到達目標
(1) 論理について理解する.(定期試験と課題)
(2) 集合について理解する.(定期試験と課題)
(3) 写像について理解する.(定期試験と課題)
(4) 関係について理解する.(定期試験と課題)
(5) 再帰について理解する.(定期試験と課題)
(6) 自主的,継続的に学習することができる.(課題)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標(1)の評価指標 | 論理について,他者に説明できるレベルで理解している. | 論理について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 論理について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
到達目標(2)の評価指標 | 集合について,他者に説明できるレベルで理解している. | 集合について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 集合について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
到達目標(3)の評価指標 | 写像について,他者に説明できるレベルで理解している. | 写像について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 写像について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
到達目標(4)の評価指標 | 関係について,他者に説明できるレベルで理解している. | 関係について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 関係について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
到達目標(5)の評価指標 | 再帰について,他者に説明できるレベルで理解している. | 再帰について,講義で取り上げた例題を解くことができる. | 再帰について,基本的な概念の定義や用語の定義を述べることができない. |
到達目標(6)の評価指標 | 全ての課題を提出し,挑戦的な問題にも取り組んで正解している. | 全ての課題を提出している. | 課題の提出率が6割未満である. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (B2)
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JABEE 1.2(c)
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JABEE 1.2(d)(1)
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JABEE 1.2(g)
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教育方法等
概要:
情報系技術者・研究者の素養として必要となる専門的な数学について,論理と集合を中心に学ぶ.
(科目情報)
教育プログラム 第1学年 ◎科目
授業の進め方・方法:
原則として毎回,授業内容の理解を問う課題を課すので,授業を良く聞いて理解に努めること.
(参考図書)
[1] Susanna, S. Epp, Discrete Mathematics with Applications, Brooks Cole.
[2] Rodgers, N., Learning to Reason: An Introduction to Logic, Sets, and Relations, Wiley.
[3] Makinson, D., Sets, Logic and Maths for Computing, Springer.
(事前学習)
参考図書の該当箇所を読んでおくことが望ましい.
注意点:
(履修上の注意)
本科目は学修単位であり,2単位の修得には授業時間外の学修等とあわせて90単位時間の学修が必要な科目である.本科目では授業時間外の学修として課題を課す.
配布プリントを整理するためのクリアファイル(A4サイズ)を用意すること.
(自学上の注意)
課題に意欲的に取り組むこと.
評価
(総合評価)
総合評価 = 定期試験 × 0.5 + 課題 × 0.5
(単位修得の条件について)
全課題の60%以上の提出を単位修得の条件とする.
(再試験について)
年度末の再試験期間に実施する.受験資格者については試験解説時にアナウンスする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
論理 (1) |
推論の形式化と論理演算について理解する.
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2週 |
論理 (2) |
論理の言語について理解する.
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3週 |
論理 (3) |
形式的証明について理解する.
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4週 |
集合 (1) |
集合演算について理解する.
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5週 |
集合 (2) |
空集合,直積集合,べき集合について理解する.
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6週 |
写像 (1) |
写像に関する基礎概念について理解する.
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7週 |
写像 (2) |
単射,全射,全単射について理解する.
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8週 |
関係 (1) |
関係に関する基礎概念について理解する.
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
到達目標(1)(2)(3)
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10週 |
後期中間試験の解答と解説 |
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11週 |
関係 (2) |
同値関係について理解する.
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12週 |
関係 (3) |
順序関係について理解する.
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13週 |
再帰 (1) |
数学的帰納法と再帰的定義について理解する.
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14週 |
再帰 (2) |
構造帰納法と構造再帰による定義について理解する.
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15週 |
学年末試験 |
到達目標(4)(5)
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16週 |
学年末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 4 | 後4,後5 |
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | 後6,後7,後8,後11,後12 |
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |