到達目標
(1) 整流回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができる
(2) 平滑回路や安定化電圧回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができる
(3) 演算増幅器応用回路について原理や働きや動作を式を用いて説明することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 整流回路の原理や働き、動作を式を用いて詳細まで説明することができる | 整流回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができる | 整流回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができない |
| 平滑回路や安定化電圧回路の原理や働き、動作を式を用いて詳細まで説明することができる | 平滑回路や安定化電圧回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができる | 平滑回路や安定化電圧回路の原理や働き、動作を式を用いて説明することができない |
| 演算増幅器応用回路について原理や働きや動作を式を用いて詳細まで説明することができる | 演算増幅器応用回路について原理や働きや動作を式を用いて説明することができる | 演算増幅器応用回路について原理や働きや動作を式を用いて説明することができない |
学科の到達目標項目との関係
自主的,継続的に学習する能力 JABEE基準1(2)(g)
説明
閉じる
(分野別要件(工学(融合複合・新領域))基礎工学の知識・能力 JABEE基準2.1(1)
説明
閉じる
情報技術、専門工学の基礎を身につける 大分高専学習教育目標(B2)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
3年次の電子回路の知識や電気回路の知識を基礎として,主に応用電子回路を学習し理解する.この科目で取り扱う回路名は, 電子回路を働かせるための基礎となる電源回路,現在,電子回路を用いたアナログ信号処理の基本となる素子である演算増幅回路と、それを利用した各種演算回路の動作,原理,応用例等について教授する.
(科目情報)
教育プログラム 第2学年 〇科目
授業時間23.25時間
関連科目:電気回路,電子回路,電子物性概論,センサ工学
授業の進め方・方法:
本授業は、整流回路、平滑回路や安定化電圧回路、演算増幅器応用回路という順で進める。授業は基本的に講義形式で行う。
(再試験について)
再試験は実施しない.
注意点:
(履修上の注意)
講義の途中でわからなくなったらすぐに質問すること.
(自学上の注意)
必ず予習復習を行うこと.練習問題はその日のうちに自分で解くこと.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
3年次の復習:ダイオードとトランジスタの動作と働き |
ダイオードとトランジスタの動作と働きを理解する.
|
2週 |
半波整流回路,全波整流回路 |
交流から脈流を得る回路を理解する.
|
3週 |
半波整流回路,全波整流回路 |
交流から脈流を得る回路を理解する.
|
4週 |
コンデンサ入力型平滑回路 |
脈流から直流を得る回路を理解する
|
5週 |
コンデンサ入力型平滑回路 |
脈流から直流を得る回路を理解する
|
6週 |
直列型安定化電圧回路 |
安定な電源を得る回路について理解する.
|
7週 |
直列型安定化電圧回路 |
安定な電源を得る回路について理解する.
|
8週 |
後期中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
後期中間試験の解答と解説 |
自身の理解力を分析し,わからなかった部分を理解する.
|
10週 |
演算増幅器の基礎,反転増幅器,非反転増幅器など |
理想演算増幅器の基礎を理解する.
|
11週 |
加算回路,減算回路など |
演算増幅器の基本回路の動作を理解する.
|
12週 |
実際の演算増幅器 |
現実の演算増幅器の特性を理解する.
|
13週 |
実際の演算増幅器 |
現実の基本演算増幅器の特性を理解する.
|
14週 |
各種の演算増幅器応用回路 |
積分回路,微分回路,対数回路,逆対数回路など.
|
15週 |
後期期末試験 |
|
16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
自身の理解力を分析し,わからなかった部分を理解する.
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 |
専門的能力 | 80 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |