到達目標
(1)自己が主体的に参画していく社会において,経済はどのようにして均衡が達成されるのか,また,市場の失敗とは何かを理解できる.(定期試験)
(2)持続可能な社会の実現を踏まえて,効果的資源配分はどのようにして達成されるのかを理解できる.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
到達目標(1)の評価指標 | 経済のしくみについて十分に理解できる. | 経済のしくみについてある程度理解できる. | 経済のしくみについて理解できない. |
到達目標(2)の評価指標 | 効率的資源配分について十分に理解できる. | 効率的資源配分についてある程度理解できる. | 効率的資源配分について理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A1)
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JABEE 1.2(a)
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教育方法等
概要:
本講義は,経済学とはいかなる学問なのかを学びます.ミクロ経済とマクロ経済の初歩を学ぶことによって,現代社会において観察される経済現象とその背景にある経済社会問題を知り,自分なりの経済現象に対する体系的な見方を養うことを目的とします.
(科目情報)
教育プログラム第1学年 ○科目
授業の進め方・方法:
経済のしくみと経済学,需要と供給,市場均衡,市場の効率性と政府介入,市場均衡と総余剰,市場の失敗と政府の役割,企業行動と財の需要,競争均衡と効率的資源配分,競争均衡経済厚生,ゲーム理論,展開形ゲーム,等々について学習する.
(事前学習)
シラバスにしたがって相当する教科書の範囲を事前に読んでおくこと.
注意点:
(履修上の注意)
教科書の予習と復習を徹底すること.
(自学上の注意)
復習する際には,ノートを参考にして理解を深めること.
評価
(総合評価)
総合評価=2回の定期試験の平均点
(単位修得の条件について)
総合評価が60点以上を単位修得の条件とする.
(再試験について)
再試験は,総合評価が60点に満たない者に対して実施する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
経済学入門 |
ミクロ経済学・マクロ経済学とは何かを理解できる.
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2週 |
消費理論(家計の行動) |
消費者行動の基礎・最適消費(効用最大化)を理解できる.
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3週 |
消費理論(家計の行動) |
所得の変化と最適消費・価格の変化と最適消費を理解できる.
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4週 |
消費理論(家計の行動) |
需要の価格弾力性を理解できる.
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5週 |
生産理論(完全競争における企業の行動) |
生産者行動の基礎・最適生産(完全競争下での利潤最大化)を理解できる.
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6週 |
生産理論(完全競争における企業の行動) |
各種の費用曲線を理解できる.
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7週 |
生産理論(完全競争における企業の行動) |
損益分岐点と操業停止点を理解できる.
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8週 |
生産理論(完全競争における企業の行動) 市場理論(完全競争における財取引) |
完全競争市場の長期均衡を理解できる. 市場の種類・市場の安定性を理解できる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
到達目標(1)(2)
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 市場理論(完全競争における財取引)
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試験の見直しと確認ができる. 余剰分析を理解できる.
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11週 |
市場理論(完全競争における財取引)
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パレート最適を理解できる.
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12週 |
市場の失敗(市場経済の問題点) |
市場の失敗・公共財・外部効果を理解できる.
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13週 |
不完全競争における財取引 |
不完全競争・独占市場・寡占市場を理解できる.
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14週 |
国際貿易(外国との財取引) |
国際貿易を理解できる.
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15週 |
前期末試験 |
到達目標(1)(2)
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16週 |
前期末試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |