科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 倫理
科目番号 30C203 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書) 松島隆裕 編,『哲学・倫理学概論』,学術図書出版社.
担当教員 堀 栄造

到達目標

(1) 先哲の思想に学びながら,物事を根本的に見つめる眼を養う.(定期試験)
(2)自らの人生について考え,自らの生き方を築いていこうとする姿勢を身に付ける.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1先哲の思想に学び,物事を根本的に見つめる眼を十分に養うことができた.先哲の思想に学び,物事を根本的に見つめる眼を養うことができた.先哲の思想に学び,物事を根本的に見つめる眼を養うことができなかった.
評価項目2自らの生き方を築いていこうとする姿勢を十分に身に付けることができた.自らの生き方を築いていこうとする姿勢を身に付けることができた.自らの生き方を築いていこうとする姿勢を身に付けることができなかった.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A1) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (A2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
古代から現代へ至る西洋思想および東洋思想の基礎を学び,物事を深く考える力を養い,学んだ知識が自らの人生観や世界観の形成の糧となるように授業を展開する.
(科目情報)前期1 コマ,後期1 コマ
授業時間 46.5 時間
関連科目 哲学特論Ⅰ・Ⅱ(専攻科),哲学概説,技術者倫理(専攻科)
授業の進め方・方法:
達成目標の(1),(2)について4 回の定期試験により評価する.評価が60 点以上を合格とする。再試験は,総合評価が60 点に満たない者に対して実施する.
注意点:
(履修上の注意) しっかり復習すること.
(自学上の注意) 授業内容をそのつど復習すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 哲学・思想とは何か 哲学・思想とは何かについて理解できる.
2週 自然哲学者たち 自然哲学について理解できる.
3週 ソフィスト ソフィストについて理解できる.
4週 ソクラテス ソクラテスの思想について理解できる.
5週 プラトン プラトンの思想について理解できる.
6週 アリストテレス アリストテレスの思想について理解できる.
7週 キリスト教 キリスト教について理解できる.
8週 キリスト教 キリスト教について理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解答と解説
イスラム教
イスラム教について理解できる.
11週 仏教 仏教について理解できる.
12週 儒教 儒教について理解できる.
13週 道教 道教について理解できる.
14週 近代的なものとは 近代的なものについて理解できる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 デカルト デカルトの思想について理解できる.
2週 ベーコン ベーコンの思想について理解できる.
3週 ホッブス ホッブスの思想について理解できる.
4週 ロック ロックの思想について理解できる.
5週 ルソー ルソーの思想について理解できる.
6週 カント カントの思想について理解できる.
7週 カント カントの思想について理解できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の解答と解説
実存主義とは
実存主義とは何かについて理解できる.
10週 キルケゴール キルケゴールの思想について理解できる.
11週 ニーチェ ニーチェの思想について理解できる.
12週 ハイデガー ハイデガーの思想について理解できる.
13週 サルトル サルトルの思想について理解できる.
14週 ヤスパース ヤスパースの思想について理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合1000000100
基礎的能力1000000100
専門的能力000000
分野横断的能力000000