災害レジリエンス工学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 災害レジリエンス工学
科目番号 R04AC1003 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)なし/(参考図書)
担当教員 一宮 一夫,西村 俊二

到達目標

(1) エンジニアの責務を理解して専門技術の高度化で貢献しようとする強い意志(災害レジリエントマインド)と基盤的知識を持った人材に必要な学習をする.(学習成果の発表,定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標(1)の評価指標災害レジリエントマインドがほぼ完全に育成されている.災害レジリエントマインドが育成されている.災害レジリエントマインドが育成されていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (E2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1.2(e) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械,電気電子,情報,土木の各分野を超えた総合的かつ最新の防災・減災技術(インフラ長寿化を含む)を学習する.県内の防災関連施設の見学をして,知識の総合化を図る。
(科目情報)
教育プログラム第3学年、〇科目
RM科目
授業の進め方・方法:
 講義を通じて防災・減災に対する基礎知識を学ぶ.防災・減災に関係する施設の見学をする.SIPの防災・減災に関する課題を理解する.自らの専門性を生かした地域の防災・減災に関する技術を提案し,その成果をPPTを用いて発表する.
(事前学習)
平素から防災・減災に関心を持っておくこと.
注意点:
(履修上の注意)
現場見学には必ず参加すること.
(自学上の注意)
防災に関する情報はWebで多数公開されているので積極的に活用して知識を深めること.

評価

(総合評価)
総合評価 = (期末試験) ×0.4+(報告書)×0.3+ (発表) ×0.3
(単位修得の条件について)
特に定めない.
(再試験について)
再試験は実施しない

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業内容・方法の解説.
自然災害に関する講義(1)
自然災害に関する基礎知識を学習する.
2週 自然災害に関する講義(2) 自然災害に関する基礎知識を学習する.
3週 自然災害に関する講義(3) 自然災害に関する基礎知識を学習する.
4週 自然災害に関する講義(4)
グループ学習の解説
自然災害に関する基礎知識を学習する.
5週 防災施設見学(1) 防災関連施設を見学する.
6週 防災施設見学(2) 防災関連施設を見学する.
7週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(1) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
8週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(2) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
4thQ
9週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(3) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
10週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(4) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
11週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(5) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
12週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術(6) 自らの専門性を生かした、地域の防災力・減災力向上に役立てる技術を提案する
13週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術の発表(1) PPTを用いて提案内容を発表する.
14週 地域の防災力・減災力向上に役立てる技術の発表(2) PPTを用いて提案内容を発表する.
15週 後期期末試験 目的・到達目標(1)
16週 後期期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握して理解できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合403000030100
基礎的能力20100001040
専門的能力10100001030
分野横断的能力10100001030