到達目標
高度情報化社会における先端技術に対応しうる課題探求能力を身につけた独創的かつ創造的研究開発能力を有する人材、自ら方向性を定め学習し問題を発見して解析する力と問題を解決し自ら設計して新しいものを生み出す力を備え,高度な技術力と豊かな教養力に裏打ちされた創造的技術者の育成を目指す.
(1) 自分の研究の目的や位置づけを地球的視点から多面的に考察・理解することができる.(論文審査と発表審査)
(2) 研究に関する知見を自ら収集・理解することができ,主体的かつ継続的に研究に取り組むことが出来る.(日常の研究への取組状況)
(3) 論理的思考を持って,問題対処や他者との討論ができる.(論文審査と発表審査)
(4) コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,文章表現能力を身につけることができる.(論文審査と発表審査,)
(5) 基礎工学や専門工学で身につけた技術や知識を統合し実験計画を立て,遂行し,そのデータを分析し発表することができる.(論文審査と発表審査)
(6) 与えられた制約を理解しながら,知識や技術を活用して問題を発見し,その解決法をデザインし,実行できる.(論文審査と発表審査)
(7) 所属する研究室の最高学年生としてリーダーシップを発揮し,チームとしての研究室の秩序を保ち,倫理性を確保することが出来る.(日常の研究への取組状況)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目(1) | 自分の研究の目的や位置づけを地球的視点から多面的に考察・理解することができる。 | 自分の研究の目的や位置づけを地球的視点から考察・理解することができる。 | 自分の研究の目的や位置づけを地球的視点から多面的に考察・理解することができない。 |
評価項目(2) | 研究に関する知見を自ら収集・理解することができる。また、主体的かつ継続的に研究に取り組むことができる。 | 主体的かつ継続的に研究に取り組むことができる。 | 研究に関する知見を自ら収集・理解することができない。また、主体的かつ継続的に研究に取り組むことができない。 |
評価項目(3) | 論理的思考を持って、問題対処や他者との討論ができる。 | 問題対処や他者との討論ができる。 | 論理的思考を持って、問題対処や他者との討論ができない。 |
評価項目(4) | コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、文章表現能力を身につけることができる。 | プレゼンテーション能力、文章表現能力を身につけることができる。 | コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、文章表現能力を身につけることができない。 |
評価項目(5) | 基礎工学や専門工学で身につけた技術や知識を統合し、実験計画の立案から実施までを遂行できない。実験で得られたデータの分析、および発表することができない。 | 実験で得られたデータの分析、および発表することができる。 | 基礎工学や専門工学で身につけた技術や知識を統合し、実験計画の立案から実施までを遂行できない。実験で得られたデータの分析、および発表することができない。 |
評価項目(6) | 与えられた制約を理解できない。知識や技術を活用して問題を発見することができる。また、その解決法をデザインすること、および実行することができる。 | 与えられた制約を理解できる。 | 与えられた制約を理解できない。知識や技術を活用して問題を発見することができない。また、その解決法をデザインすること、および実行することができない。 |
評価項目(7) | 所属する研究室の最高学年生としてリーダーシップを発揮することができない。チームとしての研究室の秩序を保ち、倫理性を確保することもできる。 | 所属する研究室の最高学年生としてリーダーシップを発揮することができる。 | 所属する研究室の最高学年生としてリーダーシップを発揮することができない.チームとしての研究室の秩序を保ち、倫理性を確保することもできない。 |
学科の到達目標項目との関係
地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 JABEE基準1(2)(a)
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当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 JABEE基準1(2)(d)
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与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力 JABEE基準1(2)(h)
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自ら考える力を身につける 大分高専 学習教育目標(A1)
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表現する力、ディスカッションする力を身につける 大分高専 学習教育目標(C1)
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専門分野における研究開発の体験を通して問題を発見し、解決する力を身につける 大分高専 学習教育目標(E3)
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教育方法等
概要:
卒業研究で培った研究能力を基に,より専門的な研究に取り組み,システムデザイン能力,調査能力,データ解析力,論理的思考能力,問題解決能力,討論能力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,作文能力,自主学習能力,継続的研究能力などを総合的に身につける.
授業の進め方・方法:
特別研究Ⅰ担当教員の指導の下,自主的に研究を進める.
注意点:
(履修上の注意)
[1] この科目は学位申請における学習総まとめ科目に相当するが,学位申請手続きに関することはシラバスに記載していないので注意する.
[2] 評価項目(1)から(7)に関する学修・探求とその成果(論文)に対する成績評価の観点と基準(別紙)より,論文審査と発表審査,日常の研究への取り組み状況で評価する.論文審査等の各項目ともに60点以上の評価を得ることを合格の条件とする.中間発表会および特別研究Ⅰ審査発表会の評点は会に出席可能な複数名の専攻科担当教員の評点とする.また,研究への取組状況は,特別研究Ⅰ担当教員が評価する.なお,各個別の評点は,100点満点で採点するものとする.
(自学上の注意)
機械工学,都市・環境工学の基礎事項を復習しておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
4月:ガイダンス |
特別研究の手引きを参考にしたガイダンスにより,特別研究の概要を把握することができる.
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2週 |
4月:テーマ説明 |
特別研究のテーマについて,担当教員と話し合い,テーマの目的を把握することができる.
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3週 |
4月:研究課題の決定 |
担当教員が決定し,専攻副主任を中心に調整する.
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4週 |
4月:研究 |
指導教員と連携して積極的,主体的,継続的に研究を行うことができる.
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5週 |
5月:研究 |
同上
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6週 |
5月:研究 |
同上
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7週 |
5月:研究 |
同上
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8週 |
5月:研究 |
同上
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2ndQ |
9週 |
6月:研究 |
同上
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10週 |
6月:研究 |
同上
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11週 |
6月:研究 |
同上
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12週 |
6月:研究 |
同上
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13週 |
7月:研究 |
同上
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14週 |
7月:研究 |
同上
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15週 |
7月:研究 |
同上
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16週 |
7月:文献調査発表会 |
指導教員が指定した研究論文2編(外国語論文を含む)を熟読し,概要をまとめるとともに,複数の教員に対して口頭発表と質疑応答を行うことができる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
10月:研究 |
指導教員と連携して積極的,主体的,継続的に研究を行うことができる.
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2週 |
10月:研究 |
同上
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3週 |
10月:研究 |
同上
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4週 |
10月:研究 |
同上
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5週 |
11月:研究 |
同上
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6週 |
11月:研究 |
同上
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7週 |
11月:研究 |
同上
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8週 |
11月:研究 |
同上
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4thQ |
9週 |
12月:研究 |
同上
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10週 |
12月:研究 |
同上
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11週 |
12月:研究 |
同上
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12週 |
1月:研究 |
同上
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13週 |
1月:発表概要作成 |
A4用紙1枚の発表概要を作成することができる.
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14週 |
1月:発表概要作成 |
A4用紙1枚の発表概要を作成することができる.
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15週 |
1月:特別研究Ⅰ審査発表会 |
研究内容を他者に伝える技術を身につけることができる.研究の方向性や方法について他者の助言や批判により研究内容を充実させることができる.
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16週 |
2月:まとめ |
審査発表会で得た助言,批判について熟考し,今後の研究方針をまとめることができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間発表会 | 論文 | 審査発表会 | 取組状況 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 40 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 20 | 40 | 20 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |