到達目標
(1)廃棄物の歴史的な経緯を説明できる.(定期試験)
(2)一般廃棄物,産業廃棄物に関連した諸事項を説明できる.(定期試験)
(3)廃棄物の処理・処分システムが説明できる.(定期試験)
(4)循環型社会形成の必要性が理解できる.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 廃棄物の歴史的な経緯を理解し説明することができる. | 廃棄物の歴史的な経緯を説明できる. | 廃棄物の歴史的な経緯を説明できない. |
評価項目2 | 一般廃棄物,産業廃棄物に関連した諸事項を理解し説明することができる. | 一般廃棄物,産業廃棄物に関連した諸事項を説明できる. | 一般廃棄物,産業廃棄物に関連した諸事項を説明できない. |
評価項目3 | 廃棄物の処理・処分システムについて理解し説明することができる. | 廃棄物の処理・処分システムが説明できる. | 廃棄物の処理・処分システムが説明できない. |
評価項目4 | 循環型社会形成の必要性を理解し説明することができる. | 循環型社会形成の必要性が理解できる. | 循環型社会形成の必要性が理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (E1)
説明
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JABEE 1(2)(d)(1)
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教育方法等
概要:
人類の経済活動にともなって排出されるごみは,その処理・処分の能力を超えて増え続けており,このような大量生産,大量消費,大量廃棄というわが国社会の在り方が地球環境に大きな負荷をかけている.このため,こうした社会の在り方を見直し,物質循環を基調とした循環型社会を構築することが早急に求められている.そこで,廃棄物を体系的に捉えた廃棄物処理工学の基礎として,まず,廃棄物の種類や歴史,現代社会の廃棄物の現状を理解できるようにする.次に,発生した廃棄物の収集・運搬に関するプロセスを理解する.そして,最後に,循環型社会の形成に向けた取組事例を学ぶ.
授業の進め方・方法:
(再試験について)
原則として実施しない.
注意点:
(履修上の注意)
関連資料としてプリントを配付するので,整理してファイリングしておくとよい.授業を聞きながら大事な点を書き込んだりするのに使用する.
(自学上の注意)
受講前に必ず前回の講義内容を復習し,要点をまとめ整理する.また,新聞などで廃棄物に関する記事があったら積極的に目を通す.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
一般廃棄物,産業廃棄物の処理 |
廃棄物が抱えている諸問題を認識するとともに,それらの対応が理解できる.
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2週 |
一般廃棄物,産業廃棄物の処理 |
廃棄物が抱えている諸問題を認識するとともに,それらの対応が理解できる.
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3週 |
廃棄物処理の歴史 |
廃棄物処理の歴史が理解できる.
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4週 |
廃棄物処理の歴史 |
廃棄物処理の歴史が理解できる.
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5週 |
廃棄物の発生と問題 |
一般廃棄物,産業廃棄物の種類,発生状況や処理状況について説明できる.
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6週 |
廃棄物の発生と問題 |
一般廃棄物,産業廃棄物の種類,発生状況や処理状況について説明できる.
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7週 |
収集・運搬 |
発生した廃棄物の収集・運搬に関するプロセスが説明できる.
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8週 |
中間処理 |
ごみの燃焼過程を説明できる
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
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10週 |
後期中間試験の解答と解説 減量化のための焼却技術 |
わからなかった部分を理解する. ごみの燃焼過程を説明できる.
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11週 |
エネルギー回収 |
ごみの燃焼過程を説明できる.
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12週 |
循環型社会の形成に向けた国の取組 |
ごみの最終処分の現状と課題を説明できる.
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13週 |
施設見学I(見学先の都合により変更の可能性あり) |
施設見学を通して廃棄物処理・処分の現状が理解できる.
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14週 |
施設見学I(見学先の都合により変更の可能性あり) |
施設見学を通して廃棄物処理・処分の現状が理解できる.
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
わからなかった部分を理解する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 30 |
専門的能力 | 70 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |