概要:
教育プログラム:第 2 学年◎科目,授業時間:195 時間,関連科目:地域日本文学,日本語表現法,実験実習Ⅰ~Ⅳ,応用測量実習,無機物理化学実験,プロジェクト実験Ⅰ(専攻科),特別研究Ⅰ,Ⅱ(専攻科)
授業の進め方・方法:
高専で修得した学習の集大成として卒業研究を実施する.都市・環境工学科教員の研究テーマから希望する教員の研究室を選択する.なお,各教員の研究室に所属できる学生は全学生数を全教員数で割ったおおよその人数とするので,全員が希望する教員につけるとは限らない.
総合評価および再試験は次の(1)~(4)のとおり.
(1) 達成目標の(1)~(3)について,①中間報告会,②卒業研究報告書,③試問で評価する.①中間報告会は中間報告書と発表・質疑応答,③試問は卒業研究概要と発表・質疑応答の評価とする.
(2) ①~③については,複数の都市・環境工学科教員で審査する.
(3) ①~③の評価が全て 60 点以上の場合を合格とする.総合評価は別途「都市・環境工学科卒業研究評価方法」にて定め,受講者に説明する.
(4) ①~③の評価点が 60 点未満(不可)の場合,再試験(再審査)を受けることができる.
注意点:
自発的に各研究テーマに取組み,実験・解析・計画等の内容を理解し,積極的に研究室内の他のメンバーとも協力して卒業研究を進める.調査のため校外に出かけることもあるが,事故等に対して十分に注意をはらう.卒業研究をまとめるだけでなく,土木学会等の学外での発表ができるように期待する.時間割にこだわらず,放課後・休日・長期休暇中にも研究に従事する.なお,各授業時間では,担任による出席確認を行うので,授業開始 5 分前に教室に集合する.都市・環境工学の基礎事項を復習する.研究計画を立てる.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 後7,後13 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 後7,後13 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後7,後13 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後7,後13 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前13,後6,後12 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 前13,後6,後12 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 前13,後6,後12 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 後7,後13 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 前13,後6,後12 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 前13,後6,後7,後12 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前13,後6,後12 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後7,後12 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 後7,後12 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | 後7,後12 |