概要:
(実践的教育科目)この科目は,企業にて環境分野の研究開発を担当していた教員が,その経験を活かし,環境化学分野で使用する分析技術について実習を行うものである.
クラスを前期では2つ,後期では3つのグループに分けて,情報処理演習(C言語およびCAD),土質実験,構造・材料実験,環境化学実験の4つの実験実習を行う.(1)情報処理演習ではC言語のプログラミングおよびCADの演習を行う.(2)土質実験では土の物理特性,安定化などに関する実験を行う.(3) 構造・材料実験ではコンクリートや鋼材に関する各種試験を行う. (4)環境化学では,水質指標の定量分析と環境微生物の測定を行う.
この本科目は,アグリエンジニアリング教育,レジリエントマネジメント教育の対応科目である.
(科目情報)
AE科目/RM科目
授業の進め方・方法:
前期では,情報処理演習と土質実験、後期では,構造・材料実験,環境化学実験,土質実験を行う.(1)情報処理演習では,C言語およびCADによるモデリングを行う.(2)土質実験では,前期に土の物理特性,安定化などに関する実験,後期に土の力学試験を行う.(3)構造・材料実験ではコンクリートや鋼材に関する各種試験を行う. (4)環境化学では,水質指標の代表としてpH, DO, BOD, COD, TOCの定量分析および微生物の分離培養と計数手法について学ぶ.
(事前学習)
毎週事前に実習予定表を確認し、該当する実験実習について、教科書や参考図書で学習しておくこと.
実験実習を行う前に、手指消毒と身だしなみを整えること.
注意点:
(履修上の注意)
実験機器や薬品の取り扱い,作業の安全に注意する.
関連科目の予習・復習を十分に行って実験実習に臨むこと.
(自学上の注意)
受講前に教科書や構造実験指導書を自宅で読み,実験の目的や手順を整理する.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
A班:C言語プログラミング① B班:安全教育,物理試験Ⅰ |
A班:複数のデータやアドレスを扱うプログラムを作成できる. B班:含水比試験,密度試験が理解できる.
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2週 |
A班:安全教育,物理試験Ⅰ B班:C言語プログラミング① |
A班:含水比試験,密度試験が理解できる. B班:複数のデータやアドレスを扱うプログラムを作成できる.
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3週 |
A班:C言語プログラミング② B班:物理試験Ⅱ |
A班:ファイル操作を扱うプログラムを作成できる. B班:湿潤・砂置換による現場密度試験が理解できる.
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4週 |
A班:物理試験Ⅱ B班:C言語プログラミング② |
A班:湿潤・砂置換による現場密度試験が理解できる. B班:ファイル操作を扱うプログラムを作成できる.
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5週 |
A班:C言語プログラミング③ B班:物理試験Ⅲ |
A班:専門分野に関するプログラムを作成できる. B班:液・塑性限界試験が理解できる.
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6週 |
A班:物理試験Ⅲ B班:C言語プログラミング③ |
A班:液・塑性限界試験が理解できる. B班:専門分野に関するプログラムを作成できる.
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7週 |
A班:CAD演習① B班:物理試験Ⅳ |
A班:CADの基本的な操作ができる. B班:粒度試験が理解できる.
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8週 |
A班:物理試験Ⅳ B班:CAD演習① |
A班:粒度試験が理解できる. B班:CADの基本的な操作ができる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
実施しない
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10週 |
A班:CAD演習② B班:安定化試験 |
A班:描きたいオブジェクトをモデリングできる. B班:締固め試験が理解できる.
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11週 |
A班:安定化試験 B班:CAD演習② |
A班:締固め試験が理解できる. B班:描きたいオブジェクトをモデリングできる.
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12週 |
A班:CAD演習③ B班:透水試験 |
A班:表現やレイアウトについて理解できる. B班:定水位・変水位透水試験が理解できる.
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13週 |
A班:透水試験 B班:CAD演習③ |
A班:定水位・変水位透水試験が理解できる. B班:表現やレイアウトについて理解できる.
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14週 |
実験の総括,レポート作成 |
前期の実験の総括とレポート作成をする.
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15週 |
前期末試験 |
実施しない
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16週 |
試験解説 |
実施しない
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後期 |
3rdQ |
1週 |
A班:強度試験Ⅰ B班:配合設計と鉄筋の引張試験 C班:実験器具の使い方, pH, DO, BODの測定 |
A班:改良土供試体作製が理解できる. B班:配合設計方法および鉄筋の引張試験を理解する. C班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ
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2週 |
A班:配合設計と鉄筋の引張試験 B班:実験器具の使い方, pH, DO, BODの測定 C班:強度試験Ⅰ |
A班:配合設計方法および鉄筋の引張試験を理解する. B班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ C班:改良土供試体作製が理解できる.
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3週 |
A班:実験器具の使い方, pH, DO, BODの測定 B班:強度試験Ⅰ C班:配合設計と鉄筋の引張試験 |
A班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ B班:改良土供試体作製が理解できる. C班:配合設計方法および鉄筋の引張試験を理解する.
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4週 |
A班:物理試験Ⅴ B班:コンクリートの打設 C班:COD, TOCの定量分析 |
A班:砂の最小・最大密度試験が理解できる. B班:コンクリートの打設を理解し,スランプや空気量測定ができる. C班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ
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5週 |
A班:コンクリートの打設 B班:COD, TOCの定量分析 C班:物理試験Ⅴ |
A班:コンクリートの打設を理解し,スランプや空気量測定ができる. B班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ C班:砂の最小・最大密度試験が理解できる.
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6週 |
A班:COD, TOCの定量分析 B班:物理試験Ⅴ C班:コンクリートの打設 |
A班:環境化学で基本となる手分析と機器分析の方法を学ぶ B班:砂の最小・最大密度試験が理解できる. C班:コンクリートの打設を理解し,スランプや空気量測定ができる.
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7週 |
A班:強度試験Ⅱ B班:セメント,骨材 C班:微生物の分離培養 |
A班:土の一面せん断試験が理解できる. B班:セメント,骨材試験が理解できる. C班:微生物の分離培養方法を学ぶ
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8週 |
A班:セメント,骨材 B班:微生物の分離培養 C班:強度試験Ⅱ |
A班:セメント,骨材試験が理解できる. B班:微生物の分離培養方法を学ぶ C班:土の一面せん断試験が理解できる.
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
実施しない
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10週 |
A班:微生物の分離培養 B班:強度試験Ⅱ C班:セメント,骨材 |
A班:微生物の分離培養方法を学ぶ B班:土の一面せん断試験が理解できる. C班:セメント,骨材試験が理解できる.
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11週 |
A班:強度試験Ⅲ B班:コンクリートの強度試験および非破壊試験 C班:微生物の計数 |
A班:改良土の一軸圧縮試験が理解できる. B班:コンクリートの強度試験および非破壊試験が理解できる. C班:微生物の計数方法を学ぶ
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12週 |
A班:コンクリートの強度試験および非破壊試験 B班:微生物の計数 C班:強度試験Ⅲ |
A班:コンクリートの強度試験および非破壊試験が理解できる. B班:微生物の計数方法を学ぶ C班:改良土の一軸圧縮試験が理解できる.
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13週 |
A班:微生物の計数 B班:強度試験Ⅲ C班:コンクリートの強度試験および非破壊試験 |
A班:微生物の計数方法を学ぶ B班:改良土の一軸圧縮試験が理解できる. C班:コンクリートの強度試験および非破壊試験が理解できる.
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14週 |
実験の総括,レポート作成 |
後期の実験の総括とレポート作成をする.
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15週 |
学年末末試験 |
実施しない
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16週 |
試験解説 |
実施しない
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |