校外実習

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校外実習
科目番号 R03C428 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 特に指定しない./ 実習先の業務に関連する図書など.
担当教員 名木野 晴暢

到達目標

(1) 社会性を身につけ,コミュニケーションができる.(実習証明書・実習報告会)
(2) 実務を体験することにより,これからの授業に対する意義を一層深め,さらに将来の進路選択の一助となり得るように実習に取り組むことができる.(実習報告書・実習報告会)
(3) 体験内容をまとめ,プレゼンテーションができる.(実習報告書・実習報告会)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業等における技術者・研究者等の実務が認識でき,進路決定の参考として積極的に実習に取り組むことができる.企業等における技術者・研究者等の実務が認識でき,実習に取り組むことができる.企業等における技術者・研究者等の実務が認識できない.
評価項目2企業人としての責任ある仕事の進め方が認識でき,自主的に実習に取り組むことができる.企業人としての責任ある仕事の進め方が認識でき,サポートを受けながらも実習に取り組むことができる.企業人としての責任ある仕事の進め方が認識できない.
評価項目3実習体験内容を的確にまとめ,他者にわかりやすくプレゼンテーションができる.実習体験内容をまとめ,プレゼンテーションができる.実習体験内容をまとめることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(4) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 校外実習は校内において学習できない現場の業務を体験することにより教室で修得した知識と現場の業務との結びつきを知って,事後の学習を一層充実させるとともに,将来の自分の進路を決定する際のてがかりの一助とするものである.
 このためには校内の実験・実習において実施されている班単位の行動よりも,学生一人一人が独立した行動をとることが期待されるので,学生はそのつもりで判断,決定すること.

(科目情報)
教育プログラム 第1学年 〇科目

授業の進め方・方法:
校外実習受け入れ企業等の紹介をするので希望する学生は申し込む.また,学生自身が実習先を探す場合は,高専の実習先としてふさわしいかどうかを学科で検討するので,事前に4年学級担任に申し出ること.実習は原則として夏期休業中に実施し,実習時間は30時間以上とする.

(事前学習)
(1)三年次の特活でのキャリア教育の内容を念頭に置いて,興味のある実習先の調査をしておくこと.
(2)履歴書の書き方の復習をしておくこと.
(3)情報リテラシーの復習もしておくこと.

注意点:
(履修上および自学上の注意)
(1)実習先の業務についてあらかじめ調べておくこと.
(2)将来の進路決定の参考になるように積極的に実習に努めること.

評価

(総合評価について)
総合評価 = (実習証明書)× (1/3) + (実習報告書)× (1/3) +(実習報告会)× (1/3)

(再試験について)
再試験は,原則として実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 実習先の決定
3週 実習
4週 実習証明書・実習報告書の提出 実習後,実習証明書を教育支援係に提出する.
実習報告書(教育支援係提出用1ページ,学科提出用2ページ)を作成し,教育支援係および4年学級担任に提出することができる.
5週 実習報告会 実習報告会において成果を発表する.
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前3,前4,前5
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前3,前4,前5
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前3,前4,前5
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前3,前4,前5
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前3,前4,前5
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前3,前4,前5
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前3,前4,前5
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前3,前4,前5

評価割合

実習証明書実習報告書実習報告会合計
総合評価割合333433000100
基礎的能力15151500045
専門的能力18191800055
分野横断的能力0000000