社会技術概論

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 社会技術概論
科目番号 R03AC1001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 堀井秀之(2012)『社会技術論』東京大学出版会
担当教員 中山 陽介

到達目標

(1) 社会技術に関し,多角的に思考することができる.(試験評価,パフォーマンス評価)
(2) 社会技術の要諦を理解することができる.(試験評価,パフォーマンス評価)
(3) 具体的事案にそくし,体系的に議論することができる.(試験評価,パフォーマンス評価)
(4) 将来起こりうる事態に際し,積極的な解決施策を提案できる.(試験評価,パフォーマンス評価)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会技術に関し,多角的に思考することが十分にできる.社会技術に関し,多角的に思考することがある程度できる.社会技術に関し,多角的に思考することができない.
評価項目2社会技術の要諦を理解することが十分にできる.社会技術の要諦を理解することがある程度できる.社会技術の要諦を理解することができない.
評価項目3具体的事案にそくし,体系的に議論することが十分にできる.具体的事案にそくし,体系的に議論することがある程度できる.具体的事案にそくし,体系的に議論することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (A2) 説明 閉じる
学習・教育目標 (E2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(b) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会における社会技術について様々な角度から分析し,技術者として身につけておくべきセンスの獲得をはかる.内容の特性上,積極的な発言,主体的な参加を特に重視する.なお、本社会技術概論は、AE教育対応科目である。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】多様な方式を組み合わせて行います.主体的な参加を求めます.
【授業内容・方法】社会技術に関する諸問題を扱います.
注意点:
特にありません.

評価

【試験評価】達成目標(1)(2)(3)(4)につき1回の試験により評価(40%).
【パフォーマンス評価】毎回のパフォーマンスにより評価(60%).
【合格ライン】総合評価60点以上を合格とします.ただし,試験を受験しない者には単位を認定しません。
【再試験】実施しません.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・フォーカスグループの確定 シラバスを理解してフォーカスグループを作成する
2週 社会技術の概念 社会技術の概念を理解する
3週 問題解決のプロセス 問題解決のプロセスを理解する
4週 問題の分析 問題分析の方法を理解する
5週 問題解決策の立案 問題解決策の立案ができるようになる
6週 問題解決策の影響分析・評価 問題解決策の影響分析と評価ができるようになる
7週 ソーシャルエンタープライズ(社会的企業)の設計 社会的企業の設計ができるようになる
8週 政治過程分析と社会技術 政治過程と社会技術の関係性を理解する
4thQ
9週 ケースメソッドと社会技術 社会技術に関するケースメソッドを理解する
10週 フォーカスグループによるプレゼン(ただし、それまでの授業の進行具合によっては、第9週までの未了分の授業を行う) フォーカスグループによるプレゼンを行う(未了分の授業を行う場合は当該授業内容を理解する)
11週 フォーカスグループによるプレゼン(ただし、それまでの授業の進行具合によっては、第9週までの未了分の授業を行う) フォーカスグループによるプレゼンを行う(未了分の授業を行う場合は当該授業内容を理解する)
12週 フォーカスグループによるプレゼン(ただし、それまでの授業の進行具合によっては、第9週までの未了分の授業を行う) フォーカスグループによるプレゼンを行う(未了分の授業を行う場合は当該授業内容を理解する)
13週 フォーカスグループによるプレゼン(ただし、それまでの授業の進行具合によっては、第9週までの未了分の授業を行う) フォーカスグループによるプレゼンを行う(未了分の授業を行う場合は当該授業内容を理解する)
14週 フォーカスグループによるプレゼン(ただし、それまでの授業の進行具合によっては、第9週までの未了分の授業を行う) フォーカスグループによるプレゼンを行う(未了分の授業を行う場合は当該授業内容を理解する)
15週 学年末試験
16週 学年末試験の解説 学年末試験の内容を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合403030000100
基礎的能力10101000030
専門的能力10101000030
分野横断的能力20101000040