概要:
人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて,広い視野に立って,現代の社会と人間についての理解を深めさせ,倫理、政治・経済の基本的な問題について主体的に考え、公正に判断するとともに自ら人間としての在り方生き方について考える力の基礎を養い,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って基本事項の解説を行う。授業中にはアクティブラーニングを多用した授業を行う。小テスト・レポートの形でアクティブラーニングの成果を課す。4回の定期テストのほか、夏期長期休暇中に小論文を一本課し、社会科学における論述力を高める指導を行う。これらの作業が常時行われるので、積極的に授業内で発言をすること。
注意点:
1 教科書・資料集の指定された箇所を読んでおくこと。
2 ノートの指定箇所の穴埋めを必ず行うこと。宿題として出された論文を必ず書き終えること。
3 新聞・テレビなどの政治経済のニュースをよく聞き、理解出来るようにつとめること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球環境問題 |
地球環境問題について概要を理解する。
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2週 |
科学技術の発達と一人ひとりの生命 |
科学技術のもたらした恩恵と、その欠点について理解する。
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3週 |
高度情報社会、国際社会 |
高度情報化社会における利点と問題点を理解する。
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4週 |
青年期の意義 |
青年期について心理学者が述べたことを理解する。
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5週 |
自己形成の課題 |
青年期における発達課題について理解する。
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6週 |
現代社会における青年の生き方 |
現代社会における青年の生き方について、日本の風土を前提として考えることができる。
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7週 |
技術革新の進展 |
産業革命以降の技術革新についてその背景を理解する。
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8週 |
産業構造の変化 |
産業構造の変化とそれがもたらした社会構造の変化について理解する。
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2ndQ |
9週 |
企業のはたらき |
企業の社会的な機能について説明できるようになる。
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10週 |
市場経済のしくみ |
自由主義経済の仕組みを理解し、共産主義との違いを説明できるようになる。
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11週 |
政府の経済的役割と租税の意義 |
財政について理解出来るようになる。
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12週 |
金融機関のはたらき |
金融について、銀行・証券会社の機能を理解出来るようになる。
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13週 |
雇用と労働問題 |
雇用をめぐる現代的な問題を理解できる。
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14週 |
世界の経済体制の動向 |
グローバリゼーション化する世界経済の仕組みを理解する。
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15週 |
哲学とは何か |
ギリシャ哲学から中世スコラ哲学までの流れを理解出来る。
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16週 |
現代社会と哲学 |
中世以降の哲学と現代社会における政治哲学を理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
貿易の拡大と経済摩擦 |
グローバリゼーションの中で日本の企業が海外で果たした役割を理解出来る。
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2週 |
発展途上国の経済と南北問題 |
南北問題に代表される国家間の経済格差についてその仕組みを理解する。
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3週 |
現代の民主政治と私たちの生活 |
現代の民主政治の成り立ちについて、フランス革命以降の世界的な潮流を理解出来る。
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4週 |
民主政治における個人と国家 |
ホッブズ、ロック、ルソーの思想を理解し、国家のあり方について理解出来る。
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5週 |
基本的人権 |
「人権」の成り立ちについて、世界史的な立場から理解出来るようになる。
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6週 |
法の支配と立憲主義 |
法の支配、法治主義を理解し、立憲主義による近代憲法の成立を世界史的な視点から理解出来るようになる。
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7週 |
日本国憲法の基本原理:国民主権 |
明治憲法以降の日本の立件しについて理解し、日本国憲法の成り立ちを説明できるようになる。
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8週 |
日本国憲法の基本原理:基本的人権 |
日本国憲法が定める基本的人権(自由権、参政権、社会権)を理解出来るようになる。
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4thQ |
9週 |
日本国憲法の基本原理:平和主義と日本の安全 |
日本国憲法に記載されている高給平和主義を理解できるようになる。
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10週 |
基本的人権の保障と新しい人権 |
日本国憲法に明文化されていない「新しい人権」(環境権・プライバシーの権利)を理解出来るようになる。
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11週 |
裁判所と人権保障 |
司法権の仕組みと罪刑法定主義について理解出来るようになる。
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12週 |
国民主権と議会制民主主義 |
行政のしくみについて、積極説・消極説の違いを理解できるようになる。
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13週 |
内閣と行政の民主化 |
内閣の運営と地方行政について理解する。
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14週 |
地方自治と住民の福祉 |
地方自治における住民の役割と、地方自治体の活動を理解する。
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15週 |
世論形成と政治参加 |
マスコミュニケーションと世論形成、政治参加について理解出来るようになる。
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16週 |
主体的な市民として生きる |
これまでの授業を総括し、どのように「市民」として活動できるか考える。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 1 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 1 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 1 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 1 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 1 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 1 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 2 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 2 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 1 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 2 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 2 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 2 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 1 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 1 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 1 | |