衛生工学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 衛生工学
科目番号 31C422 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 和田洋六,「水処理技術 (ポイント解説) 」,東京電機大学出版局.
担当教員 帆秋 利洋

到達目標

(1) 水道の役割,種類と単位操作(凝集・沈殿・ろ過・殺菌等)を説明できる.(定期試験)
(2) 下水道の役割と現状,汚水処理の種類について,説明できる.(定期試験)
(3) 生物学的排水処理の基礎を説明できる.(定期試験)
(4) 汚泥処理・処分について,説明できる.(定期試験)
(5) 廃棄物(発生源と現状,収集・処理・処分,減量化・再資源化,廃棄物対策の施策・法規等)を説明できる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
水道の役割,種類と単位操作を説明できる.水道の役割と種類および単位操作が説明できる.水道の役割または種類と単位操作が説明できる.水道の役割または種類と単位操作が説明できない.
下水道の役割と現状,汚水処理の種類について,説明できる.下水道の役割と現状,汚水処理の種類について,説明できる.下水道の役割と現状,または汚水処理の種類について,説明できる.下水道の役割と現状,または汚水処理の種類について,説明できない.
生物学的排水処理の基礎を説明できる.生物学的排水処理の基礎を説明できる生物学的排水処理の基礎の主要部を説明できる.生物学的排水処理の基礎の主要部を説明できない.
汚泥処理・処分について,説明できる.汚泥処理・処分について,説明できる.汚泥処理・処分の主要部について,説明できる.汚泥処理・処分について,説明できない.
廃棄物(発生源と現状,収集・処理・処分,減量化・再資源化,廃棄物対策の施策・法規等)を説明できる.廃棄物(発生源と現状,収集・処理・処分,減量化・再資源化,廃棄物対策の施策・法規等)を説明できる.廃棄物(発生源と現状,収集・処理・処分,減量化・再資源化,廃棄物対策の施策・法規等)の主要部を説明できる.廃棄物(発生源と現状,収集・処理・処分,減量化・再資源化,廃棄物対策の施策・法規等)を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(g) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1)③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(実践的教育科目)この科目は、企業にて環境分野の研究開発を担当していた教員が、その経験を活かし、ヒトを衛(まもる)衛生工学の技術について講義形式で授業を行うものである。
教育プログラム:第1学年◎科目,授業時間:23.25時間,関連科目:都市・環境工学概論,環境工学,基礎生物化学,環境微生物学
この科目は、AEおよびRM対応科目です。
授業の進め方・方法:
本授業では,全国高専の建設系分野における環境に関するモデルコアカリキュラムのなかで,上水道,下水道,廃棄物ならびに水質汚濁の学習内容について講義する.教科書をベースに様々な事例等を交えてパワーポイントにて解説する.本科目は,学習単位であるため,10回以上のレポートや課題提出を行い,それらの評価点を加味した上で最終評価を行います.総合評価が60点以上を合格とする.再試験は基本的に実施しない.
注意点:
授業の進行が早いので,教科書を予習・復習されたい.また,教科書のみならず,授業で案内する参考図書等を利用して情報収集することを薦める.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 衛生工学のガイダンス
専門用語の解説・衛生化学・衛生生物工学の基礎
専門用語・衛生化学・衛生生物工学の基礎について理解する.
2週 <水質汚濁>
(1) 物質循環と微生物
(2) 水域生態系と水質変換過程
物質循環と微生物の関係を説明できる.
水域生態系と水質変換過程(自浄作用,富栄養化,生物濃縮等)を理解する.
3週 <水質汚濁>
水質汚濁の発生源と現状
水質汚濁の発生源と現状を理解する.
4週 <上水道>
(1) 上水道の役割と現状,種類
上水道の必要性,種類を理解する.
5週 <上水道>
(2) 浄水の基礎、施設構成と機能
凝集・沈殿・ろ過・殺菌のプロセスと役割を理解する.
6週 <下水道>
(1) 下水道の役割と現状,種類
下水道の役割と現状,汚水処理の種類を理解する.
7週 <下水道>
(2) 下水道の基礎、施設構成と機能
下水道の基本計画・施設計画・下水道の構成を理解する.
8週 <下水道>
(3) 生物学的排水処理
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を理解する.
4thQ
9週 後期中間試験
10週 <下水道>
(4) 汚泥処理・処分
汚泥処理・処分の方法を理解する.
11週 <学外研修>
(1) 上水道・下水道施設の見学
実際の社会インフラ施設の実態について理解する.
12週 <学外研修>
(2) ゴミ処理施設の見学
実際の社会インフラ施設の実態について理解する.
13週 <廃棄物>
(1) 廃棄物の発生源と現状
(2) 廃棄物の収集・処理・処分
廃棄物の発生源と現状を理解する.
廃棄物の収集・処理・処分を理解する.
14週 (3) 廃棄物の減量化・再資源化
(4) 廃棄物対策
減量化・再資源化を理解する.
廃棄物対策(施策・法規等)を理解する.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境水の物性、水の循環を説明できる。4
水質指標を説明できる。4
物質循環と微生物の関係を説明できる。4後11
水質汚濁の現状を説明できる。4
水質汚濁物の発生源と移動過程を説明でき、原単位、発生負荷を含めた計算ができる。4
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。4後11
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。4
水道の役割、種類を説明できる。4後1
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。4後2
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。4後3,後4
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。4後5
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。4後6,後7
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。4後8
微生物の定義(分類、構造、機能等)を説明できる。4後8
汚泥処理・処分について、説明できる。4後10

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力2010000030
専門的能力2020000040
分野横断的能力1020000030