交通工学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 交通工学
科目番号 R04C422 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 内田一郎,鬼塚克忠,「道路工学」,森北出版
担当教員 田中 孝典

到達目標

(1) 交通流に関する基礎的な計算ができる.(定期試験)
(2) 交通容量に関する基礎的な計算ができる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標(1)の評価指標交通流に関する基礎的な計算ができる.交通流に関する基礎的な内容を理解ができる.交通流に関する基礎的な計算ができない.
目的・到達目標(2)の評価指標交通容量に関する基礎的な計算ができる.交通容量に関する基礎的な内容を理解ができる.交通容量に関する基礎的な計算ができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目においては,「交通工学」として交通量調査,交通量変動,単短部・平面交差の設計交通容量などを講義する.

(科目情報)
教育プログラム第1学年 ◎科目
RM科目
授業の進め方・方法:
授業中に多くの演習問題を解いて,交通工学の設計等に関する解法を身に着ける.

(事前学習)
事前に教科書の該当箇所に目を通して,内容を把握しておくこと.
注意点:
(履修および自学上の注意)
授業で実施および解説した演習問題を復習すること.

評価

(総合評価)
総合評価=(2回の定期試験の平均点)×1.0

(再試験)
再試験は総合評価が60点に満たない者に対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 交通量調査,交通量変動 交通量調査,交通量の変動を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
2週 混雑度,速度調査 混雑度および速度の意味を理解し計算ができる.(MCC Ⅴ-F)
3週 起終点調査,パーソントリップ調査 起終点調査,OD表の意味を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
4週 交通量の特性 交通量の特性を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
5週 交通量の将来推計,発生交通量の推計 交通量の将来推計,発生・分布交通量の推計法を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
6週 発生交通と分布交通量 発生交通と分布交通量の意味を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
7週 4段階推定法,配分交通量 4段階推定法を理解でき,配分交通量を計算ができる.(MCC Ⅴ-F)
8週 単路部の基本交通容量と可能交通容量  単路部の可能交通容量の計算法を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
4thQ
9週 後期中間試験 目的・到達目標(1).
10週 後期中間試験の解答と解説
わからなかった部分を理解する.
11週 単路部の設計交通容量 単路部の設計交通容量の計算法を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
12週 交差の種類と計画・設計 交差点の設計交通容量を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
13週 インターチェンジの種類と特徴 インターチェンジの種類と特徴を理解できる.(MCC Ⅴ-F)
14週 平面交差の設計交通容量 平面交差の設計交通容量理解し計算ができる.(MCC Ⅴ-F)
15週 後期期末試験 目的・到達目標(2).
16週 後期期末試験の解答と解説 わからなかった部分を理解する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。4後5,後7
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。4後4,後6,後8,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000