概要:
学校や家庭や職場で用いられる情報の活用・発信の手段や、情報の処理・通信の技術の概要の理解と、活用・発信の初歩的技術の修得、情報セキュリティ及び活用・発信における個人の責任や対策の理解を目的とする。
授業の進め方・方法:
座学部分とパソコン演習部分がある。これらそれぞれの単独の週間勉強量ピークを下げるために、それそれ半分程度ずつ2、3週に分けることもある。
提示する課題に演習室等や自宅等で取り組むこと。
中学校での勉強を前提にせず情報について何も知らないという前提で授業を始めるが、一度説明した言葉は以降遠慮なく使用する。また、試験では説明や用語記述の設問も多いので、課題以外にも、普段から教材に目を通すなど復習をすること。
注意点:
課題は期限までに実施すること。授業日はそれまでの配布プリントも持参すること。
復習や課題をスマートにするためにもまず授業を大事にすること。 実力養成試験も課題もないがしろにしないこと。
総合評価の内訳は、最初の5週の情報セキュリティ等(課題も含む)が20%、前期末試験、実力養成試験、後期中間試験、学年末試験が各12%、小テストが16%、他の課題が16%である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
共通認証IDの使い方とパスワードの管理方法について実践的に学ぶ。 |
共通認証IDを使ってBlackboard Learnにログインできる。また教室の無線LANアクセスポイントに接続できる。
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2週 |
Office 365の利用上の注意点を学ぶ。 |
Office 365の利用上の注意点を理解し、確認テストをクリアする。
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3週 |
「情報社会」についてe-learning教材で予習し、グループワークを通じて理解を深める。 |
「情報社会」についてグループ毎に発表する。
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4週 |
「情報セキュリティ」についてe-learning教材で予習し、グループワークを通じて理解を深める。 |
「情報セキュリティ」についてグループ毎に発表する。
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5週 |
「情報社会と技術者」についてe-learning教材で予習し、グループワークを通じて理解を深める。 |
「情報社会と技術者」についてグループ毎に発表する。
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6週 |
授業計画等の説明、pdf化と提出方法の確認、タッチタイプ、情報の表し方(講1-1) |
この後の授業計画等の説明。ノートをpdf化し提出できる。ファイル、フォルダ、ファイル拡張子を説明できる。タッチタイプの利点を説明できる。情報やディジタルの特徴を理解し説明できる。
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7週 |
タッチタイプ、ワープロソフト演習、ネットワークの活用(講4-1)、ディジタル表現(講1-2) |
日本語の入力、修正、保存ができる。Web上で検索できる。2進数を10進数に直せる。
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8週 |
タッチタイプ、記号と名称、ディジタル表現(講1-2) |
キーボード上の記号と呼び名が分かる。ビットとバイト、接頭辞と値が分かる。10進数を2進数に直せる。文字コードを説明できる。テキスト形式とバイナリ形式、全角と半角を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
(前期中間試験は実施せず) |
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10週 |
タッチタイプ、表計算ソフト演習 |
数値や文字の入力、修正、読み込み・保存ができる。
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11週 |
タッチタイプ、ディジタル表現(講1-2) |
できるだけ手もとを見ずに入力練習ができる。音声のディジタル化や色の表現を理解し、量的な計算ができる。加法混色を説明できる。
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12週 |
表計算ソフト演習 |
数式を用いた簡単な集計ができる。集計関数を用いた簡単な集計ができる。
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13週 |
ディジタル表現(講1-2) |
静止画像と動画像のディジタル化を理解し、量的な計算ができる。減法混色を説明できる。ラスタとビットマップ、ペイントとドローを説明できる。可逆と非可逆圧縮を説明できる。
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14週 |
表計算ソフト演習 |
絶対参照を用いた簡単な集計ができる。
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15週 |
情報技術による社会の発展(講5-2)、コンピュータのしくみ(講1-3) |
電子メールのTO、CC、BCCを理解し説明できる。コンピュータの五大装置を説明できる。教科書の命令実行サイクルを追うことができる。基本ソフトと応用ソフト、GUIとCUIを理解し説明できる。
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16週 |
前期末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
前期末試験。試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
(後期初めに実力養成試験)実力養成試験の解答・解説、表計算ソフト演習 |
試験問題の解説.。集計関数を用いた簡単な集計ができる。
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2週 |
表計算ソフト演習 |
罫線のある作表ができる。
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3週 |
ネットワークのしくみ(講2-1) |
LANとWAN、集線装置とルータ、パケット交換を説明できる。TCP/IPの4階層の役割を説明できる。IPアドレスとドメイン名、名前解決を説明できる。
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4週 |
表計算ソフト演習 |
簡単なグラフ化ができる。
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5週 |
ネットワークのしくみ(講2-1) |
LAN、WAN、プロトコルを理解し説明ができる。ルータ、IPアドレス、ドメイン名、名前解決を理解し説明ができる。ベストエフォート型とギャランティ型を説明できる。
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6週 |
ワープロソフト演習 |
書式設定ができる。
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7週 |
ネットワークのしくみ(講2-1) |
Webページ閲覧でのサーバとのやり取りを理解できる。電子メールでのサーバのやり取りを理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験解答・解説、ワープロソフト演習 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。文字位置設定、文字修飾ができる。
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10週 |
情報システムとセキュリティ(講2-2) |
コンピュータウイルスやウイルス定義ファイルを説明できる。
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11週 |
表計算ソフト演習 |
数式で計算させてグラフ化ができる。
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12週 |
情報システムとセキュリティ(講2-2) |
ファイアウォール、ログ、バックアップを説明できる。 秘密鍵暗号と公開鍵暗号を理解し説明できる。ハイブリッド暗号を説明できる。
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13週 |
表計算ソフト演習 |
縦軸、横軸のあるグラフを作成できる。
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14週 |
コンピュータのしくみ(講1-3)、ディジタル表現(講1-2)、モデル化とシミュレーション(講3-3) |
RAMとROM、桁落ちと情報落ち、丸め誤差を理解し説明できる。2進数、10進数、16進数の間で正整数を書き直すことができる。式をオーダ記法で表せる。
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15週 |
ワープロソフト演習 |
表の入る文書を作成できる。
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16週 |
学年末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
学年末試験(後期中間試験以降の毎回の課題で評価)。試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前3,前5 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 前3,前5 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前2,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後6,後9,後11,後13,後15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | 前7,前8 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前15,後14 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前15,後5,後7 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 1 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1,前2,前4 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1,前2,前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1,前4,後10,後12 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1,前4,後10,後12 |