構造工学特論

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 構造工学特論
科目番号 R02AMC211 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科機械・環境システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 一宮 一夫

到達目標

(1) コンクリートならびに鋼構造物の設計の基本を説明できる.(定期試験)
(2) 鋼構造物の現状と課題を説明できる.(定期試験)
(3) 鋼構造物の劣化診断方法の現状と課題を説明できる.(定期試験)
(4) 鋼構造物の補修・補強方法の現状と課題を説明できる.(定期試験)
(5) 事前学習を通して理解を深めるとともに,継続的な学習ができる.(事前学習)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンクリート構造物の設計の基本をほぼ完全に説明できるコンクリート構造物の設計の基本を説明できるコンクリート構造物の設計の基本を説明できない
評価項目2鋼構造物の設計の基本をほぼ完全に説明できる鋼構造物の設計の基本を説明できる鋼構造物の設計の基本を説明できない
評価項目3鋼構造物の維持管理の現状をほぼ完全に説明できる鋼構造物の維持管理の現状を説明できる鋼構造物の維持管理の現状を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンクリートならびに鋼構造物の設計法の基本を復習したのちに,主に鋼構造物を対象に,土木鋼構造診断士(補)の過去問題を通して,鋼構造物の設計法や維持管理の実際を学習する.
(科目情報)
教育プログラム第4学年、〇科目
授業時間 31時間
RM科目
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため,事前学習のための課題を課す.
1~4週はコンクリート構造物の設計法を復習する.その後は,鋼構造物を中心に,設計法の基本,現場見学,土木鋼構造診断士(補)の試験問題を通じた設計法や維持補修の実際を学習する.
(単位修得の条件について)
特に設けない.
(総合評価)
総合評価 = (定期試験の得点) × 1.0
(再試験について)
再試験は総合評価が60点に満たなかった者に対して実施する.
注意点:
(履修上の注意)
5回以降の土木鋼構造診断士(補)の過去問題を用いた学習では,事前に個別問題を指示するので事前学習をするとともに,授業中に該当する問題の解説をする
(自学上の注意)
詳細は授業ごとに指示をする

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 わが国の橋梁の紹介 わが国の代表的な橋梁を理解できる.
2週 コンクリート構造物の設計法 本科のコンクリート構造学Ⅰ,Ⅱの復習を通してコンクリート構造物の設計法が理解できる.
3週 道路橋の設計例 道路橋の設計法の概要が理解できる
4週 トラス橋の設計例 トラス橋の設計計算手順が理解できる.
5週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(1) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
6週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(2) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
7週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(3) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
8週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(4) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
2ndQ
9週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(5) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
10週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(6) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
11週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(7) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
12週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(8) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
13週 土木鋼構造診断士・診断士補の試験問題の解説(9) 診断士(補)試験の問題を通して,設計法や維持管理の実際を理解できる.
14週 前期期末試験
15週 前期期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握して理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力200000020
専門的能力600000060
分野横断的能力200000020