英語コミュニケーション演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語コミュニケーション演習Ⅰ
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 専攻科一般科目 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 湯舟英一,Bill Benfield著,「Bottom Up Listening for the TOEIC Test」,成美堂.亀山太一監修,「COCET3300」,成美堂.プリント類./ 「技術系英文ライティング教本」,日本工業英語協会.
担当教員 穴井 孝義

到達目標

(1) 英文アブストラクトに登場するAcademic English やWritten Englishに精通するようになる.(Writing課題)
(2) 一般的なテーマで200語から250語程度の英文アブストラクトが書けるようになる.(Writing課題)
(3) Listening及びReading活動を通し,英語で大意が的確に把握できるようになる.(定期試験)
(4) 英語の重要イディオムや理工系単語を習得し,自在に使いこなせるようになる.(定期試験と単語小テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文アブストラクトに登場するAcademic English やWritten Englishに正確に精通するようになる.英文アブストラクトに登場するAcademic English やWritten Englishに概ね精通するようになる.英文アブストラクトに登場するAcademic English やWritten Englishに精通できない.
評価項目2一般的なテーマで200語から250語程度の英文アブストラクトがスムーズに書けるようになる.一般的なテーマで200語から250語程度の英文アブストラクトが時間をかけたら書けるようになる.一般的なテーマで200語から250語程度の英文アブストラクトが書けない.
評価項目3 Listening及びReading活動を通し,英語で詳細が的確に把握できるようになる. Listening及びReading活動を通し,英語で大意が概ね把握できるようになる. Listening及びReading活動を通し,英語で大意が的確に把握できない.
評価項目4英語の重要イディオムや理工系単語を習得し,正確に自在に使いこなせるようになる.英語の重要イディオムや理工系単語を習得し,概ね自在に使いこなせるようになる.英語の重要イディオムや理工系単語を習得し,自在に使いこなせない.

学科の到達目標項目との関係

論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力 JABEE基準1(2)(f) 説明 閉じる
自主的,継続的に学習する能力 JABEE基準1(2)(g) 説明 閉じる
英語を用いてコミュニケーションできる力を身につける 大分高専 学習教育目標(C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
学会発表を英語で行う場合は,あらかじめ「題目」と「アブストラクト」を提出して書類審査を受けるのが一般的である.本授業では,そのための適切な英文アブストラクトが書けるようになるための基礎演習を展開する.

(教育プログラム)
第3学年 ◎科目

(授業時間)
23.25時間

(関連科目)
実用英語Ⅰ&Ⅱ,資格英語Ⅰ&Ⅱ,英語コミュニケーション演習Ⅱ.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
アブストラクトの内容は,1作目はクラスの全学生がアブストラクトの特徴や構成要素を共通に理解できるように一般的なテーマに基づいて選択し,2作目を自分の専門基礎分野に関係するテーマに基づいて選択することとする.並行して,英文アブストラクトを作成する際に使用頻度の高いAcademic English やWritten Englishなどに精通することも目指す.また,TOEIC形式に準拠したListening演習を進めると同時に,コミュニケーション力を向上させるための口頭練習も常時展開していく.さらに,重要イディオムや理工系に必要とされる基本英単語の習得にも力を入れる.

以下が毎回のコミュニケーション活動である:
(1) ペアワークによる英会話練習
(2) 自分の言いたいことが英語で書けて言えるようになるためのShow & Tell活動
(3) Listening演習
(4) Reading演習
(5) 文法・語法演習
(6) 定期的な英単語小テストの実施
(上記(3)~(6)は評価の対象)

(再試験)
再試験は1回のみ実施.
注意点:
(履修上の注意)
(1) 日頃から英語に接する時間を確保して英語センスを養うこと.
(2) 英単語小テストを実施するので,真剣に取り組むこと.
(3) 自動翻訳機を絶対に使用しないこと.
(4) 課題の提出期限を厳守すること.

(自学上の注意)
* 予習時には,設問に対し自分なりの解答を必ず記しておくこと.
* 復習時には,必ず英文を音読して英語の音に慣れること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業オリエンテーション
2週 コミュニケーション活動 コミュニケーション活動
3週 コミュニケーション活動+小テスト コミュニケーション活動+小テスト
4週 コミュニケーション活動 コミュニケーション活動
5週 コミュニケーション活動+小テスト コミュニケーション活動+小テスト
6週 コミュニケーション活動
Writing 課題(1)のフィードバック
Writing課題(2)のガイダンス
コミュニケーション活動
Writing 課題(1)のフィードバック
Writing課題(2)のガイダンス
7週 コミュニケーション活動+小テスト コミュニケーション活動+小テスト
8週 コミュニケーション活動 コミュニケーション活動
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解説+小テスト 前期中間試験の解説+小テスト
11週 コミュニケーション活動 コミュニケーション活動
12週 コミュニケーション活動+小テスト コミュニケーション活動+小テスト
13週 コミュニケーション活動 コミュニケーション活動
14週 コミュニケーション活動
Writing課題(2)のフィードバック
コミュニケーション活動
Writing課題(2)のフィードバック
15週 前期末試験
16週 前期末試験の解説と学習指導 前期末試験の解説と学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題(1))課題(2)小テスト合計
総合評価割合5015251000100
基礎的能力451525100095
専門的能力5000005
分野横断的能力0000000