到達目標
(1) 欧米の歴史や文化を学ぶ上で欠くことのできないキリスト教全般に関して知識を得る.(定期試験)
(2) 現在の世界にも継承されているヨーロッパのさまざまな文化や芸術について知識を得る.(定期試験)
(3) 講義内容から選んだ歴史的なテーマについて考え,論述する力を身につける.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 西洋のキリスト教世界について理解力が高い. | 西洋のキリスト教世界について理解力がある. | 西洋のキリスト教世界について理解力がない. |
評価項目2 | ヨーロッパの文化や芸術について理解力が高い. | ヨーロッパの文化や芸術について理解力がある. | ヨーロッパの文化や芸術について理解力がない. |
評価項目3 | 歴史的なテーマについて論述力が高い. | 歴史的なテーマについて論述力がある. | 歴史的なテーマについて論述力がない. |
学科の到達目標項目との関係
地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 JABEE基準1(2)(a)
説明
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教育方法等
概要:
前近代のヨーロッパの歴史について講義する.中世を中心に,教会や修道院といった聖なる空間,および王や貴族,都市の住民や農民たちが暮らす世俗社会について,毎回テーマを決めて取り上げる.前近代ヨーロッパをめぐるさまざまな事件,教会・修道院・城などをあつかった映像資料なども紹介しつつ,授業を進めていきたい.
授業の進め方・方法:
到達目標の(1)~(3)について,期末試験の点数によって評価する.60点以上が合格.60点未満の者には再試験を行うことがある.この場合の実施方法,条件などは授業において明示する.
注意点:
講義中に話す内容について,各自でしっかりノートまとめをすること.古代から近代まで世界史のヨーロッパの部分を復習しておくこと.参考文献については,毎回,授業で紹介する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
古代オリエント世界 |
古代オリエントと旧約聖書の世界について理解できる.
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2週 |
古代ギリシア・ローマ世界 |
古代ギリシア・ローマと新約聖書の世界について理解できる.
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3週 |
ローマ帝国とキリスト教 |
ローマ帝国の衰退,キリスト教の誕生と受容について理解できる.
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4週 |
キリスト教世界の拡大 |
ヨーロッパ世界のキリスト教の拡大と東西分裂について理解できる.
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5週 |
修道院の生活 |
修道院の歴史と修道院での修道士たちの生活について理解できる.
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6週 |
中世の都市 |
中世ヨーロッパの都市の商業活動,都市で暮らす人々について理解できる.
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7週 |
中世の芸術と文学 |
中世のキリスト教美術,民族叙事詩,騎士道文学について理解できる.
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8週 |
西洋の社会と文化(1) |
2回にわたって西洋の社会や文化について取り上げる.
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2ndQ |
9週 |
西洋の社会と文化(1) |
2回にわたって西洋の社会や文化について取り上げる.
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10週 |
騎士の世界 |
騎士がどういう人たちでどのような生活をしていたのかについて理解できる.
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11週 |
十字軍とイスラーム世界 |
中世のキリスト教世界とイスラーム世界の対立について理解できる.
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12週 |
聖地巡礼 |
サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼について理解できる.
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13週 |
中世から近代へ |
中世から近代へのヨーロッパの移行について理解できる.
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14週 |
市民革命とナショナリズム |
17~19世紀のヨーロッパ諸国の革命とナショナリズムについて理解できる,
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |