礎としてのデータサイエンス AI×データ活用の実践,赤穂昭太郎/今泉允聡/内田誠一/清智也/ 高野渉/辻真吾/原尚幸/久野遼平/ 松原仁/宮地充子/森畑明昌/宿久洋・著 ,講談社サイエンティフィック
担当教員 重松 康祐

到達目標

(1)AIの歴史と社会での位置づけについて説明できる。(定期試験、課題・レポート)
(2)機械学習の枠組みと代表的アルゴリズムについて説明できる。(定期試験、課題・レポート)
(3)深層学習の動作原理と応用例について説明できる。(定期試験、課題・レポート)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標AIの歴史と社会での位置づけについて説明でき、その知識を応用できる。AIの歴史と社会での位置づけについて説明できる。AIの歴史と社会での位置づけについて説明できない。
到達目標(2)の評価指標機械学習の枠組みと代表的アルゴリズムについて説明でき、その知識を応用できる。機械学習の枠組みと代表的アルゴリズムについて説明できる。機械学習の枠組みと代表的アルゴリズムについて説明できない。
到達目標(3)の評価指標深層学習の動作原理と応用例について説明でき、その知識を応用できる。深層学習の動作原理と応用例について説明できる。深層学習の動作原理と応用例について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会において、インターネットの普及と計算機技術の進歩は目覚ましく、これらの技術を基盤とする人工知能(AI)は、社会に広く浸透してきている。
本講義では、AI の歴史とその応用分野、社会との関係、機械学習、深層学習について習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
黒板、パワーポイントを用いた講義形式で進める。
注意点:
(履修上の注意)
予習復習だけでなく、新聞、テレビ、インターネット等から得られる情報にも興味を持ち、日頃から接しておくことが大切である。
なお,講義の途中でわからなくなったらすぐに質問すること。
(自学上の注意)
各回で実施する振り返りに基づいて、理解が不十分であったところを重点的に復習すること。

評価

(総合評価)
総合評価 = (定期試験の平均点) × 0.8 + 課題等 × 0.2
(単位修得の条件)
総合評価60%以上を単位修得の条件とする。
(再試験について)
再試験は原則実施しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 AIと社会 AI研究の歴史を理解する。
2週 AIと社会 AIを実社会で活用する際の課題について理解する。
3週 機械学習の基礎 機械学習の枠組みについて理解する。
4週 機械学習の基礎 汎化能力とモデル選択方法について理解する。
5週 機械学習の基礎 機械学習の評価法について理解する。
6週 機械学習の応用 機械学習の代表的アルゴリズムについて理解する。
7週 機械学習の応用 機械学習の代表的アルゴリズムについて理解する。
8週 機械学習の応用 機械学習の代表的アルゴリズムについて理解する。
4thQ
9週 後期中間試験 到達目標(1)
10週 深層学習の基本的な枠組み 深層学習の基本的な枠組みについて理解する。
11週 ニューラルネットワークの原理 ニューラルネットワークの原理について理解する。
12週 パラメータの学習 ニューラルネットワークの学習方法について理解する。
13週 深層学習の応用 深層学習の応用について理解する。
14週 ロボット,認識,言語 ロボット、認識、言語へのAIの応用について理解する。
15週 後期期末試験 到達目標(2)、(3)
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力40040
専門的能力402060