概要:
本科目では,高専での学習により得た知識が,企業や大学等でどのように利用・活用されるかを理解し,自身の将来のありたい姿を明確化できることを目的としている.また,インターンシップや共同教育等を通して,企業および企業人としての社会的責任,社会人として自身が備えるべき能力を認識できるよう自己の研鑚を目指す.さらに,卒業後も社会人として継続的に学習し成長することを認識できる思考を養う.
(科目情報)
特になし.
授業の進め方・方法:
本科目は,MCC(モデルコアカリキュラム)のⅧの態度・志向性の到達目標を達成するための授業である.講話・講演等の聴講,企業等のインターンシップや現場見学,および演習に出席(履修)することを前提としており,各授業内容を通じて,目標とする到達レベルに達し,未来志向性・キャリアデザインや企業活動理解などの能力を養う.理解度等については,報告書の提出および内容で確認する.
(事前学習)
授業計画・方法および週ごとの到達目標の理解に努め,企業・研究学習,自己理解,進路選択等に取り組むこと.
注意点:
(履修上の注意)
各授業内容に出席(履修)することを前提とし,以下の注意点について留意すること.
(1)各授業項目について,実施することの意義の理解に努めること.また,それに伴って自己の涵養に努めること.
(2)実施する際には事前に周知するので,普段から授業担当教員および所掌の係からの連絡についてTeamsや電子掲示板などを常に確認すること.
(自学上の注意)
自身の理想とする将来像を見据えながら取り組むこと.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
教務・教育プログラム説明会(1回目) |
教務および教育プログラムについて理解し,自身の将来を考え,一年間の学習を計画することができる.
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2週 |
インターンシップ説明会 |
インターンシップ説明会により,企業学習の目的を理解できる.
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3週 |
インターンシップ関係書類作成 |
インターンシップ関係書類の作成を通じて,自身の企業学習の目的や履歴を整理できる.
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4週 |
インターンシップ報告会 |
企業学習した内容について相互に報告し,各企業の社会的役割を理解できる.
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5週 |
研修旅行 |
研修旅行により,複数企業の技術者や研究者の実務,業務の工程,社会的役割について理解することができる.
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6週 |
同上 |
同上
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7週 |
同上 |
同上
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8週 |
進路説明会 |
進路説明会により,自身の将来および進路について具体的に考えることができる.
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2ndQ |
9週 |
SPI試験(1回目) |
SPI等の就職試験の模擬試験を受験し,その結果から,自己の能力を分析することができる.
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10週 |
SPI試験(2回目) |
同上
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11週 |
SPI試験(3回目) |
同上
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12週 |
教務・教育プログラム説明会(2回目) |
教務および教育プログラムについて理解し,自身の将来像をイメージした,最終学年の学習計画を立てることができる.
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13週 |
企業・大学説明会(1回目) |
説明会に参加し,情報を収集・分析して,自身の進路選択に役立てることができる.
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14週 |
企業・大学説明会(2回目) |
同上
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15週 |
企業・大学説明会(3回目) |
同上
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前8,前13,前14,前15 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前1,前8,前9,前10,前11,前12 |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | 前1,前9,前10,前11,前12 |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | 前4,前13,前14,前15 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | 前4,前13,前14,前15 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | 前13,前14,前15 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | 前6,前9,前10,前11,前13,前14,前15 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 前13,前14,前15 |