到達目標
(1) 土の状態諸量や透水性などの基本的性質およびその上に成り立つ力学特性に関する内容が理解でき,応用できる.(課題,定期試験)
(2) 掘削や運搬,地盤改良などの施工法について理解できる.(課題,定期試験)
(3) 演習問題を通して理解を深めるとともに,自主的かつ継続的な学習ができる.(課題)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標(1)の評価指標 | 土の状態諸量や透水性などの基本的性質およびその上に成り立つ力学特性に関する内容が十分に理解でき,応用できる. | 土の状態諸量や透水性などの基本的性質およびその上に成り立つ力学特性に関する内容が理解でき,応用できる. | 土 土の状態諸量や透水性などの基本的性質およびその上に成り立つ力学特性に関する内容が理解できず,応用できていない. |
到達目標(2)の評価指標 | 掘削や運搬,地盤改良などの施工法について十分に理解できる. | 掘削や運搬,地盤改良などの施工法について理解できている. | 掘削や運搬,地盤改良などの施工法について理解できていない. |
到達目標(3)の評価指標 | 演習問題を通して十分に理解を深めるとともに,継続的な学習ができている. | 演習問題を通して理解を深めるとともに,継続的な学習ができている. | 演習問題を通して理解を深めるとともに,継続的な学習ができていない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (B2)
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JABEE 1.2(d)(1)
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JABEE 1.2(g)
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教育方法等
概要:
3,4年生で学んだ土質力学Ⅰ・Ⅱについて,演習を通して基礎的事項および計算方法の確認などを行う.この科目は学修単位科目のため,事後学習として課題を課す.
(科目情報)
教育プログラム第2学年 ◎科目
RM科目
授業の進め方・方法:
各回の授業は講義形式で行い,教科書の内容を中心に,参考書などによる補足を加えた授業用資料を用いる.
毎回の授業において演習問題に取り組むほか,課題を課す.
本科目は学修単位科目であり,演習問題および課題を通して継続的な学習ができ,各回の内容について理解し,問題を解く力を養う.
課題では,各回の内容に関する演習問題のみならず,それに関連して苦手の克服や興味・関心の深化を図ることを目的として取り組んだ自学の内容も評価する.
(事前学習)
土質力学Ⅰおよび土質力学Ⅱの内容を十分に復習しておくこと.
注意点:
(履修上の注意)
本科目は学修単位であり,2単位の修得には授業時間外の学修等とあわせて90単位時間の学修が必要な科目である.本科目では授業時間外の学修として課題を課す.
授業中に演習問題を解くことがあるので電卓を準備しておくこと.
(自学上の注意)
受講前に必ず前回の講義内容を復習し,要点を整理する.
評価
(総合評価)
総合評価=(中間試験と期末試験の平均点)×0.7+(課題の平均点)×0.3
(単位取得の条件)
全課題の60%以上の提出を単位修得の条件とする.
(再試験について)
再試験は総合評価が60点に満たない者に対して実施するが,全課題を提出していることを受験資格の条件とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 地盤調査法,土の基本的な性質 |
土工の目的について理解し,一連の工程における地盤調査の重要性と調査方法を説明できる. 土の基本的な性質が理解できる
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2週 |
土の締固め |
土の締固めが理解できる.
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3週 |
地盤内の水の流れ |
地盤内の水の流れが理解できる.
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4週 |
地盤内の応力 |
地盤内の応力が理解できる.
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5週 |
圧密と地盤沈下 |
圧密と地盤沈下が理解できる.
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6週 |
土のせん断強さ |
土のせん断強さについて理解できる.
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7週 |
総合演習 |
これまでの学習内容について演習を通して理解を深めることができる.
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8週 |
土圧Ⅰ |
土圧に関する計算ができる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
これまでの授業の理解度を確認するために試験を実施する. 到達目標(1),(2)
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 土圧Ⅱ |
わからなかった部分を理解する. 土圧に関する計算ができる.
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11週 |
斜面の安定 |
斜面の安定性に関する計算できる.
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12週 |
基礎の支持力 |
基礎の支持力に関する計算ができる.
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13週 |
地盤災害 |
液状化などの地盤災害について理解できる.
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14週 |
総合演習 |
これまでの学習内容について演習を通して理解を深めることができる.
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15週 |
前期期末試験 |
これまでの授業の理解度を確認するために試験を実施する. 到達目標(1),(2)
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
わからなかった部分を理解する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 施工・法規 | 土工の目的と施工法について、説明できる。 | 4 | 前1,前13,後1,後13 |
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。 | 4 | 前2,後2 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 20 |
専門的能力 | 60 | 20 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |