交通システム工学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 交通システム工学
科目番号 30AMC114 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科機械・環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 石井一郎・丸山暉彦・元田良孝,「新版 道路工学」鹿島出版会 宮原良夫・雨宮廣二,「鉄道工学」新編土木工学講座
担当教員 田中 孝典

到達目標

(1) 道路交通および軌道系交通に関する基礎知識が理解できる.(定期試験)
(2) 道路交通の推計および設計の方法が理解できる.(定期試験)
(3) 軌道系交通の基本的メカニズムが理解できる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1道路交通および軌道系交通に関する基礎知識が理解できる.道路交通および軌道系交通に関する概要を説明できる.道路交通および軌道系交通に関する基礎知識が理解できない.
評価項目2道路交通の推計および設計の方法が理解できる.道路交通の推計および設計の方法の概要を説明できる.道路交通の推計および設計の方法が理解できない.
評価項目3軌道系交通の基本的メカニズムが理解できる.軌道系交通の基本的メカニズムの概要を説明できる.軌道系交通の基本的メカニズムが理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
都市域での慢性化した交通渋滞,環境問題など,社会を取り巻く状況の変化に伴い,自動車交通のみではなく,軌道系交通とリンクした交通システムの構築が必要とされている.本講義は将来的な交通システムのあり方を踏まえて,その基本となる自動車と軌道系の交通システムについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
配布資料について理解し,問題を解く力を養う.
注意点:
授業で実施した演習問題を復習すること.また,関連科目の内容等を確認すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 道路の機能 道路の種類と管理について理解できる.
2週 道路交通調査と推計 交通調査と道路計画手法を理解できる.
3週 交通流 交通流および交通の特性を理解できる.
4週 路線計画 路線計画を理解できる.
5週 線形 平面線形を理解できる.
6週 交差 平面交差の設計等を理解できる.
7週 交差 立体交差の種類と特徴を理解できる.
8週 道路構造と設計 舗装厚の設計を理解し,舗装厚を計算で求めることができる.
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答と解説 わからなかった部分を理解する.
11週 鉄道一般 鉄道の定義,法規を理解できる.
12週 鉄道線路一般 軌間,路盤,曲線を理解できる.
13週 軌道 軌道の構造を理解できる.
14週 軌道 レール,まくら木,道床の特徴を理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説 わからなかった部分を理解する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000