身体運動の科学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 身体運動の科学
科目番号 R04AG2001 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)「最新スポーツルール」大修館
担当教員 大庭 恵一

到達目標

(1)走運動中の生理的負荷,ジャンプ運動について実技および講義によって理解し,各種スポーツの実技における技術を習得する.(実技・レポート)
(2)最新のスポーツ事情についてのレポートを作成する.(課題)
(3)運動中の生理的な現象およびジャンプ運動のメカニズムを理解する.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標(1)の評価指標実技・講義で行った内容を十分に理解している.実技・講義で行った内容をある程度理解している.実技・講義で行った内容を理解していない.
目的・到達目標(2)の評価指標最新のスポーツ事情について十分に考慮したレポートが作成できている.最新のスポーツ事情についてある程度考慮したレポートが作成できている.最新のスポーツ事情について考慮したレポートが作成できていない.
目的・到達目標(3)の評価指標運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについて十分に理解している.運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについてある程度理解している.運動中の生理現象およびジャンプ運動のメカニズムについて理解していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B1) 説明 閉じる
JABEE 1.2(c) 説明 閉じる
JABEE 1.2(g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
健康的な運動実践につなげることができるように,運動中に起こる生理学的な現象について理解を深める.また,スポーツの動きのメカニズム(バイオメカニクス)を理解した上で実技を行い,効果的な技術習得方法について学習する.また,現在のスポーツ事情にも関心を持ち,各自で調査した最近の事情について報告する.
(科目情報)
教育プログラム第4学年 〇科目
後期1コマ
関連科目 保健・体育(5年)
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(4)に沿って,課題,実技,定期試験を実施する.
(事前学習)
事前に配布(配信)された資料を確認しておくこと.
注意点:
(履修上の注意)
運動できる服装で受講すること.また,屋内用の体育館シューズおよび屋外用の運動靴を常時準備しておくこと.
(自学上の注意)
事前に配布(配信)された資料を確認しておくこと.

評価

(総合評価)
総合評価=0.4×(実技)+0.3×(課題)+0.3×(定期試験)
(単位習得の条件)
総合評価が60点以上を合格とする.
(再試験について)
再試験は実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 走運動の科学① 走運動中の心拍数や血中乳酸濃度から,身体にかかる生理学的負荷について理解できる.
2週 走運動の科学② 走運動中の心拍数や血中乳酸濃度から,身体にかかる生理学的負荷について理解できる.
3週 ラケットスポーツ① テニスの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解できる.
4週 ラケットスポーツ② バドミントンの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解できる.
5週 ラケットスポーツ③ バドミントンの実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解できる.
6週 ラケットスポーツ④ 卓球の実技を行い,サーブやスイングなどの基本的技術について理解できる.
7週 球技スポーツ① サッカーなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解できる.
8週 球技スポーツ② バスケットボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解できる.
4thQ
9週 球技スポーツ③ バレーボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解できる.
10週 球技スポーツ④ バレーボールなどの実技を行い,シュート・パスなどの基本的ぎ技術について理解できる.
11週 ゴルフ① ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解できる.
12週 ゴルフ② ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解できる.
13週 ゴルフ③ ゴルフの実技を行い,ルールやマナーについて理解できる.
14週 ジャンプ運動のメカニズム ジャンプ中の接地時間,滞空時間および脚の表面筋電位から,ジャンプ運動のメカニズムについて理解できる.
15週 後期期末試験 目的・到達目標(3)
筆記による定期試験を行う.
16週 後期期末試験 後期期末試験の解説を行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実技課題試験合計
総合評価割合403030100
基礎的能力403030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000