校外実習

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 校外実習
科目番号 10074 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市・環境工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 特に指定しない./ 実習先の業務に関連する図書など.
担当教員 工藤 宗治

到達目標

(1) 社会性を身につけ,コミュニケーションができる.(実習証明書・実習報告会)
(2) 実務を体験することにより,これからの授業に対する意義を一層深め,さらに将来の進路選択の一助となり得るように実習に取り組むことができる.(実習報告書・実習報告会)
(3) 体験内容をまとめ,プレゼンテーションができる.(実習報告書・実習報告会)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業等における技術者・研究者等の実務が認識でき,進路決定の参考として積極的に実習に取り組むことができる.企業等における技術者・研究者等の実務が認識でき,実習に取り組むことができる.企業等における技術者・研究者等の実務が認識できない.
評価項目2企業人としての責任ある仕事の進め方が認識でき,自主的に実習に取り組むことができる.企業人としての責任ある仕事の進め方が認識でき,サポートを受けながらも実習に取り組むことができる.企業人としての責任ある仕事の進め方が認識できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 JABEE基準1(2)(d) 説明 閉じる
協力して問題を解決する力を身につける 大分高専学習教育目標(D2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
校外実習は校内において学習できない現場の業務を体験することにより教室で修得した知識と現場の業務との結び
つきを知って,事後の学習を一層充実させるとともに,将来の自分の進路を決定する際のてがかりの一助とするものである.このためには校内の実験・実習において実施されている班単位の行動よりも,学生一人一人が独立した行動をとることが期待されるので,学生はそのつもりで判断,決定すること.

(科目情報)
教育プログラム 第1学年 〇科目
授業時間  30 時間
関連科目 都市・環境デザインⅠ,Ⅱ,プロジェクト実験Ⅰ(専攻科),実務実習(専攻科)
授業の進め方・方法:
校外実習受け入れ企業等の紹介をするので希望する学生は申し込む.また,学生自身が実習先を探す場合は,高専の実習先としてふさわしいかどうかを学科で検討するので,事前に4年学級担任に申し出ること.実習は原則として夏期休業中に実施し,実習時間は30時間以上とする.
注意点:
(自学上の注意)
(1) 実習先の業務についてあらかじめ調べておくこと.
(2) 将来の進路決定の参考になるように積極的に実習に努めること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 実習先の決定
3週 実習
4週 実習証明書の提出
5週 実習報告書の提出 実習報告書(教育支援係提出用1ページ,学科提出用2ページ)を作成し,教育支援係および4年学級担任に提出することができる.
6週 実習報告会 実習報告会において成果を発表することができる.
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。3
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3

評価割合

実習証明書実習報告書実習報告会合計ポートフォリオその他合計
総合評価割合30403010000200
基礎的能力101010300060
専門的能力102010400080
分野横断的能力101010300060