社会技術概論

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 社会技術概論
科目番号 30AC1001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小林信一編著『社会技術概論』(改訂版),NHK出版放送大学教育振興会
担当教員 久保山 力也

到達目標

(1) 社会技術に関し,多角的に思考することができる.(定期試験)
(2) 社会技術の要諦を理解することができる.(定期試験)
(3) 具体的事案にそくし,体系的に議論することができる.(定期試験)
(4) 将来起こりうる事態に際し,積極的な解決施策を提案できる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会技術に関し,多角的に思考することが十分にできる.社会技術に関し,多角的に思考することがある程度できる.社会技術に関し,多角的に思考することができない.
評価項目2社会技術の要諦を理解することが十分にできる.社会技術の要諦を理解することがある程度できる.社会技術の要諦を理解することができない.
評価項目3具体的事案にそくし,体系的に議論することが十分にできる.具体的事案にそくし,体系的に議論することがある程度できる.具体的事案にそくし,体系的に議論することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A2) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(b) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会における社会技術について様々な角度から分析し,技術者として身につけておくべきセンスの獲得をはかる.講義においては毎回テキストにそってゼミ形式で行う.積極的な発言,主体的な参加を特に重視する.
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】ゼミ方式で行います.
【授業内容・方法】社会技術に関する諸問題を扱います.
【定期試験】達成目標(1)(2)(3)(4)につき2回の試験により評価(90%).
【発表評価】担当回の報告内容により評価(10%).
【合格ライン】総合評価60点以上を合格とします.
【再試験】総合評価が60点に満たない者に対して実施します.
注意点:
特にありません.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 社会の中の技術、社会のための技術 社会のための技術について理解できる.
2週 BSEの経験 BSEの経験について理解できる.
3週 安全な社会をデザインする 安全な社会のデザインを理解できる.
4週 先端科学技術と社会 先端技術と社会について理解できる.
5週 社会のための科学技術 社会のための科学技術を理解できる.
6週 科学技術と社会のコミュニケーション・デザイン コミュニケーション・デザインを理解できる.
7週 これからの科学技術リテラシー 科学技術リテラシーについて理解できる.
8週 科学技術への市民社会 科学技術への市民社会について理解できる.
4thQ
9週 科学・技術と民主主義 科学・技術と民主主義を理解できる.
10週 知識・権力・政治 知識・権力・政治について理解できる。
11週 社会に役立つ知識とは 社会に役立つ知識について理解できる.
12週 科学技術と公共政策 科学技術と公共政策を理解できる.
13週 海外の社会技術 海外の社会技術について理解できる.
14週 科学技術と倫理の新次元,社会技術のこれから 科学技術と倫理の新次元について理解できる.
15週 後期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力200000020
専門的能力6010000070
分野横断的能力100000010