到達目標
(1)組込みシステム上で入出力制御を行うことができる(レポート,発表)
(2)組込みシステム上でデータ通信,解析を行うことができる(レポート,発表)
(3)組込みシステム上でモータ制御を行うことができる(レポート,発表)
(4)自ら開発したシステムについて説明することができる(レポート,発表)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標(1)の評価指標 | 組込みシステム上における入出力制御について,自ら工夫を加えることができる | 組込みシステム上で基本的な入出力制御を行うことができる | 左記ができない |
到達目標(2)の評価指標 | 組込みシステム上におけるデータ通信・解析について,自ら工夫を加えることができる | 組込みシステム上で基本的なデータ通信・解析を行うことができる | 左記ができない |
到達目標(3)の評価指標 | 組込みシステム上におけるモータ制御について,自ら工夫を加えることができる | 組込みシステム上でモータ制御を行うことができる | 左記ができない |
到達目標(4)の評価指標 | 自ら開発したシステムについて,その詳細を分かりやすく説明することができる | 自ら開発したシステムについて説明することができる | 左記ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ロボットやIoTなどのキーワードに代表されるように,組込みシステムへの期待が高まっている.
組込みシステムは,仮想空間での処理が中心である汎用コンピュータと異なり,我々が生きる実空間と密接に関わるという特徴をもつ。実際に手を動かしながら組込み向けコンピュータ上に実装することで,(1)実空間からのセンシング, (2)仮想空間でのデータ解析, (3)実空間におけるアクチュエータ制御までを一貫して開発するための技術を学んでいく.
授業の進め方・方法:
本講義は演習形式で行う.自ら手を動かしながら,必要となる知識を身に着けていく.
(事前学習)
電子回路,コンピュータネットワーク,工学実験III, 工学実験IVを復習しておくこと
注意点:
(履修上の注意)
分からない部分は自ら調べることで調査能力も鍛えること.
それでも分からない場合は,他の受講者や教員に質問すること
(自学上の注意)
組込みシステム,コンピュータアーキテクチャ,制御工学などの科目と密接に関わるため合わせて学習をすることを勧める.
評価
(総合評価)
総合評価 = (レポート) × 0.6 + (発表) × 0.3 + (相互評価) × 0.1
(単位修得の条件)
総合評価60%以上の者を単位修得の条件とする.
(再試験について)
本科目では実施しない
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,組込みプログラミング |
基本的な組込みプログラミングを記述することができる
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2週 |
汎用入出力 スイッチ,LED |
GPIOを用いた制御を行うことができる
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3週 |
外部インタフェース シリアル通信 |
外部インタフェースを用いたデータ通信を行うことができる
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4週 |
インターネット,プロトコル |
インターネットやプロトコルを利用した実装を行うことができる
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5週 |
センシングとログ解析 |
センシングとデータ解析を行うことができる
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6週 |
センシングとログ解析 |
センシングとデータ解析を行うことができる
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7週 |
モータ制御 |
モータを使った制御を行うことができる
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8週 |
モータ制御 |
モータを使った制御を行うことができる
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4thQ |
9週 |
(後期中間試験) |
本科目では実施しない
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10週 |
応用システムの開発 |
応用システムを開発することができる
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11週 |
応用システムの開発 |
応用システムを開発することができる
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12週 |
応用システムの開発 |
応用システムを開発することができる
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13週 |
応用システムの開発 |
応用システムを開発することができる
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14週 |
成果発表 |
開発した応用システムについて成果発表を行うことができる
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15週 |
学年末試験 |
本科目では実施しない
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16週 |
学年末試験返却 |
本科目では実施しない
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 発表 | 相互評価 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 10 | 100 |
専門的能力 | 60 | 30 | 10 | 100 |