コンクリート診断学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンクリート診断学
科目番号 R05AMC213 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科機械・環境システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 (教科書)宮川豊章ら,「図説わかるメンテナンス」,学芸出版社
担当教員 一宮 一夫

到達目標

(1) メンテナンスの現状と課題を説明できる.(定期試験)
(2) 構造物の機能・性能とメンテナンスの基本を説明できる.(定期試験)
(3) 構造物の劣化(症状としくみ)を説明できる.(定期試験)
(4) 構造物の点検の方法を説明できる.(定期試験)
(5) 劣化予測・評価の方法を説明できる.(定期試験)
(6) 補修・補強の方法を説明できる.(定期試験)
(7) 構造物のマネジメントを説明できる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標メンテナンスの現状と課題をほぼ完全に説明できるメンテナンスの現状と課題を説明できるメンテナンスの現状と課題を説明できない
到達目標(2)の評価指標構造物の機能・性能とメンテナンスの基本を完全に説明できる構造物の機能・性能とメンテナンスの基本を説明できる構造物の機能・性能とメンテナンスの基本を説明できない
到達目標(3)の評価指標構造物の劣化(症状としくみ)を完全に説明できる構造物の劣化(症状としくみ)を説明できる構造物の劣化(症状としくみ)を説明できない
到達目標(4)の評価指標構造物の点検の方法を完全に説明できる構造物の点検の方法を説明できる構造物の点検の方法を説明できる
到達目標(5)の評価指標劣化予測・評価の方法を完全に説明できる劣化予測・評価の方法を説明できる劣化予測・評価の方法を説明できない
到達目標(6)の評価指標補修・補強の方法を完全に説明できる補修・補強の方法を説明できる補修・補強の方法を完全に説明できない
到達目標(7)の評価指標構造物のマネジメントを完全に説明できる構造物のマネジメントを説明できる構造物のマネジメントを説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (E1) 説明 閉じる
JABEE 1.2(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンクリート構造物の維持管理について学習する.
(科目情報)
教育プログラム第4学年、〇科目
RM科目
授業の進め方・方法:
1~7回は教科書に従った解説をする.8~12回はコンクリート診断士の過去の問題を利用して,実社会で求められるコンクリート構造物診断の知識の一端を習得する.13,14回では大分県内の劣化構造物の見学に行く.なお,施設見学は気象条件を考慮しては,授業期間の前半に設定することもある.
(事前学習)
教科書の該当部分をよく読んでおくこと

注意点:
(履修上の注意)
施設見学を学習内容の理解に役立つので必ず参加すること
(自学上の注意)
詳細は授業ごとに指示をする

評価

(総合評価)
総合評価 = (定期試験の得点) ×1.0
(単位修得の条件について)
特に定めない.
(再試験について)
再試験は総合評価が60点に満たなかった者に対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 メンテナンスの現状と課題 メンテナンスの現状と課題を説明できる
2週 構造物の機能・性能とメンテナンスの基本 構造物の機能・性能とメンテナンスの基本を説明できる
3週 構造物の劣化(症状としくみ) 構造物の劣化(症状としくみ)を説明できる
4週 構造物の点検の方法 構造物の点検の方法を説明できる
5週 劣化予測・評価の方法 劣化予測・評価の方法を説明できる
6週 補修・補強の方法 補修・補強の方法を説明できる
7週 構造物のマネジメント 構造物のマネジメントを説明できる
8週 診断士試験問題の解説(1) コンクリート診断士の試験を解くことで知識を確実にする
4thQ
9週 診断士試験問題の解説(2) コンクリート診断士の試験を解くことで知識を確実にする
10週 診断士試験問題の解説(3) コンクリート診断士の試験を解くことで知識を確実にする
11週 診断士試験問題の解説(4) コンクリート診断士の試験を解くことで知識を確実にする
12週 診断士試験問題の解説(5) コンクリート診断士の試験を解くことで知識を確実にする
13週 劣化構造物の見学(1) 大分県内の劣化構造物の見学に行く.
14週 劣化構造物の見学(2) 大分県内の劣化構造物の見学に行く.
15週 後期期末試験 目的・到達目標(1)~(7)
16週 後期期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握して理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000