地域計画学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 地域計画学
科目番号 31AMC210 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科機械・環境システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 (教科書)使用しない/(参考図書)日本まちづくり協会編,『地域計画』,森北出版
担当教員 不開講

到達目標

(1) 地域計画及び都市計画の基礎知識が理解できる.(定期試験)
(2) 現在の都市・地域が抱える様々な課題が理解できる.(定期試験)
(3) 中心市街地問題について問題を正しく認識し,解決策を自ら考えることができる.(レポート)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地域計画及び都市計画の基礎知識が理解し,各計画および事業について理解できる.地域計画及び都市計画の基礎知識が理解できる.地域計画及び都市計画の基礎知識が理解できない.
現在の都市・地域が抱える様々な課題について理解し,問題を提起して解決策を考えることができる.現在の都市・地域が抱える様々な課題が理解できる.現在の都市・地域が抱える様々な課題が理解できない.
中心市街地における問題を明確にし,市街地活性化の解決策について考察・提案できる.中心市街地問題について問題を正しく認識し,解決策を自ら考えることができる.中心市街地問題について問題を正しく認識できず,解決策を自ら考えることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では,国際的な視野からわが国の地域や都市が抱えている様々な課題等を認識し,それらの解決策を自ら考え提案できる人材を育成することを目標としている。そのために,授業の前半では,地域計画をめぐる時代の潮流,戦後の地域計画の歴史を学習する.授業の後半は,今日の地域・都市計画で大きな問題となっている中心市街地の衰退問題を取り上げ,その原因や各地で実施されている対策を学習したい。授業では,できるだけ身近な事例やスライド・新聞記事を多用して受講生の興味や関心を惹起したいと考えている。

(科目情報)
授業時間23.25時間
交通システム工学,環境計画(C科),都市計画Ⅰ(C科),道路交通工学(C科)
授業の進め方・方法:
本講義では,国際的な視野からわが国の地域や都市が抱えている様々な課題等を認識し,それらの解決策を自ら考え提案できる人材を育成することを目標としている。そのために,授業の前半では,地域計画をめぐる時代の潮流,戦後の地域計画の歴史を学習する.授業の後半は,今日の地域・都市計画で大きな問題となっている中心市街地の衰退問題を取り上げ,その原因や各地で実施されている対策を学習したい。授業では,できるだけ身近な事例やスライド・新聞記事を多用して受講生の興味や関心を惹起したいと考えている。

(評価方法)
達成目標の(1)~(3)について2回の定期試験とレポートで評価する.
総合評価=0.8×(2回の定期試験の平均点)+0.2×(レポート点)
総合評価が60点以上を合格とする.


(再試験について)
再試験は,総合評価が60点に満たない者に対して実施する.
注意点:
(履修上の注意)
地域・都市問題に興味を持つ学生の受講を望む.
適宜プリントを配布するのでファイルを用意しておくこと.また,地域計画・都市計画に関する演習問題を課すので,日頃から世界や日本の地域づくりの動向に関心を持つこと.

(自学上の注意)
演習問題や宿題を多く課すので,学生は教科書,参考書,インターネット,図書館学習等を通じて自ら調べて提出すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.地域計画概説 ○地域計画の全体像を理解する.
2週 2.地域計画をめぐる時代の潮流
2.1 時代の潮流
2.2 人口減少社会
○時代の潮流(少子高齢化・環境エネルギー・国際化)を理解する.
○将来人口の予測を一次式とロジスティック曲線を用いて分析できる.
3週 2.地域計画をめぐる時代の潮流
2.1 時代の潮流
2.2 人口減少社会
○時代の潮流(少子高齢化・環境エネルギー・国際化)を理解する.
○将来人口の予測を一次式とロジスティック曲線を用いて分析できる.
4週 2.地域計画をめぐる時代の潮流
2.1 時代の潮流
2.2 人口減少社会
○時代の潮流(少子高齢化・環境エネルギー・国際化)を理解する.
○将来人口の予測を一次式とロジスティック曲線を用いて分析できる.
5週 2.3 人口調査と将来人口の予測 ○時代の潮流(少子高齢化・環境エネルギー・国際化)を理解する.
○将来人口の予測を一次式とロジスティック曲線を用いて分析できる.
6週 3. 地域計画の歴史
3.1 戦後の地域計画
3.2 全国総合開発計画
○戦後から現在に至る地域計画を学習する.
○全国総合開発計画を理解できる.
7週 3. 地域計画の歴史
3.1 戦後の地域計画
3.2 全国総合開発計画
○戦後から現在に至る地域計画を学習する.
○全国総合開発計画を理解できる.
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験の解答と解説
4.中心市街地の活性化
4.1 まちづくり三法
○わからなかった部分を理解する.
○中心市街地活性化のための三つの法律を学習する.
10週 4.2 コンパクトシティ
○今日主流となっているコンパクトシティについて学ぶ.
11週 4.3 市街地再開発事業

○市街地再開発事業の仕組みを理解する.
○最近,国が導入を進めている立地適正化計画について学ぶ.
12週 4.3 市街地再開発事業 ○市街地再開発事業の仕組みを理解する.
○最近,国が導入を進めている立地適正化計画について学ぶ.
13週 4.4 立地適正化計画 ○市街地再開発事業の仕組みを理解する.
○最近,国が導入を進めている立地適正化計画について学ぶ.
14週 4.5 まとめ ○中心市街地の活性化についてレポートにまとめる.
15週 前期期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000