身体運動の科学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 身体運動の科学
科目番号 30AG2003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「最新スポーツルール」大修館
担当教員 大庭 恵一

到達目標

(1)走運動中の生理的負荷,ジャンプ運動について実技および講義によって理解する.(実技・レポート)
(2)各種スポーツの実技における技術を習得する.(実技)
(3)最新のスポーツ事情についてのレポートを作成する.(課題)
(4)運動中の生理的な現象およびジャンプ運動のメカニズムを理解する.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実技・講義で行った内容を十分に理解している.実技・講義で行った内容をある程度理解している.実技・講義で行った内容を理解していない.
評価項目2最新のスポーツ事情について十分に考慮したレポートが作成できている.最新のスポーツ事情についてある程度考慮したレポートが作成できている.最新のスポーツ事情について考慮したレポートが作成できていない.
評価項目3運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについて十分に理解している.運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについてある程度理解している.運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについて理解していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(c) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
健康的な運動実践につなげることができるように,運動中に起こる生理学的な現象について理解を深める。また,スポーツの動きのメカニズム(バイオメカニクス)を理解した上で実技を行い,効果的な技術習得方法について学習する.また,現在のスポーツ事情にも関心を持ち,各自で調査した最近の事情について報告する.
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(4)について,課題,実技,定期試験で評価する.
総合評価=0.4×(実技)+0.3×(課題)+0.3×(定期試験)
総合評価が60点以上を合格とする.再試験は実施しない.
注意点:
運動できる服装で受講すること.また,屋内用の体育館シューズおよび屋外用の運動靴を常時準備しておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 走運動の科学① 走運動中の心拍数や血中乳酸濃度から,身体にかかる生理学的負荷について理解する.
2週 走運動の科学② 走運動中の心拍数や血中乳酸濃度から,身体にかかる生理学的負荷について理解する.
3週 ラケットスポーツ① テニスの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解する.
4週 ラケットスポーツ② バドミントンの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解する.
5週 ラケットスポーツ③ バドミントンの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解する.
6週 ラケットスポーツ④ 卓球の実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解する.
7週 球技スポーツ① サッカーなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解する.
8週 球技スポーツ② バスケットボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解する.
4thQ
9週 球技スポーツ③ バレーボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解する.
10週 球技スポーツ④ バレーボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解する.
11週 ゴルフ① ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解する.
12週 ゴルフ② ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解する.
13週 ゴルフ③ ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解する.
14週 ジャンプ運動のメカニズム ジャンプ中の接地時間,滞空時間および脚の表面筋電位から,ジャンプ運動のメカニズムについて理解する.
15週 後期期末試験 筆記による定期試験を行う.
16週 後期期末試験 後期期末試験の解説を行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000070100
基礎的能力30000070100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000