プログラミング基礎

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 プログラミング基礎
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 中村隆一,「学生のための詳解C」,東京電機大学出版局
担当教員 前 稔文

到達目標

(1) プログラム言語の利用法について理解し,プログラミングに関する基礎力を身につける.
(2) 授業項目に関連した諸現象のアルゴリズムと流れ図について理解できる.
(3) 授業項目に関連した項目について,その本質が理解できる.「例:関数の引数の意味」
(4) 継続的な学習と小テストにより理解を深め,簡単なデータ処理方法について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年生で学んだ「情報処理演習」を基礎にして,C言語による「基礎プログラミング技術」の習得を講義と小テストで行う.プログラミング文法を理解し,情報処理によって問題解決ができる能力を身につける..
授業の進め方・方法:
注意点:
プログラミングは情報処理教科の前提となる教科であり,実験実習(情報処理演習)の内容と深く関わるので,常日頃から十分復習すること.
小テストは返却し説明をするので,大事な点を書き込み整理してファイリングしておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラミングの概要
プログラム作成手順
プログラム作成における基礎および操作の流れを理解できる.
2週 構造化プログラム プログラム作成における基礎および操作の流れを理解できる.
3週 構造化プログラム プログラム作成における基礎および操作の流れを理解できる.
4週 入出力と計算
データの出力
データの入出力方法を理解できる.
5週 入出力と計算
データの出力
データを演算や加工して価値のある情報として出力できる.
6週 式の計算 データを演算や加工して価値のある情報として出力できる.
7週 復習Ⅰ 学習内容を深めることができる.
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験の解答と解説
if文
わからなかった部分を理解する.
制御文を使用できる.
10週 if~else文 制御文を使用することで,複雑なプログラム処理ができる.
11週 if~else文 「条件式とその評価」についての正確な意味を理解できる.
12週 for文 反復処理を使った実用的なプログラミングができる.
13週 while文
do~while文
反復処理を使った実用的なプログラミングができる.
14週 復習Ⅱ 学習内容を深めることができる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握し理解する.
後期
3rdQ
1週 1次元配列 配列の基本的な操作を理解できる.
2週 1次元配列 特殊な文字列の扱いが理解できる.
3週 2次元配列 2次元配列の基本的な操作ができる.
4週 2次元配列 2次元配列の基本的な操作ができる.
5週 文字列の処理 文字列を用いたプログラミングができる.
6週 文字列の処理 文字列を用いたプログラミングができる.
7週 復習Ⅲ 学習内容を深めることができる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の解答と解説
簡単な関数
わからなかった部分を理解する.
入力(呼び出し)-機能(事)-出力(戻り)の各部に分けて考えることができる.
10週 引数をもつ関数(値により呼び出し) 入力(呼び出し)-機能(事)-出力(戻り)の各部に分けて考えることができる.
11週 戻り値をもつ関数 関数の基礎的なプログラミングができる.
12週 応用問題 これまで学習に加えて,さらに応用的なプログラミングができる.
13週 応用問題 これまで学習に加えて,さらに応用的なプログラミングができる.
14週 復習Ⅳ 学習内容を深めることができる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握し理解する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野情報処理いろいろなコンピュータの利用について説明できる。2
アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。4
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000