到達目標
(1) 縮約練習を通し, 日本語による文章構成法を習得する．（小テスト，課題，定期試験）
(2) 漢字・送り仮名など，日本語の基本について再確認する.（小テスト）
(3) 文章のパラグラフ化を理解し，論文を論理的に構成できる.（定期試験）
(4) 事実と自らの考え，他者の考えと自らの考えとを区別できる．（ディベート，定期試験）
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 到達目標(1)の評価指標 | 文章構成法に熟達している． | 文章構成ができる | 文章構成がうまくできない． |
| 到達目標(2)の評価指標. | 日本語の漢字・送り仮名を十分運用できる． | 日本語の漢字・送り仮名基本的な運用ができる． | 日本語の漢字・送り仮名がうまく使えない． |
| 目的到達目標(3)の評価指標 | 文章をパラグラフ化でき，論理的に作文できる． | 文章のパラグラフ化の基本を理解している． | 文章をうまくパラグラフ化できない． |
| 到達目標(4)の評価指標 | 自らの表現やディスカッション・プレゼンテーションにおいて，事実と自らの考え，他者の考えと自らの考えとを区別できる． | 事実と自らの考え，他者の考えと自らの考えとを区別すべきことを理解している． | 事実と自らの考え，他者の考えと自らの考えとを区別できない． |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A1)
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学習・教育目標 (C1)
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JABEE 1.2(a)
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JABEE 1.2(f)
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教育方法等
概要:
特別研究の遂行には，論文作成能力，プレゼンテーション能力，ディスカッション能力などが必須である．この教科では縮約練習などにより，論文作成の際に役立つ論理的な思考法や文章構成法を習得する．更に，ディベート方式の授業により，自らの力で考え，表現できる能力を養成する．
（科目情報）
教育プログラム 第４学年 ◎○科目
前期1コマ
授業の進め方・方法:
毎回演習を行う．前半は，縮約練習．次に理科系の作文技術についての講義と演習．最後に，ディベート演習を行い，その試験を授業の中でおこなう．
（事前学習）
さまざまの時事問題について自らの考えを構築することを意識しながら理解するようにつとめる．
注意点:
（履修上の注意）
縮約練習をする上で必要な国語辞典などを用意すること．
（自学上の注意）
教科書の対応箇所を読んでおくこと．日常において理系の作文を行う際には，パラグラフを意識して作文する習慣をつける． 文章を読む場合には，事実か意見かを意識しながら読む．縮約の課題は時間を切って行うこと．
評価
（総合評価）
授業中の小テスト・ディベート・縮約練習結果（70％）と 定期試験（30％）により総合評価する.
（単位修得の条件）
総合評価60点以上を合格とする．
（再試験）
再試験は特別の事情がある場合にのみ行う．
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
[日本語表現]
「日本語練習帳」の解説, 縮約練習の説明
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教科書「日本語練習帳」の内容を理解する. 特に, 文章の構成力を身につける上で役立つ「縮約」の練習法について学ぶ．
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| 2週 |
縮約練習, 解説 |
新聞の社説など, 与えられた文章について縮約を行う．縮約した文章は教員によって評価される. 毎回，１００点満点中
８０点以上を取ることが望ましい．
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| 3週 |
縮約練習, 解説 |
2～7回まで授業の最初に漢字などの小テストを行う．
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| 4週 |
縮約練習, 解説 |
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| 5週 |
縮約練習, 解説 |
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| 6週 |
「理科系の作文技術」の解説
パラグラフ化の練習 |
教科書「理科系の作文技術」の内容に触れる．特に，文章のパラグラフ化について学習する
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| 7週 |
小テスト
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縮約, 漢字書き取りなどについて小テストを行う．
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| 8週 |
[ディベート]
解説 |
与えられた複数のテーマについてディベートを行う．
学生は2～3名ずつの班に分かれ，それぞれのテーマについて２つの班が賛成派・反対派の立場となりディベートを行う．ディベートの判定は，教員およびディベートに参加していない班の学生によって行われる．
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| 2ndQ |
| 9週 |
[ディベート]
グループ分け，
資料収集，論点整理，作戦会議．
（賛成・反対の決定はディベート直前に行うのでどちらの側でもディベートできるように準備する．） |
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| 10週 |
[ディベート]
資料収集，論点整理，作戦会議．
（賛成・反対の決定はディベート直前に行うのでどちらの側でもディベートできるように準備する．） |
6,8,9,10回は，縮約練習を課題とする．
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| 11週 |
ディベート |
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| 12週 |
ディベート |
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| 13週 |
ディベート |
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| 14週 |
ディベート |
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| 15週 |
前期期末試験 |
到達目標(1)(3)(4)
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| 16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト・ディベート・縮約練習結果 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 30 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 30 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |